子供に本を読んであげたことの効果
現在52歳。同級生が続々と53歳へとランクアップしていく中、3月生まれのおかげでまだまだ52歳が続く。
上の娘は23歳。辰年なので今年24歳。
生まれて直ぐに高熱、川崎病、リンパ管嚢腫と続き、4歳までに4回入院。
性格的にもほんっ〜とに育てにくい子供で、こっちは初めての子育て。江原さんの『スピリチュアル子育て』を読みながら毎日泣きながら必死でワンオペ。
軽度知的障害と診断を受けたのは17歳の時。この娘に関してのお話はものすごく長くなるのでやめときます(^^)
昨年8月15日終戦記念日に離婚して、上の娘と元夫が2人でそのまま家に。私は下の娘と二人で私の地元のアパートに。
上の娘は顔も中身もパパにそっくり。
下の娘は骨格から顔から中身から私とそっくり。この組み合わせで再出発をした。
一緒に暮らす娘は高校3年で大学受験に向けて勉強を、、、本人なりに頑張っている。
自分がやってないことをやれとは言わない
これが私のモットーなので、彼女に対して「勉強しなさい!」とは一度も言ったことは無い。私がしてなかったんだから。
言わなくても私が子供の時よりも確実に沢山勉強をしているし、負けず嫌い発揮で点数を落とさない。大したものだ。
魂の年齢が高いので、生まれた時から全く育ててる感がなかった。
意思表示の時しか泣かない。
よく飲む。よく眠る。喋るのも早い。
1歳の時には会話ができたほど。
家庭環境で彼女には辛い思いをさせてしまったが、引っ越してからは食いしばりも治りグッスリ眠れている。
とにかくグッスリ眠れることが何より大事
国語が得意で、勉強しなくても点数がいい。
天才肌ではなく努力の人だが、国語だけは目に見えた努力はしていない。
子育て中の皆様!
なぜ彼女は国語ができるのかとうと。
とにかく本が好きだったから!
1歳になったかならない頃、ひとりで歩けるくらいの頃。
自分で本を選んで「読んで!」と寝る前に必ず持ってきた。
ちょっと今日は疲れてて、、、
と言い訳したくても、可愛い顔で「読んで♡」と言われたら頑張って読んでやろうじゃないか!とヤル気を出す。
文字がない絵本を持ってきて「読んで!」の時は、自分で物語を作って読み聞かせる。
毎回同じことは言いたくない。しかもつまんないことも言いたくない。
地元の方言を交えつつ、しっかりオチもつけながら読むという高度なテクニックを使うので、毎回そうとう頭を使った。
今もその話をするけど
「あれ、わざとだよ。あんた(私の事)の話が面白くてわざとあの本を選んでたんさ(笑)」
ってことは。覚えてんの!そんな小さい時のこと!喜んでくれてたならば頑張った甲斐が有る。
幼稚園の時は自分で読めるようになって、いつも絵本を読んでいた。
相変わらず寝る前は私が読む。これまたアレンジを効かせないと満足しない。
「面白くない」などと言われたら私のプライドが許さない。子供だましの読み方をするとすぐ「ちゃんと読んで」と言ってくる。
彼女の「ちゃんと」は『面白く』という意味なので決して文字通りに読んではならない。笑わない。
普段もずっと喋っているので同じ歳の子供達よりもかなりな語彙力を持つことになった。
しかも私が【笑い】に関してだけは英才教育。私も娘も『天然』をもちあわせていないので『計算ずく』のボケとツッコミ。頭脳をフル回転させる。
これが国語の勉強が得意になった理由。
幼稚園~中学まで、個人懇談の時に担任の先生から必ず「ホントしっかりしてて友達の信頼も厚くて。どうやって育てたんですか?」と聞かれていた。
私の答えは
育ててないです。育てた覚えがないです。
産まれた瞬間から大人で、姉のこともお腹の中からちゃんと見ていて私を助けに来てくれた。性別を聞いてなかったから、取り出されて顔を見た瞬間「ご褒美だ」と思った。
「私にはまだまだ試練しか訪れない。きっと次は男の子で聞かない子なんだろうな」と悲観していたから。
もうすぐ成人、受験生の本好きだった彼女は余裕でYouTubeを見て笑っている(笑)
よく笑い、よく食べ、よく眠れ!
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