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耳鳴りの音

メニエール病と診断されて16年。
エマニエル夫人ならぬメニエール夫人‍( ≖ᴗ≖​)

小学生の頃の微かな「ピー」から始まり常にピー音と共に生きてきて36歳の時に突如、右耳に蓋がされたようになんの音も聞こえなくなった。その直後にグルグル(𖦹_𖦹)
その後
塞がった耳は蓋が取れたが「ザーザー」というテレビの砂嵐に変わった。
全く音が聞こえない訳ではないが、耳鳴りのザーザーがうるさくてたまらない。

耳鳴りって、人に聞いてもらえないからどんな音がどのくらいの音量でなっているのか説明ができない。
音が邪魔で眠れない。イヤホンで音楽聴いて誤魔化したり鍼を貼ったり色々やった。

耳鼻科にはもう全く行ってないから聴力検査はしていないけど、完全にかなり下がってるのはわかる。検査などせずともわかる。
左も多分僅かにピーくらいは鳴ってるんだろうけど、右がザーザーとピーが混ざったりして気づかないほど右がひどい。
そして、聞こえない。

ボソボソしゃべる人とか、声をひそめてしゃべる人等は全くもって何を言ってるか分からない。毎回「えっ?」って聞くのも悪いからと聞こえたふりで相槌打つと、どうやらこの反応は違うらしい。という場面が多々あった。

今では最初から「右耳聞こえないから左で喋って」と先に言っておくことにした。
「聞こえないの?そんなふうに見えないよね!」とド天然な発言をした友達がいる。
見た目で分からないから(笑)耳鳴りは( ¯ᵕ¯ )

体質改善しても耳鳴りは取れないということを知ってからはちょっと考える方向性を変えた。
それまではどうやって耳鳴りを治すかと「耳を治す」事を考えて、蜂の子サプリとかひまわりの種だとか耳鳴りが治るなんてサプリを色々試してみた。

色々とお金をかけてみた結果、耳鳴りがよくなることは無い。ならば。
この「耳鳴りちゃん」を受け入れてあげようと考えた。

卵巣嚢腫の時に、摘出した腫瘍を見てなんだか愛おしかった。痔核の手術の時も今までの自分の分身なわけだから、ちょっと寂しいみたいな不思議な気持ちだった‍www

「耳鳴りちゃん」は自分の身体の信号として体調の変化を教えてくれることに気がついた。
気圧や気候によって、忙しい日々、睡眠不足、イライラ、不安、不満等さまざまなストレスで耳鳴りの音が変わる。

体調が善くなったからと、自ら仕事を掛け持ちしたりして月に3日しか休まなかった時には久しぶりに塞がってしまった。
よく朝、洗濯物を干した時にぐるり(𖦹_𖦹)

あ〜やっぱきたかぁー。耳鳴りちゃんのサインをちゃんと聞いてあげなかったなぁ。と反省した。

スピリチュアルな意味でも耳が片方聞こえなくなったことに意味があるんだろうから、これも受けいれ愛おしむ。左は聞こえるんだし。どっちも聞こえなくなる前にここから学べることも新たにあるんだろうし。

カラオケの時はどうしても音が分からなくて悔しい時はあるけれど自己満でOK♬

グルグル目眩がしなければ元気に楽しく喋って笑って仕事もできて運動もできる。食べることも作ることも、全てが楽しい。

目眩に、耳鳴りに、聴力低下に学びながら自分が出来る事をいっぱいやって生きるぞ♡

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