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40代エンジニア転職活動の概要と時間軸イメージ

このブログは転職に苦労した40代エンジニアが記録を残すために書きました。ただの自己満足ですが、転職する人や求人をする人の苦労が減って、望む職に就くのに役立つと嬉しいです。
今すぐ会社を辞めたい人も、会社に残りたい人も参考になる情報だと思いますので最後までご覧ください。

おそらく転職をしたことが無い方は転職にどのくらいの期間と労傾がかかるかイメージが沸かないと思うので、まずは概要を書きます。参考になればと思います。

なお、著者の基本スペックは「著者プラフィール」参照。典型的な大手メーカーのエンジニアです。

第一期:書類選考が通らない①(2~3週間)

証明写真を撮って職務履歴書を作る
転職サイトに登録する
何件かエントリーを出す
全て書類で落ちる

40代ともなると職務履歴書作成が大変です。職務履歴が長くなるうえに昔のことなので忘れてたりあいまいだったりします。ただし、会社人生の振り返りとその記録の作成ができるので、転職しない人でもやってみることをおススメします。職務履歴書作成や転職サイト登録、キャリアアドバイザーとの面談(電話)など、最初に採用見送りの連絡が来るまで2~3週間かかりました。

第二期:書類選考が通らない②(1~2週間)

転職サイトを多数登録してみる
何件かエントリーを出す
全て書類で落ちる

けっこういい大学を出て、大手メーカーできちんと成果を上げてきたのに書類で落ちる。数を打てば当たるはずだから、応募件数を増やそう!と転職サイトを増やしました。特に求人の多そうな大手サイトを中心に登録。しかし、落ちる落ちる。この頃はこの世に自分の居場所はないのではないかと気分が極めて落ち込みました。また、転職サイトも色々なサービスがあり、掲示板のような情報掲載だけのサービスから転職エージェントがしっかり話を聞いてくれるものまでいろいろあることが分かりました。

第三期:書類選考が通らない③(1~2週間)

転職エージェントに職務履歴の相談をする
何件かエントリーを出す
全て書類で落ちる

10社以上書類選考で落ちて初めて職務履歴書がまずいことに気づきました。第三者の意見も踏まえて書類選考を通るための職務履歴書を作りなおしました。だいぶ良くなった職務履歴書を見て、なんで初めからこのようなことができなかったのだろう、既に志望度が高い所いくつも落ちたよ、と思いました。しかし、これでも通らない。

第四期:ようやく書類が通る(1週間)

自分で求人を探す
何件かエントリーを出す
全て通る

職務履歴書を変えても書類が通らないので違う作戦を考えました。応募が少ない求人は書類が通るだろう。逆に大手転職サイトに掲載がないや非東京の案件など、なるべく応募が少なそうな求人を探しました。企業HP等で自分で探すのは本当に大変ですが、その分応募も少なかったはずです。

第五期:面接が落ちない(1ヵ月)

3社同時に面接スタート
2社から内定、1社最終面接で転職活動終了

ようやく書類が通ったら面接に進みます。私の場合、面接は100%通りました。なぜここまで書類が通らなくて、ここまで面接が通るのかはよく分かりませんが、面接で心がけたこととしては退職理由と志望理由を表裏一体にするです。前職は〇〇が嫌で辞めたけど、御社は〇〇が良いので志望しましたと言った具合です。

よく転職サイトには書類通過率が〇%、面接通過率が〇%とか書いてありますが、あくまであれば何百人も見ている転職エージェントの意見です。応募者からすると落ちる時は10社連続でも20社連続でも落ちると思いますし、通る時は何社連続でも通ると思います。大事なのは同じ探し方で探した会社に同じ職務履歴書でエントリーし続けるのではなくて、落ちたら少し職務履歴を変えて見るとか、探し方を変えて見るとか小さなPDCAを回し続けることだと思いました。

以上です。全体としては2か月半かかりました。私の場合は実質無職だったので全時間を転職活動に充てられたことと、面接で落ちたことが無いので短く済みました。就業しながら転職する場合や、面接で落ちる場合はもっと長引くと思います。基本的には長期戦になります。今すぐ会社を辞めたい人は早めに準備してください。

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