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【大家族フォーサイス家】長男の名前の由来

大家族フォーサイス家のマミーです。
私は祖母から昔の時代の話を聞かされて育ったせいか、歴史が好きです。古典も好きです。

祖母のおかげで、私は「あいうえお表」を覚える前に「いろは歌」を覚え、「百人一首」で遊び、中学高校時代の古文の授業では、楽をさせてもらいました。おまけに毎朝、仏壇の前でお経を唱える祖母の横にくっついていた私は、自然にお経も覚えました。(長男・有間もお経が読めます)

こんな感じで私は昔の話が好きなので、子供たちに何となく昔っぽい名前をつけました。特に長男の名前は、孝徳天皇の皇子、有間皇子(658年没)からつけました。大昔の名前です。(有馬ではなく、有です)

長男の名前は、日本語で「有間 アーサー ドレイトン」
英語では "Arima Arthur Drayton" です。

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Arthur Draytonという名前は、オーストラリアの作家Arthur Hoey Davis(1868-1935)にちなんでつけました。(ペンネームはSteele Rudd)
この人が生まれた街の名前がDraytonなのです。なぜ長男にArthur Hoey Davisの名前をつけたかというと、実はこの作家、有間の曾祖母の叔父にあたります。

Arthur Hoey Davisはオーストラリアの開拓時代の農民の過酷な生活をベースに自分の家族を登場人物にしてストーリーを作りました。その作品は、ユーモアをふんだんに取り入れられ、明るい話が多いことが特徴です。特に1930-40年代に注目を集め、ラジオドラマとして全国に放送され、映画にもなりました。お話の中には有間の曾祖母も登場していました。

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長女の伊織が生まれた1989年の6月に有間達の曾祖母は亡くなりました。伊織の父親のジム・フォーサイスは伊織の誕生と祖母の亡くなった時が重なってしまい祖母の死に目にも会えず、お葬式にも参列できず悲しんでいましたが、その日の新聞に「オーストラリアを代表する作家Arthur Hoey Davisの姪が亡くなりました。彼女は生存していた最後の登場人物でした。」という見出しの祖母の写真入りの記事を見つけ、嬉しそうに私に見せてくれました。

私はその時に初めてArthur Hoey Davisを知ったのですが、昔好きの私は、ご先祖様にこのような著名な人物がいる家系に入れたことに感動してしまいました。

Arima Arthur Draytonという名前は、「ウチの長男はオーストラリアの大作家、Arthur Hoey Davisの子孫です」と世間に知らせる意味もあり、この名前を私は誇りに思っています。

そんな長男・有間の動画もYouTubeで出していますので、是非ご覧ください


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