Brand 戦略の構築
□はじめに
最近 Branding について考える機会が多々あったので纏めてみました。
一読いただくことで、基礎となる考え方や、社内でブランドについて議論するためのフレームワークを習得いただけます。
以前オンラインで受けたこちらの授業をベースにして記載をしております!
□Branding において常に心に留めておく頃
自社や自己のブランドを確立するためには常に下記の事項を念頭に入れておく必要があります。
・Brand を際立たせるためには、一貫性(メッセージやカラー)、約束したサービスなどを届けることが必要である。
・ブランドを管理する人間は、ユーザとの全ての接点において一貫したイメージを与えられているかを意識する必要がある。
・時間ともに人がどのように思うのかをマネージしていくことが大切。
・ブランドは結局個人との関係になっていくので、非常に主観的であるが、ブランドが果たすべき約束をを守っていくことで育まれていく。
□ブランド構築の戦略
ここからは、実際にブランドを構築するためにどういったフレームワークで考えていけばいいのかを纏めます。
まず手始めに検討をはじめなければ行けないのが Young and Rubicam brand asset valuator にて唱えられている下記の4つの要素です。
□Brandを構築するにあたってまず検討すべきこと。
1. Differentiation
2. Relevance
3. Esteem
4. Knowledge
以前の記事で詳細を記載しているので、今回は詳細の記載を割愛させていただきます。
ここからは、Differentiation 他のブランドと以下に差異を生み出していくかそれを検討していくためのフレームワークをご紹介していきます。
まず、差異を検討するために Positioning statement を検討してみましょう。
検討のためには以下の4つの要素を検討して、フォーマットに沿って記載をしてみましょう。
□Positioning statement 検討のために
1. Target(who do we want to attract)
2. Frame of reference(who are we competing against?)
3. Point of difference(In what ways are we different as a brand)
4. Reasons to believe(what is the consumer going to believe what we say)
(日本語訳)
1. ターゲット(ブランドで魅了したい顧客は?)
2. フレームオブリファレンス(競合となる相手は?)
3. 差別化のポイントは(どのポイントにおいて異なるのか?)
4. 3を信じる理由(顧客が信じてくれる理由となるもの)
□Positioning statement のフォーマット
"For; target segment and need, our, brand is(concept/frame of reference), that (point of difference), because reasons to believe."
(日本語訳)
ターゲットセグメントのニーズに対して、このブランドが提供する具体的なものは何か。そしてどんな感情的な価値をもたらすか。そしてそのように信じる理由は何か。
※注意すべき点は、各要素は非常に短い文章で端的に記載されるべき。(だいたい4から5行)
ターゲットについては、自社で明確に設定をできると思いますので、ここからはフレームオブリファレンス(競合となる相手は?)をどう設定していくべきかを説明いたします。
ここからは次のノートにまとめてきます。
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