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わたしの大好きな器「Ruska」の話

みなさんこんにちは、hatsuと申します!
この頃めっきり寒くなってきましたね~!今年はあまり秋という感じがしないまま、もう冬になってしまったな~と感じているのは私だけでしょうか…
とはいえ、noteでは「芸術の秋」や「読書の秋」などのタグが盛り上がっていたので、私も少し秋気分を味わうことが出来ました😌

さて、今回は「#買ってよかったもの」というタグを見つけたので、私の好きな器ARABIA社の「Ruska」について書いていこうと思います!

01. そもそもARABIA社って?

ARABIA社とは、フィンランドを代表する陶磁器のブランドです。
といわれると、全然知らないやと思われる方もいるかもしれませんが、インスタなどでご飯系アカウントをよく覗かれる方などはきっとどこかで一度くらいARABIA社の器を見たことがあるんじゃないかなと思います。

公式Instagram
https://www.instagram.com/arabiaofficial_japan/?hl=ja


その中でも、普段あまりヴィンテージ食器や北欧雑貨に興味がない方でも一番見たことがありそうなのは、ちょっと不思議な植物の模様が大胆に描かれた「パラティッシ」シリーズかなと思います。
いかにも一度見たら印象に残りそうな気がしませんか…?😏

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このパラティッシシリーズは、1969年から現在まで愛し続けられているARABIA社を代表するシリーズの一つです。上から見たときの鮮やかさと大胆な模様が素敵ですよね…!(「楽園」をイメージしたデザインなのだそう!)ちなみに、インスタで検索してみたところ8万件以上の投稿がありました!

このシリーズを見ても思うのですが、青や紫などの器は料理にはあまりない色彩を補ってくれるので、食卓が楽しくなる気がしませんか?(私はスープボウルや平皿、小鉢など青色の器を割と好きで使っているな〜と最近気が付きました)

さて、つい前置きが長くなりましたが、このパラティッシシリーズと同じく1960年代に生まれたのが、今回の主役、私の大好きな器「Ruska」になります。

02.「Ruska」ってどんな器なの?


Ruskaとは、1960年代から約40年ほどARABIA社で製造され、フィンランドの一般家庭でも広く愛されていたシリーズです。
土っぽい厚みのあるシルエットと褐色やこげ茶色など一枚一枚少しづつ釉薬によって見え方の違う色味が温かみのある印象です。ちなみに、このシリーズの名前の「Ruska」はフィンランド語で「紅葉」を表すのだそう…!初めてRuskaに出会ったお店の店主さんにそう教えてもらったとき、ピッタリの名前だな~と思ったことをよく覚えています。ひとつひとつ表情の違う器を見て「紅葉」と名前を付ける感性が素敵だなぁと思います…!

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↑よく見るとまだら模様や波みたいな模様だったり、逆に模様がほぼなくてマットな質感だったり、色の出方も個性的で、見るだけでワクワクします…!

03. 実は使い勝手もいいんです!

Ruskaの魅力といえば、個人的には使い勝手の良さかなと思っています。朝ご飯でも、夜ご飯でも、おやつでも。シーンを選ばずに使えて、スイーツから煮物まで似合っちゃうので、私は器に迷うとついRuskaを使ってしまいます…!
これまた初めてルスカを購入したとき、隣で同じくお皿を見ていたご婦人に「意外だと思うかもしれないけど、このお皿和食に合うのよ」と言われて、最初はほんとかな?と思ったりもしたけれど、これが本当に合っちゃうのでRuskaサマサマという感じです😌

あと、このシリーズは適度に厚みがあって軽すぎないので、使っていてヒヤヒヤしないところも個人的には有難いな~と思っています。
また、しっかり耐熱のお皿なのでオーブンにも使えて、特にこれからの季節はグラタンなどオーブンで焼く系のものにも大活躍です!

1人暮らしをして数年、今も自炊が楽しいのは好きな器があるからも大きいのかなと思ったりします。

04. ひっくりかえしてわくわくする話


多くの食器にブランドや作家さんのサインが入っているように、ARABIAにも器の裏にバックスタンプが入っています。これは時代によってデザインが異なるそうで、図柄によって作られた年代が分かったりするのは少しワクワクしませんか?

ということで、うちにあるRuskaもひっくり返してみたところ、4枚中綺麗に残っているのは1枚だけでした。(他のはかすれていたり、消えてしまっていたり…)
なんでもRuskaはバックスタンプが消えやすく、すでに消えてしまっているものが多いのだそう。なので、洗う時だけは注意が必要です!

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調べてみたところ、1981年以降のものっぽく見えます、、Ruskaは1990年後半まで製造されていたそうなので、シリーズ内でも後期に作られたもののようです…!


05. さいごに

このnoteを書きながらよく考えてみると、ルスカの語源や実は和食に合うこと、バックスタンプの話など、ヴィンテージを取り扱っているお店の店主さんやお客さんから教わったことが多いなと思います。
最近はネットで簡単になんでも手に入ってしまうし、コロナ禍で私自身お店で物を買うということが減ったのですが、お店に行くからこその出会いや愉しみも沢山あるなぁと考えさせられました。

以前関西に住んでいたころは、京都や神戸のお店に行ったりしたのですが、引っ越しをしてからはあまり積極的にお出かけが出来ずにいたので、来年こそは色々探検したいな~と思います!

では、最後まで読んでくださりありがとうございました!


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