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配信やオンライン会議で使えるアバターアプリ【2024年版】

皆さんこんにちは。デザイナーの4009_waterです。
オンライン会議でレクリエーションや勉強会などをやっていると、VTuberみたいにアバター化できたら演出の幅も広がるのに…と思うことがあります。今回はそんなシーンで使えるアバターアプリをご紹介します。


やってみたこと

まぁ、こんな感じの実況風レクチャー動画をやってみました。
男女のキャラクターの掛け合いにアバターアプリを用いています。

動画はそのうちお披露目します。。。

アバター化の流れ
1.Webカメラで人の動きを取り込む
2.アバターアプリで1の動きをアバターに反映する
3.2の映像を会議・配信アプリに出力する(仮想カメラ)

アプリの選定ポイント
・Meet/Zoom/OBS Studioなどの会議・配信アプリと連携できる
・Windows/Macの両方で使える
・基本的に無料で使えて商用利用できる
・サンプルアバター/自作アバター両方が使える

数字はランキングではありません。


1. NICE CAMERA

背景にスライドを投影できたりとプレゼンに特化したアバターアプリ。顔の動きや音声を認識しアバターに反映。キーボードによる身振り手振り操作も可能。グラフィックも綺麗で上半身を用いた解説動画などにオススメ。

■特徴
・顔の表情や動きをトラッキング
・音声によるリップシンク
・フリープランのサンプルアバターは13種類(人7/動物6)
・自作アバター利用可(VRM/Live2D形式 フリープランは1体まで)
・仮想カメラ同梱(NICE CAMERA)
・ユーザー登録必要
・フリープラン0円(透かし等制限あり)/プレミアムプラン月額550円
 ※商用利用、法人利用は別契約

■使い方
NICE CAMERAヘルプガイド
NICE CAMERAをMeet・Zoomで使用する方法


2. VTube Studio

動きのパラメーターを細かく調整できてOBS Studioなどの配信アプリとの連携がカンタンでVTuberに人気。基本的には2Dグラフィックに特化しており、Live2D形式のアバターが利用できる。

■特徴
・顔の表情や動き、手の動きをトラッキング
・音声によるリップシンク
・サンプルアバターは5種類(人2/猫2/犬1)
・自作アバター利用可(Live2D形式)
・仮想カメラ同封(VTube Studio Cam)
・ユーザー登録必要
・基本無料(ミニキャラの透かしあり。1520円のDLC購入で削除)
 ※商用利用は3,000円のPro版、法人利用は別契約

■使い方
Vtube Studioの使い方・設定方法を徹底解説
Vtube StudioをGoogle Meet・Zoomで使用する方法


3. Adobe Character Animator

Adobeがリリースしているアプリ。Photoshopで作成したキャラクターを読み込めるのが嬉しい。顔の表情や動きだけでなく体の動きを全身トラッキングし録画やライブストリーミングすることも可能。

■特徴
・顔の表情や動き、全身の動きをトラッキング
・音声によるリップシンク
・サンプルキャラクターあり(23スタイル+カスタム)
・自作キャラクター利用可(PhotoshopやIllustratorファイルの読み込み)
・仮想カメラ同梱なし
・Adobe CCコンプリートプランユーザーは無料(単品購入不可)

■使い方
【Vtuberに最適】Adobe Character Animatorとは?
・MeetやZoomで使うには仮想カメラNDI Toolsをインストール
 NDI Webcam(Win)または、NDI Virtual Input(Mac)を起動
 →こちらの「NDI Toolsのインストール」を参照

■キャラの作り方
キャラクターの作り方(Face Tracking)
キャラクターの作り方(Body Tracking)動画
キャラクターの作り方(body Tracking)記事
キャラクターテンプレート


おまけ

MeetやZoomなどの会議ツールのほかに、動画サイトにライブ配信したり、実況動画をやる場合は配信アプリを使うのが便利です。有名なものとして「OBS Studio」という無料ツールがあるのでチェックしてみてください。

【図解】やさしいOBS Studioの使い方。ゲーム配信者のための設定ガイド


まとめ

いかがでしたか?
まずはサンプルアバターを使っていろいろ遊んで慣れてきたら

👦VRMやLive2D形式の本格的なアバターを使いたい人
 ⇒NICE CAMERA または VTube Studio
👩Photoshop等でデザインしたキャラクターを使いたい人
 ⇒Adobe Character Animator

という基準で自分にぴったりなアプリを選択していくと良いでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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