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WEBデザイナーの学習記録『ブランディング&マーケティング』#01-Introduction-
株式会社フォークでWEBデザイナーをしているoyamadaと申します。
私ごとですが、今期の社内の個人目標で、
ブランディング&マーケティングの勉強会の開催する!を設定、
只今、絶賛勉強中ですので、しばらくこちらのnoteでも、
ブランディングとマーケティングの学習記録として、
まとめを投稿していきたいと思っております(*^_^*)
まずは、基本的な用語や知識を理解するところからはじめて、
思考の整理に役立つフレームワークを使って
既に世に出ているブランドにあてはめて分析してみたり、
自分の購買体験からカスタマージャーニーを考えてみたりしようと思っています。
-Introduction-
学習しようと思ったきっかけ
普段は主に受託案件のWEBデザインの業務をおこなっていますが、
2年前に、所属しているユニットで自社サービスを立ち上げる企画に
デザイナーとして参加したことがきっかけでした。
その時、ほとんど何も決まってない状態からサービスを立ち上げることを経験させていただき、ブランディングに関しての理解が全然曖昧だったな。。。ということに気がつきました。
ブランディングが曖昧だと、マーケティングも効果が発揮しづらいことも感じました。デザインも作りづらかったなと感じました。
その時の反省点を活かし、
今後はしっかりとブランディングのフェーズに時間をかけて
より良いサービスや商品を世の中に届けられるように
そして、意図した目的に最適なデザインができるようになりたい!
そう思いつつも、やりたいこと、やるべきことは日々沢山!
優先順位を考慮して、まずは業務直結のFigmaや
動画制作に必要なAEなどの知識や操作の習得を優先し取り組み、
ようやく2年後しでブランディングやマーケティングに関してしっかり学習しようとタイミングが回ってきました。
以前から気になっていたブランディングやマーケティングが学べる
女性専用のオンラインスクールにもプライベートで入会し、只今、基本的なところから楽しみながら勉強中です~
学んだ後のビジョンや目標
![](https://assets.st-note.com/img/1658455267150-85zZTQI5Ux.png)
中長期的な目標は、企画・戦略立案から関わって、コンサルタント的に動けるデザイナーになる!と、夢は自由に大きく持ち、
直近の目標としては、ブランディングやマーケティングの重要性を説明することができ、クライアントやプロジェクトメンバー間でファシリテーターとして動けることを目指しています。
ブランディングやマーケティングの理解が深まれば、
受託のデザイン業務においても『目的が達成されやすい』デザインを作ることに繋がることが期待できると思っています。
なぜなら、商業デザインの目的のほとんどが“最終的に何らかの商品やサービスの購入につなげること”であり、
ブランディングやマーケティング領域で考えることになる
ユーザーや消費者の購買行動、インサイト(隠れた心理)の理解に繋がり、より、企画や戦略の意図を反映したデザインを設計することができるようになると思っているからです。
慣れない専門用語がたくさん出てきて、最初はとっつきにくい印象があるかもしれませんが、ユーザーの行動や心理を考えるのが面白いなと感じたり、
思考法や言語化のトレーニングにもなり、デザインのコンセプトを上手く表現したりすることにも繋がりそうだなと思って取り組んでいます。
【今後の目標】
●受託案件のブランディングやマーケティング戦略の意図の理解が深まる
●企画・戦略段階から関わることができる
●自社サービスの提案ができるようになる
![](https://assets.st-note.com/img/1658456211269-9cQFajQCWj.png)
#01 「ブランディング」と「マーケティング」の役割と違いを整理
それでは、まずは「ブランディング」と「マーケティング」の役割の整理から。この2つ、意外と境目が分かりにくいと感じませんでしたか?
正直、私は2つが完全にごっちゃになっておりました。。。
ブランディングとは?
まずはじめに、「ブランド」とは、目に見えるものではなく、人の頭の中のイメージのこと。
「ブランディング」は、企業や商品の価値を明確にし、消費者・顧客のブランドイメージを意図したものに一致させるための活動のこと。
ブランディングで、ブランドの不変的もしくは中長期的なコアな部分を作っていきます。
商品やサービスとしてのブランドが世の中でどうあるべきか(Being)を考えることが主なブランディングの役割です。
![](https://assets.st-note.com/img/1658391162497-NeQnZWO1YP.png?width=1200)
状況や担当者にもよると思うのですが、ブランディングの具体的な進め方として、大きく3つのステップでまとめられたものが分かりやすかったので、参考として引用させていただきます。
STEP1:現状分析
ブランドの“今”を把握する。数ヶ月かけても丁寧に調査することが大切。
自社の思い込みだけで進めずに客観的な視点をできるだけ取り入れる
<方法>
・現地視察や社内、顧客、取引先などの調査
・今のブランドの資産を棚卸し
STEP2:ブランドアイデンティティ構築
分析を踏まえて、ペルソナ設定やブランディングの価値や世界観を固めて、ブランドの“らしさ”を定める。
<方法>
・ブランド理念、ミッションや顧客提供価値(バリュー)の設定
・ブランドを象徴するペルソナ像の設定
・ターゲットの行動や心理を理解するためのカスタマージャーニー作成
STEP3:浸透
ブランドアイデンティティをベースにしてビジュアルなどのクリエイティブに落とし込んでいく。
<方法>
・ブランドのネーミングの決定
・ブランドステートメント
・ブランドメッセージ(タグライン)、スローガンなど
※会社や職場、担当者によっては、浸透のテキストで表現する部分までをSTEP2に含めてブランドアイデンティティ構築に入れて考える場合もあるよう。
マーケティングとは?
一方、「マーケティング」とは、顧客ニーズを把握し、それを満たす商品やサービスを提供することによって、効率的に販売や利用促進を促す仕組みをつくる一連の活動の総称のこと。
ブランディングが“どうあるべきか(Being)”に対して、マーケティングは、売るための戦略を目的として、実際に施策を実行する(Doing)といえます。
![](https://assets.st-note.com/img/1658391382513-BtQc7aiH8o.png?width=1200)
マーケティングと言われる仕事の範囲は広く、調べてみたところ、以下のように多岐にわたります。
<マーケティングの仕事内容>
商品企画・サービス開発
営業・販売促進
市場調査・分析
広告宣伝:マスプロモーション
Webマーケティング・デジタルマーケティング
ブランディングとマーケティングの関係性は?
さらに、2つの関係性が分かりやすく図式化されている
「ゴールデンサークル理論」というフレームに当てはめた考え方が
参考サイトにありましたのでご紹介。
Why(なぜそうするのか)=ブランディング
How(どうやるのか)・What(何をやるか)=マーケティング戦略
![](https://assets.st-note.com/img/1658395802738-7pTJ68EYta.png?width=1200)
物事の本質であるブランディングが起点となって、外側にあるマーケティングはブランディングから広がって作られているという関係性がイメージしやすいですね。
タグラインとキャッチコピー
ところで、私が混同していたものがもう一つありまして、それは「ブランドメッセージ(タグライン)」と「キャッチコピー」でした。
ブランドメッセージ(タグライン)は企業やブランドの持つ価値を伝えるための短い言葉で、ブランディング目的で作られます。
キャッチコピーは見込み客(潜在顧客)の心を掴むための宣伝文句で、商品やサービスへの興味を喚起し購買を促す役割なので、マーケティング目的とのこと。
なので、極端で雑な言いまわしになってしまいますが、
ブランドメッセージ(タグライン)はブランドのあり方を変えない限りずっと使いづつける言葉であり、一方で、キャッチコピーはターゲットの顧客や時代に合わせて随時変えていくといった言葉であるという、一見似ているようで、役割が全く違ったのです!
まとめ
『ブランド』とは、
消費者・顧客が頭の中に作り上げた「イメージ」のこと
『ブランディング』とは、
・企業や商品の価値自体を高めて、相手の頭の中に「いいイメージ」を作るための活動のこと。
・企業や商品の目的とは何か、どうあるべきか(Being)という根本を考えること。企業で言えば、理念(ミッション・ビジョン)にあたる。
・意義や考え方などのWhy(なぜやるのか)にあたる。
『マーケティング』とは、
・売るための活動のこと。企業や商品の価値をどうやってターゲットに伝えるかという方法。市場をつくり、企業や商品の価値をより多くの人々に届けるのがマーケティングの役割。
・目的を達成するために、どうすべきか(Doing)どうやって売るか、どうやって顧客に届けるか。
・Why(なぜ)に伴って、何をどうやっての手段・手法How(どうやるか)にあたる。
今回は、ブランディングとマーケティングの役割と違いの整理からまとめてみました。
学習を続けながら、引き続きまとめていく予定ですので、
ご興味のある方は、また見に来てください~
それでは、お読み頂き、どうもありがとうございました。
参考&引用元サイト
さらに詳しい内容を知りたい方は、以下の参考&引用元サイトを御覧になってみてください。
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