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平均達成率80%を支えるキュレーター、For Goodのプロジェクトを成功に導く秘訣とは。

社会をより良くするプロジェクトに特化した、掲載手数料0円のクラウドファンディングFor Good。
For Goodの全ての実行者が「クラウドファンディングに挑戦してよかった」と思えるように丁寧に伴走するキュレーター部門のリーダーの崎濱花鈴さんに話を伺いました。

名前:崎濱花鈴
配属部署:キュレーター部門
出身学部: 人文社会学部
趣味::猫と遊ぶ、温泉
興味のある社会課題: おからのフードロス問題、子どもの貧困問題、その他沖縄を取り巻く諸問題


若手が最前線で活躍できる、For Good

崎濱さんはFor Goodに入った当初と比べて、どのような変化を感じますか? サービス開始から1年が経って、For Goodを使ってくださる人が本当に多くなったことを日々実感します。
当初はチーム全員が「多くの方々を支えられるプラットフォームになるため、とりあえず安定した事業基盤を作らないと」と必死でした。
今でもそうですが、「For Goodでプロジェクトをやりたい!」と申し込んでくれる1件1件がとても嬉しかったです。

この1年で整えるというフェーズから、「私達がどういう人にプロジェクトをやって欲しいのか?」「For Goodとしてどういうプロジェクトを後押しして、よりよい社会づくりをしていくべきなのか?」を、より深く考えられる段階になったと感じています。

もともとはどのような社会課題に興味を持っていたのですか?
元々、フードロスの問題に学生時代から興味を持っていて、これは私の地元愛が大きく影響していると思います。
私は沖縄出身で「沖縄の文化や人柄、自然」が大好きだったので、沖縄という島を豊かにするために何かできることはないか?ということを常に考えていました。
ある時、沖縄の第一次産業・第二次産業の人たちと交流する機会があり、その中でお豆腐屋さんがおからの廃棄に困っているという話を耳にしたのです。その話を聞いた私は、この問題を解決することで沖縄の人々や環境をより豊かなものにしたいと考え、身近なフードロス問題の解決に真剣に取り組むようになりました。
沖縄をより豊かな島にするためにフードロスの問題に触れたのが、社会課題に興味を持ったキッカケですね!

おからを使った製品でビジネスコンテストで受賞

For Goodで働くことになった経緯を教えてください。
前職では株式会社ボーダレス・ジャパンのOEM事業に所属していました。
そこでは、経験値がはるかに上の方と働く機会が多く、先輩が考える正解に少しでも近づくために、働いている感覚がありました。
元々フードロス問題の新事業を立ち上げたいと思っていた私は、誰かの正解を探し求めるのではなく、自分で道を切り開いていく力をつけたいと考えました。そんな違和感を抱えている時にFor Goodと出会いました。

For Goodでは同世代のメンバーが課題を解決するために試行錯誤し、力を合わせて事業を作っていくという姿がすごく印象的でした。
自分で考えて、自分の力で解決していくというエネルギーを感じることができたので、For Goodで働くことを決めました。

実行者を一番応援する存在でありたい

崎濱さんはFor Goodではどのような役割を担っているのですか?
今はキュレーターというプロジェクトを立てた実行者さんの伴走役となる役割を担っています。
「どうやったら実行者さんのプロジェクトが社会に広がっていくのか」「どうやったら実行者さんが心身ともに負担なくプロジェクトを進めていけるのか」を考えて、サポートする役割です!

キュレーターは実行者さんと直接関わるので、私が失礼なことをしてしまえば、For Goodの信頼を失ってしまう可能性もあります。
だからこそ伴走をするときには実行者さん一人ひとりの悩みや不安を丁寧に解決することを意識していました。
ミーティングでは、「実行者さんの不安をすべて解決してあげたい!」という心持ちで臨んでいることで、より信頼感のある関係につながっていると思います。

For Goodのサービスの中核とも考えられる、「キュレーター」として伴走する中で求められることは何ですか?
目の前にいる実行者さんやそのプロジェクトを心から応援することが一番大事だと思います。
キュレーターがプロジェクトを理解できないと実行者さんの想いも伝わらないですし、なかなか成功には繋がらないと思うんですよね。
だからこそ、実行者さんのやりたいことや作りたい社会をちゃんと理解しようとする姿勢があると、実行者さんにも心を開いてもらいやすくなると思います。

また、伴走の中で実行者さん一人ひとりに合ったリアクションをするというスキルもキュレーターには必要だと思います。
実行者さんの人柄や考え方、熱意、年齢などを読み取って「この方はどういう反応や説明をするのが一番理解しやすいか」を考えながら伴走することを常に心がけています。

常に暖かい笑顔で実行者さんに向き合う崎濱さん

キュレーターとして、印象に残っているプロジェクトはありますか?
沖縄の貧困問題に取り組まれているRichHeartさんのプロジェクトですね。
課題意識がとても近く、心から共感したので、私から「クラウドファンディングをやってみませんか」と声をかけさせていただきました。

実際にプロジェクトが進んでからは、本業と並走できるのかを悩まれていたので、私自身がクラウドファンディングに挑戦した経験を活かして、どうやって時間配分して、両立していたのかを具体的にアドバイスしました。
また、停滞期間に入ると支援とともにモチベーションも変動があったり、プロジェクトにさまざまな意見が寄せられたりと悩まれることもありました。
そんな時は、集まっている支援をデータで分析して共有したり、応援コメントを一緒に振り返って、モチベーションを最後まで保てるようにキュレートさせていただきました。

掲載後に、「崎濱さんに声をかけてもらえて、同じ気持ちで伴走してくれると感じたのでクラウドファンディングに挑戦しようと思った。最終的にはやってよかった!」と言っていただけて、キュレーター冥利に尽きると思いました。

今までキュレーターをやっていたわけではないと思いますが、どのようにスキルアップをしているのですか?
最初の方は色々なプロジェクトに関わっていくというよりも、一つのプロジェクトに対して丁寧に関わっていくことが、経験値の向上に繋がると感じていました。
とは言っても当時は、キュレーターの経験がなかったので、メンバーが実行者さんと面談をしたりコミュニケーションをとっている場に積極的に同席をして、メンバーが使っている言葉を真似しながら、我武者羅に向き合っていました。

崎濱さんはキュレーターのリーダーを担われていますが、どのようにしてキュレーター全体のクオリティを保っていますか?
毎日キュレーターMTGの中ですべての実行者さんの状況を確認しています。
実行者さんのさまざまなケースに合わせて、どう対応するべきなのかをアドバイスして、チーム内でノウハウを貯められるようにしています。

他には、お互いのMTGに同席して、キュレーターが一定のクオリティで伴走できているのかをチェックし合います。
実行者さんへの話し方や使う言葉もとても大事なポイントなので、気になったことは指摘し合い、サービスのブラッシュアップをしています。

キュレーターのあり方がFor Goodの評価につながると、リーダーとして責任感を持って仕事に取り組んでいます。
そのため、最初から最後まで全力で向き合えているか、他のキュレーターの担当でも自分に何かできることはないかと常に考えるようにしています。

「次も崎濱さんに担当してもらいたい」

For Goodのやりがいはどこにありますか?
やっぱり一番嬉しいのは、プロジェクトが目標達成した時ですね。
実行者さんが目指していることがみんなにちゃんと届いて、支援や認知といった形で結果になることはものすごい達成感があります。

中でもプロジェクトが終了した後のヒアリングの中で「崎濱さんのサポートが嬉しかった!」「次も崎濱さんに伴走してほしい!」って言われると、キュレーターだからこそのやりがいや楽しさが味わえると感じました!

あとは、For Goodの一員として、以前より圧倒的に多くのプロジェクト自体が社会に認められてきていることもやりがいになっています。
例えばプロジェクトが普段見ているメディアに載っていたり、SNSで取り上げられていたりすると、For Goodを通して、この人の良さが伝わっているんだということを実感させられ、私自身のモチベーションにも繋がります!

崎濱さんが担当した実行者さんの満足度は、9割を超えている方が多いと伺いました!キュレーターにはどんな人が合っていると思いますか?
特に第一印象が明るく元気な人は実行者さんとも打ち解けやすく、キュレーターにすごく合っていると思いますね!
人と喋るのが好きだったり、笑顔で接することが自然にできる人は向いていると感じますね。
他には、数字やロジックをもとに説明するのが上手な人ですね!信頼感のある伴走ができるので、実行者さんに頼ってもらいやすくなると思います。
これまでのお仕事とかで数字やロジックをもとに業務をしてきたという人はキュレーターという業務が物凄く楽しいと思います。

これからどんどん事業拡大をしていくFor Goodで、どんな方と一緒に働きたいと思いますか?
一番は、社会課題に興味がある方ですね。
社会をより良くしたいと思っているけど、自分はどういうふうな活動をしたらいいのかわからないという方や社会のために行動している人を支えていきたいと考えている方はFor Goodで力を発揮できると思います。
社会課題に取り組む人を増やしたいと思っているなら、For Goodでは色々な社会問題を知ることができるので、すごく楽しいと思います!

最後に、For Goodの活動が気になっている方に向けて一言お願いします!
社会のために一歩踏み出すためにはどうしたらいいのかな?という風に悩んでいる人はぜひFor Goodにジョインしていただきたら嬉しいです!
私達For Goodは今も色々なことを模索しながらではありますが、若いメンバーで楽しくやっておりますので、楽しく、明るく働きたいなと思っている方はぜひお待ちしております!


For Goodでは一緒に働く仲間を募集しております。
少しでも気になった方は詳しい情報をご覧ください!

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