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芝生の庭でも本が読める 江戸川区角野栄子児童文学館(愛称:魔法の文学館)
江戸川区角野栄子児童文学館(愛称:魔法の文学館)に行ってきました。
2023年11月にオープンしてすぐに行きたかったのですが、抽選で予約が取れないという話もあって、申込まないまま半年が過ぎてしまいました。
チケット(入場券)の申込みは、公式ホームページから予約できます。ネットからは日時の予約のみで、当日、窓口で支払いです。
当日空きがある場合は予約なしで入れますが、あらかじめ予約すると確実です。
アクセスは、JR京葉線・葛西臨海公園駅又は東京メトロ東西線・葛西駅からバス(葛西21)です。
私は葛西臨海公園駅から行きました。西口を出てすぐにバス停があります。バスに乗ると10分くらいです。歩くと30分くらいかかるので、バスがおすすめです。
都バスの定額運賃なので、前乗りで料金(210 円)を支払い、後ろから降ります。私はSuicaで支払いました。
7番目のバス停「魔法の文学館入口」で下車し、徒歩5分くらいです(道路に案内が出ています。)。
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文学館は、「なぎさ公園」の中にあります。外観は「いちご色」なのかと思っていたら、白い外壁です。
建物に入ると、角野栄子さんの映像が迎えてくれます。内装は「いちご色」を基調に構成されています。
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角野栄子さんの著書。外国語の見本も展示されています。13か国語に翻訳されているとか。
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角野栄子さんの著書以外の児童文学の本もたくさんあって、いずれも自由に閲覧できます。
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館外の貸出しは基本的にはありませんが、2階「読書テラス」のスタッフに声をかけて、来館日当日に限り、芝生の庭(展望の丘)に図書を持ち出して読むこともできます。本を入れる透明のトートバッグや、ピンク色の小さなシートも貸してくれます。
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3階の「カフェ・キキ」では、食事もできます。
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私が食べたのは「キキ・ライス」という名前ですが、「おばけのアッチ」に出てくるようなオムライスでした。
メニューは「キとチのサンドイッチ」など、角野栄子さんの作品にちなんだネーミングで、ファンには楽しいですね。
カフェの窓からは、旧江戸川を行き交う船の様子も一望できます。
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私の滞在時間は、食事の時間も含めて約4時間でした。角野さんの著書をはじめ、名作絵本や幼年文学作品などを自由に読めるので、時間があれば、もう何時間でも楽しめます。
角野栄子さんの作品のファンの方はもとより、子どもの本が好きな方なら、ぜひ一度行ってみてください。
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2005年に水戸に角野栄子さんをお招きし講演会を開催し、「魔女の宅急便」ができるまでの話を伺い、大変感動いたしました。その後、角野栄子さんは2018年に国際アンデルセン文学賞を受賞され、「物語は、私が書いたものであっても、読んだ瞬間から、読んだ人の物語になっていく。読んだ人一人一人の物語になって生き続ける」という言葉が印象に残りました。
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この記事は、2024年5月現在で作成しています。
最新の情報は、江戸川区角野栄子児童文学館(魔法の文学館)へ。
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