バイナリーオプション 8月6日米雇用統計7月で惨敗!予想内容 実際の取引 発表結果の考察
今回は8月6日に発表された、アメリカ雇用統計の取引結果についてです。
雇用統計の取引結果は、毎月更新している恒例記事です。先月は全勝で気持ちよく利益を出す事ができたのですが、今回はタイトルにもある通り全敗です。
では、なぜ負けたのか、予想から発表結果、そして実際のチャートの動きをご覧いただけたらと思います。
【アメリカ雇用統計(7月) 予想】
アメリカ雇用統計は、"毎月第一金曜"に発表される、アメリカの労働省が発表する雇用者数を数値化した経済指標です。
世界一の経済大国アメリカの雇用統計は多くのトレーダーが注目しており、為替相場に大きな影響を与えます。
8月6日は、そんな大きな経済指標、アメリカ雇用統計7月分の発表がありました。
予想は"USD/JPY(ドル円相場)下降"になります。つまり、今回発表されるアメリカ雇用統計は雇用者数が減っていて、ネガティブな発表結果になるのではないかという見込みです。
ではなぜ下降予想になったのかというと、先行発表の「ADP雇用統計」と「新規失業保険申請件数」の発表結果が悪かったからになります。
・ADP雇用統計→×
・ISM製造業雇用指数→〇
・ISM非製造業雇用指数→〇
・新規失業保険4週平均→×
ISM製造業、非製造業の雇用指数はよかったのですが、ADP雇用統計はかなり数値に乖離が出たネガティブな発表結果となりました。
加えて、新規失業保険に関しても7月8日からずっと悪い数値を出しています。
ISM製造業、非製造業の数値がよかったとしても雇用者数減少はまぬがれないだろうという見込みで下降予想となっています。
懸念される点は、同時に発表される「失業率」と「平均時給」、そして過去発表値と市場予想にあまり乖離がない点です。
米)雇用統計:非農業部門雇用者数
過去発表:+85.0万人
市場予想:+87.0万人
今回発表:-
市場予想ではポジティブな発表内容になっているのが分かるかと思います。
それでは実際の取引結果をご覧ください。
【アメリカ雇用統計7月 取引結果】
私のアメリカ雇用統計7月の予想は下降になります。実際のチャートの動きは以下の通りです。
残念ながら予想は外れてしまい、チャートは勢いよく上昇していきました。サイトの表記はちょっとバグでずっと判定中のもありますが、取引結果はすべて負けです。
10戦0勝10敗なので、"マイナス200万円"の損失になります。
正直な所、かなり自信があった予想だったので、外れてしまったのでショックが大きいです。
次は発表結果をみていきましょう。
【アメリカ雇用統計7月 発表結果 見解】
今回発表された結果は以下の通りです。
米)雇用統計:非農業部門雇用者数
過去発表:+93.8万人(85.0万人から修正)
市場予想:+87.0万人
今回発表:+94.3万人
発表結果は、市場予想を上回ってポジティブな内容になっています。過去発表にも情報修正が入っていますね。
同時に発表された「失業率」と「平均時給」もポジティブな内容になっています。
失業率 (7月)
過去発表:5.9%
市場予想:5.7%
今回発表:5.4%
平均時給 (前月比) (7月)
過去発表:0.4%
市場予想:0.3%
今回発表:0.4%
全体的に発表結果がポジティブで、下降する要素は一切ありませんでした。こうなってくると、来月のADP雇用統計で修正が入って予想が難しくなるだろうなと今から憂いてしまいます。
今回ポジティブになった要因として考えられるのが、ADP雇用統計が恐らく次月修正が入るくらい実際の数値と乖離がある。そして、ISM製造業、非製造業の雇用指数が正しかったという点になります。
ちなみに、雇用時計発表を受けて米10年債利回りは上昇してドル円相場は上昇という形です。
がっつり外しました…
【アメリカ雇用統計7月 予想 取引結果 発表結果 まとめ】
ここまでご覧頂き誠にありがとうございます。今回は、アメリカ雇用統計7月分の予想と取引結果と発表結果という内容でした。
実際に取引を行ったのですが、がっつりと逆行されてマイナス200万円の損失を出してしまいました。
加えて、同時発表されるカナダ雇用統計も予想は的中していたのですが、残念ながらかなりドル円相場に釣られてしまった形になります。
自信満々だった分、ショックは大きいのですが、来週からの取引で取り返していこうと思います。
雇用統計では今後も取引を行っていくつもりなので、ご覧いただけたら嬉しいです。
以上で今回の記事を終わりにします。
ありがとうございました。
試験的に有料運用するかも知れません。