銀河弁当に感じるJRの心意気 【紀南・昼行編②】
▼前回①:新宮~紀伊勝浦まで
次の停車駅は太地。くじらで有名な町です。
おもてなし停車として、特産品の販売に加えて唐揚げの振る舞いがありました。
試食なんてまたお土産購買欲を刺激することをします。。
ここで1回目の誘惑に負けて、くじらの缶詰めをお買い上げ。
出費がどんどんかさんでバッグもどんどん重くなっていくから極力お土産は我慢したいところですが…
まあ旅行なんてモノ買ってナンボみたいなところもありますけどね😅
10個くらい並んでたのが一瞬で売れていってもう残り2,3個でした。「残りわずか!」に人は弱いものです。
とはいえ僕はこれまで鯨の肉を食べたことがなかったので、人生経験として必要な出費でしょう(?)
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太地を出発後、昼食の銀河弁当が解禁となります。
指定の時間に4号車フリースペースのカウンターに行き、引換券と交換に受け取る、といった流れ。
みんな食いしん坊なのか、配布時間すぐに行くと4号車が密になります。なので10分くらい待ってから取りにいくのが◎です。
地元和歌山の食材がこれでもかと詰まっていて、かなりお腹が満たされます。
シャーベット状の冷製スープにケーキまであり、これが「弁当」なんだ!と感激しました。
もはやコース料理の領域。列車だけでなく食においてもJR西日本の本気を感じます。
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ところで、車内での弁当って、ちょっと食べにくいことありません?
テーブルつきの特急列車であっても、揺れが気になったり車窓を見るのに忙しかったり…
なんとこの銀河、その悩みを解消するかのように、30分以上停車する弁当タイムが設けられているんです。
実際には紀伊田原駅にて対向の特急行き違い&普通列車の通過待ち(!)での長時間停車です。…が弁当タイムも兼ねてるといっていいでしょう。
本来通過駅での停車(運転停車)のため、ドアも開かず乗り降りすることはありません。
そのため味にしっかり集中することができます。
単線行き違い待ちの間の退屈さやちょっとしたストレスさえも感じさせないJRの心配り…実に素晴らしい👏
意図してるのか偶然なのかは分かりませんが…
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続いて古座に停車。
ここではホームにて、古座川町特産 柚子のジュースとシャーベットの販売が。
この日は灼熱の真夏日。柚子ジュースを買いその場で飲み干しました。
⬆観光案内放送の動画も入れてるのでスライドして再生してみてください
全然車内に持ち込んでもいいんですが、
暑いところで冷たいものを
涼しいところで熱いものを
食べたくないですか…?
僕はお腹が弱いので、夏でも冷房ガンガンのカフェではホットコーヒーを飲んだりします。
…ってどうでもいいですね。。
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次は串本に停車。
食後のデザートかつおの刺身が待っています。。
つづく
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