見出し画像

悲しませてごめんね

留年が決まった今日この頃。
わたし自身は、ずっと前から心の準備をしてきたので、そこまでショックは受けなかった。
みんなとお別れなのがただただ悲しい。

1番ショックを受けているのはお母さん。
ずっと心ここに在らずって感じで、仕事もあまり進まないらしい。
お母さんは、わたしの制服姿が好きだから、もう見れないの悲しいんだよね。
わたしももっと着たかったなぁ。

おばあちゃんも、とてもショックを受けているはず。
わたしの学校は、おばあちゃんの母校でもあるから。
わたしは卒業生になれなかったよ。
ごめんね。

お父さんも、思ったより深刻そうに受け止めていて、なんだか意外でした。
遊びに誘ってくれたけど、気まずいので断った。
申し訳ない。

あとは、お友達。
まだひとりにしか連絡してないけど、もう死んでやるって言ったら全力で止めてくれて。
まあ普通そうなのだろうけど、でも嬉しかったよ。
あと1日登校したら終わりなんだね。
なんだか実感が湧かない。
まあ家がものすごい近いので遊びに行こうと思えば行けるけども。
学校やめた人が遊びに行くのはハードル高いよね。
みんなになんて思われるか。
でも体育大会は観に行きたいな。
いいよね、たぶんバレないし。

そんなこんなで、わたしより周りの人の方が悲しんでいるという状況。
ごめんね、悲しませちゃって。
本当に留年するだなんて思わないよね。
わたしもさ、2学期までは大丈夫だと思ってたよ。
でも3学期初日、ああやっぱり無理だって感じて、そこからはもう必死に心の準備をしてきたよ。
もししてなかったら、わたし死んでると思う。
今生きているのは、今苦しむ分をすでに苦しんだから。
それで正解だった。
よかった、のかな。

今のところメンタルガタ落ちということもなく、呑気に生きてます。
放心状態とも言える。
自分のこころなんて、わからないね。
本当は激情の中なのに、蓋をしているだけなのかもしれない。
いつか、その蓋を開いて、自分と向き合わなくてはいけなくなる時がくる。
その時にちゃんと向き合えるように、成長しなくては。

いっしょに生きると約束したあの子と、がんばって生きるよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?