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【フォレスト出版チャンネル#85】ゲスト|「二コラ」モデルという夢を叶えた人が密かにやっていたこと

このnoteは2021年3月12日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

「予祝」の恋愛篇

渡部:フォレスト出版チャンネルパーソナリティの渡部洋平です。今日も昨日に引き続き作家、幸せの翻訳家、コピーライターとしてご活躍されている、ひすいこたろうさんに来ていただいています。ひすいさんよろしくお願いいたします。

ひすい:よろしくお願いします。

渡部:引き続き、稲川さんもよろしくお願いいたします。昨日の放送では『世界一ふざけた夢の叶え方』、そして「予祝」というテーマについてお話しいただきました。まだ聞いていない方は是非昨日の放送もチェックしてください。今日は「恋愛編」をテーマにお話ししていただけるということで、すごく楽しみにしてます。よろしく願いします。

ひすい:よろしくお願いします。祝福を先に予定しちゃう、先に喜んじゃうことで願いを引き寄せるというのが「予祝」っていう日本古来の文化なんですが、『前祝いの法則』という本で、「予祝」を使った夢の叶え方を書かせてもらったら、フォレストさんで12万部のベストセラーにさせていただいたんですね。そしたら、結婚相談所で「予祝」を取り入れてくださっているところがありまして。通常はだいたい成約率は2割弱ぐらいらしいんですけど、「予祝」を取り入れてくださっている白鳥さんの結婚相談所は成約率がなんと9割もあって。

渡部:それは、劇的ですね。

ひすい:そうなんですよね。僕と大嶋さんの公演の時に来てくださったんですね。『前祝いの法則』を読んで、私達がやっていることが「予祝」だったってことがよくわかって、本当に「予祝」をすると成約率が全然違うんだと来てくださって、いろいろとお話を聞いていくうちに、なるほどっていうことがたくさんあって、一緒に本を書きましょうということで生まれたのがこの『1分彼女の法則』という本です。

なぜ「予祝」を取り入れた人は、願いを引き寄せるのか?

渡部:なるほど。内容も伺っていきたいんですけれども、これも稲川さんとひすいさんでつくられた本なんですか?

ひすい・稲川:そうです。

渡部:では、この本に関して少し教えていただければと思います。

ひすい:そもそも「予祝」って具体的にどうやるか? この結婚相談所を経営してらっしゃる白鳥マキさんの娘さんの例で、ちょっとお話させて頂こうと思います。
マキさんの娘さんが小学生の時に「ニコラ」っていう女性誌があって、二コラのモデルになりたいっていう夢を持ったんですね。ニコラモデルのオーディションは、アイドルの方もかなり出ていて、1万人を超えるエントリーが全国からあって、その中から5人ぐらいしか選ばれないもので、絶対無理だというような確率のオーディションなんですね。で、マキさんは「予祝」のプロですから「予祝」的な思考法を娘さんにお伝えしてあげたんですね。「予祝」は逆回転、望む未来から逆回転して考えていくのが「予祝」の考えです。つまり、先に“なっている”ところを想像して喜んじゃうところから逆回転させていくのが「予祝」なので、具体的には、ニコラモデルになったつもりで、ニコラモデルになったらやることをやっちゃうんですね。ニコラモデルになると、読者さんからいろいろな100の質問に答えるっていうのがあるそうなんですね。「100質」っていうらしいんですが、例えば「休日は何してるんですか?」「何に興味がありますか?」「どういうファッションが好きですか?」「食べ物は何が好きですか?」というような100の質問にモデルさんになると答える。そこで、先にノートに勝手に「100質」を作っちゃったそうです。モデルになったつもりで、モデルになった気持ちを味わいながら、その質問をモデルになってないのに、先にノートに書いちゃう。そうしていくうちに、だんだんモデルの気持ちになってくるわけですね。先にファンレターも作っちゃうわけです、自分で自作自演で。先に自分でファンレターも作っちゃって、ファンレターの返しも自分で書いちゃうわけです。

渡部:それはすごいですね。

ひすい:そうすると、完全にモデルになった気持ちになっていっちゃうんです。喜びを深く味わえていくと、その喜びっていう気持ちが未来の喜びと共鳴し合うので、未来を引き寄せやすくなる。それが「予祝」の考え方なんですね。見事にこのマキさんの娘さんは1万2,000人の中から6名しか受からなかったニコラモデルに合格、ニコラ雑誌の表紙まで飾っちゃうといった成果が出ています。

渡部:素晴らしいですね。

ひすい:先になりきっちゃう、味わっちゃう、喜んじゃう。具体的には僕ら「予祝インタビュー」「ヒーローインタビュー」って名付けているんですが、もうそうなっちゃったつもりで、「どうやって夢が叶ったの?」って、質問ごっこするんですね。「どうして夢叶ったの?」「その時の状況もっと教えて。」「夢実現してどんな気持ち?」「夢が叶ったって言うけど、どんなことが起きたの?」「印象に残っているシーンは何?」「なぜ、その夢を持ったの?」「その夢がかなうことで、どんな影響があった?」「夢を叶えるために具体的に何をしたの?」「夢を叶えるためのキーパーソンは誰だったの?」「何が成功の要因になったの?」「あきめなかったのはどうして?」「夢を叶えた時、誰が1番喜んでくれたの?」「夢を叶えた今、誰にどんな言葉で感謝を伝えたいんですか?」っていうね。本の中にインタビューごっこのやり方、インタビューの質問例が書いてあるんですね。こういう質問は、成功する前にみんなでやっちゃっているんですね。お祝いしちゃうっていうところからスタートするのが「予祝」なんですね。

渡部:なるほど。具体的にありがとうございます。単純に「先に言えば夢が叶うんだよ」と言われても、「そう言われてもな……」と思った方はいるかもしれないですけど、今の過程を聞いていて、そういうことかと感じたことがあるんです。例えば、さっきのモデルの方の例ですけど、「休日は何をされてるんですか?」っていう質問を今言われると、もしかしたら「休みの日はだらだら寝て一日無駄にしちゃってるんだよな」と思っていても、モデルになっていたら、「朝早く起きて、健康的な食事をして、トレーニングをして」みたいなことを答えるわけですよね。

ひすい:そうです。そうです。

渡部:必要な自分の姿が見えたり、リアリティが沸いてきて。

ひすい:そうなんですよね。「予祝」をしていると、ときめいてくるんですね。そのときめくっていう感情を先に味わうことで、どんどん描いたビジョンが臨場感が湧いてできてくるので、夢が、そのビジョンが、力を持ってくるんですよね。

「黒予祝」で本心をあぶりだし、決断を促す

稲川:ひすいさん、この本の中でまた、新たな発見があったんですよね。

ひすい:あ、そうですね。

稲川:白鳥さんもおっしゃっているんですけど、娘さんに「ニコラモデルにならなかったら、最悪どんな後悔をするの?」って聞くんですよね。ここで生まれたのが、「黒予祝」っていうような……。ここがすごかったですよね。

ひすい:そうですね。今回『1分彼女の法則』は「予祝」が進化したというか、最悪も想定することで、自分が本当はどうしたいのかという決断ができるっていうところも、この本の1つの大きなポイントでしたね。

渡部:そうなんですね。僕、実はこれ叶わなかったときはどうするんだろうって思っていたんですけど、その辺にも触れられているんですね?

ひすい:例えば、白鳥マキさんの結婚相談所は通常2割のところ、なんで成約率9割と高いかというと、白鳥さんは徹底的な大きな気づきを、あるときに得るんですね。それは、「結婚したい」と口では言っていて結婚相談所に来るけど、結婚したくない理由をたくさん抱えてる人が多いということが白鳥さんの大きな気づきだったんですね。例えば、結婚したくて結婚相談所に来るけど、結婚に対して全然いいイメージがない。相手の親と付き合うのが面倒くさい、自分の親が全然いい夫婦関係じゃなかった、面倒くさそう、仕事を辞めなきゃいけない、自由が失われそうとか、結婚したいと言いながらも、実は結婚に対するいいイメージがなくて、裏でブレーキを踏みながら、表面的には結婚したいって言うけど、本当に深く自分を見ていくと結婚ってめんどくさい、大変、自由がなくなりそうっていうようなマイナスイメージをたくさん持っている人が多いということに気付いて。「結婚しなかったら最悪、どんなことが起きるのか」っていう、結婚をしなかった場合の最悪も想定してですね。これを僕らは「黒予祝」と名付けたんですが、マキさんの娘さんのニコラモデルの場合も、「モデルにならなかったら、どういう後悔しそう?」とか、そういうことも想像する中で、「私、絶対にモデルになりたい!」と決断できたそうなんですね。なので「黒予祝」をすることで、マキさんのところの結婚相談所では、本当は今結婚したくなかったんだって、気付く人は入らないわけですね。本当に結婚したいって決断できた人に入会してもらうという流れをとるので、成約率が俄然変わってくるっていう。秘密はそこにもあったんですね。「白予祝」と「黒予祝」で、自分の心からの決断をして、そして心からの決断をしたビジョンに喜びの中で向き合っていくっていう。「予祝」も『1分彼女の法則』でちょっと進化面がありますね。

渡部:なるほど。普通に考えると、やりたいことばっかり考えそうですが、できなかったときのデメリットも出していく。

ひすい:はい。『1分彼女の法則』には漫画家さんがかなり漫画を入れてくれているので、漫画でも楽しんでいただければ。ぜひ読んでいただければと思います。

稲川:そうですね。本当に漫画でも理解しやすくなっていますね。

人生が変わる「面白い未来を作る」方程式とは?

渡部:はい。ありがとうございます。今日は「予祝」の実践法ということで、かなり具体的に教えていただきました。リスナーの皆さんもぜひ「予祝」を試してみていただきたいんですけれども、『1分彼女の法則』を昨年、フォレスト出版から出版していただきましたが、ひすいさんは最近はどのような活動をされているんでしょう?

ひすい:最近はコロナのこともあるので、作家としてどういうメッセージを伝えていこうかなと言うところは自分なりに模索していまして、その中で感じたのは大ベストセラーになっている「鬼滅の刃」現象っていうのが、実は今すごく僕らに訴えかけていることがあるなということを思って。「鬼滅の刃」ってウイルスで人が鬼になっていくということが描かれているんですね。それに対して皆が力を結集して最後、夜明けを待つって、日の出を待つっていう物語なんですね。まさに僕らは今、コロナで、みんなの力を結集して夜明けを待つっていうところと本当にリンクしているからあんなにヒットしたんだなって思ったんですね。そんな中で、闇っていうのは、太陽が不在な状態なので、太陽が出てきたら闇がないわけですね。僕ら一人一人が夜明けをつくっていく。希望の日差しをつくっていくっていうことがすごく大事だなと思って、僕の周りでもコロナになってもなお売り上げが過去最高になっている仲間もいるし、コロナが来て仕事が全部なくなっちゃったけど、もっと幸せになっちゃったっていう友達もいるんですね。そういう未来の兆しを見せてくれる現象を「未来の方程式」と称して、面白い未来を作っていく方程式をみんなにプレゼントしたいと思って「面白い未来の作り方」っていうブログを立ち上げました。ブログだったらみんなに無料で読んでいただけるので、面白い未来を作っていく100の公式をみんなに、この星にプレゼントしようと思ってつくっていますね。

渡部:1回目の放送でもご紹介いただいたnoteでやられているブログですね。

ひすい:はい。そうです。

渡部:はい。リンクも貼っておきますので、リスナーの皆さんぜひチェックしていただければと思います。100を作るということですが、今何個ぐらいあるんですか?

ひすい:今は、22話目を書いているところですね。

渡部:なるほど。これ今9/10日ですけど、現在22個もあるんですね。

ひすい:例えばコロナで仕事が全部なくなっちゃった友人がいるんですね。彼は、これは何のチャンスだろうと問うたわけです。仕事が全部なくなっちゃったのは、何のチャンスなんだろうと思ったわけですね。そしたら過去に何にも縛られなくていいチャンスだって気づいたんですね。過去にやっていたことは全部収益にならなくなったから、全く過去にとらわれず、今この瞬間にワクッとすることに向かっていいチャンスだと捉えて、彼は神戸に住んでたんですが、神戸に住んでいる必要もなくなっちゃったわけですね。仕事がなくなっちゃったので。だったら1番今まで行った場所で住んでみたい場所に引っ越しちゃおうということで、奥さんと2人で北海道の洞爺湖に引っ越しちゃったんですね。そしたら、なんと家賃が4万円、光熱費込でね。その近くの佐々木ファームさんという無農薬で野菜を育てているところをお手伝いすると、美味しい野菜も頂けちゃうので、食べるのにも困らないし、毎食美味しい野菜が食べられる。しかも目の前は最高の美しい洞爺湖。奥さんと2人で最高に美味しい食材を毎日食べられて、生活費が1/4になっちゃって幸せが4万倍になっちゃったと。洞爺湖は朝散歩するのが気持ち良いので、朝散歩していたら朝起きる幸せに気づいちゃって、朝活をズームで始めて「昨日ハッピーだったことをシェアしましょう」っていう朝活をやり始めたら、70人集まってくれて。月々3000円いただけるので、朝ちょっと活動するだけで、20万円の収益になっちゃって、夫婦2人で幸せが4万倍になっちゃったっていう友達がいるんですね。本当に捉え方1つで仕事が全部なくなっちゃったのは、これはなんのチャンスだろうというところからワクッとする方向に飛び込んでいくと、数ヶ月で全く違う人生が始まってしまったという友人がいたり、こんな時でも過去最高の売上を上げている仲間たちもいたり、ミュージシャンでもライブするところがなくなったのに、税理士さんから今年が過去最高ですよって言われた友人のゆうさんというミュージシャンもいるんですが、彼らはどういうことをして面白い未来を作っているのかっていうのをこのブログでまとめているので、ぜひ読んでいただければうれしいと思います。

渡部:はい。ありがとうございます。今私もちょっとブログを開かせていただいたんですけど、大変なときって「大きく変わる」ことだって書いてらっしゃいますけど。 こんなときだから、チャンスがあるという考え方でいくとまたいろいろ見えてくるということなのかなと思いました。

ひすい:ありがとうございます。

渡部:では、今回2日目もひすいさんがテーマにしております「視点が変わる考え方」をお伝えていただけたんじゃないかなと思いました。本当に2日間お伝え頂きまして、ありがとうございました。

ひすい・稲川:ありがとうございます。

渡部:今回いろいろ本をご紹介いただいたので、たまたまフォレスト出版からの本が多かったんですけれども、ひすいさんはいろいろな本を出されていますのでぜひ気に入った、ピンときた1冊を読んでいただけるとうれしいなあと思います。

ひすい:個人的には『人生最後の日に ガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方』という本は去年出させていただいた本で6年かけてつくった本なので読んでもらえたらうれしいですね。

稲川:違う版元さんですが、私も本当に素晴らしい本だと思います。

渡部:そちらの本のリンクも掲載しておきますので、ぜひチェックしてください。では、ひすいさん、稲川さん2日間どうもありがとうございました。

ひすい・稲川:ありがとうございました。

(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)



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