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【フォレスト出版チャンネル#84】ゲスト|ひすいこたろうが解説!驚異の「夢実現法」

このnoteは2021年3月11日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

幸せの翻訳家、ベストセラー作家・ひすいこたろうさん

渡部:フォレスト出版チャンネルパーソナリティの渡部洋平です。今日はまた素晴らしいゲストの方にお越しいただいております。編集部の稲川さんと共にお届けしていきたいと思います。稲川さん、よろしく願いします。

稲川:よろしくお願いいたします。

渡部:では、私の方からご紹介させていただきたいと思います。今日のゲストは、作家、幸せの翻訳家、コピーライターとして活躍されております、ひすいこたろうさんです。ひすいさん、よろしく願いいたします。

ひすい:よろしく願いします。今日ありがとうございます。

渡部:ひすいさん、ご出演頂きまして本当にありがとうございます。

ひすい:はい。ありがとうございます。

渡部:簡単に私からVoicyのリスナーの方にひすいさんをご紹介させていただきたいんですけれども、冒頭にご紹介しましたように、作家、幸せの翻訳家、そしてコピーライターとして活躍されております。「視点が変われば人生が変わる」をモットーにモノの見方を追求し、『あした死ぬかもよ?』は30万部を突破、フォレスト出版からも『前祝いの法則』を出版されております。こちらも12万部突破しており、現在60冊以上の著書を世に出しているベストセラー作家でもあります。本当に素晴らしいゲストに来ていただきました。

ひすい:ありがとうございます。

稲川:よろしくお願いいたします。

渡部:稲川さんはひすいさんとは『前祝いの法則』もそうですし、いわゆる「せかふざ」シリーズ(『世界一ふざけた夢の叶え方』『実践! 世界一ふざけた夢の叶え方』)も担当されていてお付き合いも長いんですよね?

稲川:そうですね。ひすいさんとは、5冊ほど一緒に作らせていただいております。

ひすい:本当にいい本を作れたなと思って。

稲川:こちらこそ。

夢は一人で叶えるのが難しくても、仲間で応援し合えば叶う

ひすい:『世界一ふざけた夢の叶え方』という本を皮切りに、いい本を出せたなとうれしく思っています。

稲川:一番最初にひすいさんと本を作らせていただいたのが、ひすいこたろうさん、菅野一勢さん、柳田厚志さん、3人の著者で、『世界一ふざけた夢の叶え方』というのを作らせていただきました。これは「せかふざ」って呼ばれるようになったんですけど。ひすいさん、簡単に「せかふざ」の説明をリスナーの方にお願いします。

ひすい:これは、僕らがたどり着いた夢の叶え方なんですね。元々は僕が会社員時代に編集者としてあるゲームクリエイターのチームを一年間取材して、本を作らせてもらったことがあるんですが、そのときにアイデアというのは“場”に降りてくる、志を同じくする仲間と盛り上がっている時に“場”に下りてくるんだっていうのを、そのクリエイター集団からすごく学ばせてもらったことがあるんですね。
気の合う仲間と盛り上がっているときに、例えば居酒屋で今日の自分ってすごく面白いなあというときって、たまにあると思うんですね。仲間と盛り上がっているときにいろいろなアイデアが広がってきて、自分の枠も簡単に越えられるというのを、僕が取材させてもらったゲームクリエイターたちはそういう中で作品を創って、当時彼らは平均年齢25歳だったんですけど、その若さで世界に数百万本売る作品を作っていて。感動して、いつか僕もこういう仲間をつくって応援し合う中で夢を叶えてみたいという想いが、彼らを取材していく中で芽生えたんですね。
そんな中、たまたま心理学やセミナーに出た中で出会った仲間、4人チームで毎月定例会と称して夢を語る会を始めました。1人で夢を叶えようと思ったら10年かかるかもしれないけど、4人で全員の夢が叶うように毎月一回定例会と称して会って応援し合おうというのを実験的にやってみたんです。
僕は当時会社員で最初にやったのは、ノートにこんなになったら最高だなというのをみんなで書きあって、絵に書いて、お前ならできるって励まし合って、次回からはそのために何をしていくのかというのをみんなで考える。居酒屋で2時間会うんだったら、1人30分、時間をその人のためだけに使って、4人全員で僕の夢がどうやったら叶っていくかを考える。そして僕が終わったら、次の人というかたちでやっていったら、僕は「会社員からベストセラー作家になる」という夢が叶うまで1年で叶ってしまって、菅野一勢さんも当時、プータローのような状態から1億円プレイヤーになるっていう夢が叶って、最終的に3年、それを続けていくうちに全員が叶ってしまったということがあって、その体験をまとめさせてもらったのが、『世界一ふざけた夢の叶え方』という本です。読者のみんなからは「せかふざ」って呼ばれて、仲間で夢を応援し合うというのを「せかふざする」って最近は言われるようになりました。

稲川:そうですよね。「せかふざ」という言葉で、「せかふざ」仲間が世の中に広まっていて。あともう1つ、最後に夢を語った後に、「お前ならできる!」とまわりが言う。そういうかたちで広まっていって、これがおかげさまで5万部以上突破しまして、それに私も気をよくしまして、第2弾を出させていただいたんですよね(笑)。

「せかふざ」とピクサーの意外なる共通点

ひすい:実は今、「面白い未来の作り方」っていう新しいブログをnoteっていうところで立ち上げたんですが、それはいろいろな事象から面白い未来をつくっていくための方程式を抽出して、今コロナ禍でビジネス含めて困っている方も多いので、先の見えない時代で、こうすると面白い未来を創っていけるっていう方程式を「面白い未来の作り方」というブログの中で100個、この星にプレゼントしようと思って。
ブログだったら無料で読めますから、密かにそういう想いを持って立ちあげて書いているんですが。トイストーリーをはじめ、ファインディングニモなど26年間多くの大ヒット作を連発しているヒットメーカーのアメリカのピクサーを研究しているときにびっくりしたのが、ピクサーの肝が「せかふざ」だったんですね。彼らは「ブレイントラスト」って言っているんですが、ラフの段階から何回も試写会をして、本音で感じたことをフィードバックし合って1つの作品に仕上げていく。ピクサーの監督のエド・キャットムルさんという方が言っているんですけど、「ピクサーの作品もすべて最初は駄作なんだ」と。「でも、みんなの英知を結集してフィードバックを繰り返していく中で傑作になっていく」という。最初はびっくりするくらいの駄作でも、それをみんなで磨き合っていくんだっていう、そのあたりがピクサーを研究していく中でやってること「せかふざ」と一緒だったっていうのを感じて、本を書いてるときにこれは気づきたかったと思ったところでもあります。

渡部:今、ご紹介いただいたブログはリンクを紹介させていただいているので、ぜひそちらも見て頂ければと思います。

ひすい:ありがとうございます。

稲川:いい話ですよね。「せかふざ」第3弾がつくれそうな、そんな感じがしちゃいましたけど(笑)。

ひすい:ピクサーの頭脳のジョン・ラセターさんっていうアニメーターさんがいるんですけど、宮崎駿監督を師匠に仰いでいるんですね。で、20年以上のお付き合いがあるんですが、ジョン・ラセター自身もめちゃめちゃ天才なんだけど、宮崎駿という圧倒的な天才を研究していく中で、チームで天才に勝つ仕組みを築き上げていったのが、「ブレイントラスト」と彼らが言っているものです。僕から言えば「せかふざ」ですけど、頭脳集団を持つっていう、 1人の天才に勝つ、天才を倒すための方法が「ブレイントラスト」であり、みんなの知恵を出し合う。僕らはまさに「せかふざ」する前は、そんなに結果を出しているような仲間たちが集まっていたわけじゃないので、凡人たちが知恵を出し合って結果をだしていくという「せかふざ」と、最初は駄作なんだというところから知恵を出し合って傑作にしていくっていうピクサーの話が、系列で語るのには本当に申し訳ないんですが、重なりましたね。

SNS時代の仲間のつくり方、活かし方

渡部:お話を聞いていて思ったのですが、ひすいさんが会社員時代に取材をされたゲームのチームであったり、ひすいさん、菅野さん、柳田さんたちのチームであったり、今の話もそうですけど、本当に仲間とかチームとか、その場っていうのをすごくうまく使って夢を叶えていらっしゃるんだなと感じました。ひすいさんたち4名の方が最初に出会ったときは、まだSNSってほぼなかったと思うんですけど、今って結構時代が変わっていて、SNSがかなり発達してるというか、当たり前になってきているじゃないですか。そういう中でこうした仲間とかと出会いやすくなっている気がしますが、そんな中でもうまく「せかふざ」みたいな考え方を使っていけるんですか?

ひすい: SNSで出会った仲間たちと、例えばズームで毎月1回、今の環境で言うならば、会わなくても、自分がこういうことをやっていきたくて……。「こういうことに困っていて」とシェアして、それを応援してくれるチームは前よりも俄然につくりやすいと思いますし、SNSが広がれば、広がるほど、「せかふざ」チームをたくさん持っていたり、いろいろな仲間たちと知恵を集めやすくなっているから、やりやすくなってきているのかなという感じがしますよね。

渡部:そうですか。コロナ禍だと、いろいろな人と会ったり、居酒屋でみんなで飲んで応援しあおうってなかなかできないと思うんですけれども。

ひすい:そうなんですよ。ズームでやっている仲間たちがたくさんいますね。

渡部:なるほど。ぜひリスナーの皆さんも、ひすいさんのお話を参考にしていただいて、『世界一ふざけた夢の叶え方』をチェックしてもらえるとうれしいなと思いました。稲川さんからはどうですか?

驚異の夢実現法「予祝」って何?

稲川:そういったかたちで仲間で夢を叶えるというところから、ひすいさんのモノの見方が進化しまして、「どうやったら夢がもっと早く叶うのか」ってことを第2弾の『実践!世界一ふざけた夢の叶え方』で、「予祝」という言葉がここで初めて登場してくるんですよ。

渡部:なるほど。

稲川:「予祝」というのが、すごい考え方なんですけど。ひすいさん、簡単にご説明いただけますでしょうか?

ひすい:「予祝」は、祝福を予定するって書くんですが、元々日本古来の文化で、例えばお花見をするのは、日本人の一番の願いはお米がたわわに実ることでしたから、桜の先の秋にたわわに実っているお米を想像して、先にお祝いしちゃうっていう。「先にお祝いして先に喜ぶことで、その願いを引き寄せよう」とする逆回転の思考法が日本古代からありまして、それが「予祝」って言うんです。
実はこの「せかふざ」の中で、僕らもその当時「予祝」という概念はまだ知らなかったんですけど、まだ何も成功してないのに、「こうなったらうれしいな」という未来が叶ったかのように先に前祝いインタビューをしたりとか、予祝的なことを無意識に取り入れてたんですが、それをより具体的に実践しやすいかたちで落とし込んだ本が『前祝いの法則』という本です。

これもフォレストさんで出させていただいた本で、「予祝」のことを僕は講演等で伝えてたら、甲子園を目指す高校生たちのメンタルトレーニングをしていらっしゃる大嶋啓介さんという方が、予祝を高校野球の甲子園目指す高校生たちの練習に取り入れてくれて。先に甲子園に出ている喜びをインタビューし合ったり、甲子園で勝ったときの喜びをイメージしながら校歌を歌ってから練習に入ったり、優勝したときの喜びを先に手紙に書いてもらったりというような予祝トレーニングをメンタルトレーニングで取り入れていったら、続々とその高校が甲子園に出場し始めたんです。中には30年間、甲子園を目指していたけど、一度も行ったことがなかった高校が予祝を取り入れたら、いきなり初登場できたり、もう20校以上の予祝校が甲子園出場のわずか3~4年の間に実績が出ちゃいまして……。ちょっと実績が出すぎだよという(笑)。大嶋さんと組ませてもらって『前祝いの法則』という本を書かせてもらったんですよね。

渡部:すごいですね。甲子園出場校がたくさん出るなんて、本当にすごいことですよね。

ひすい:そうなんですよ。九州の簿記の大会でもずっと優勝できなかったのが「予祝」したら、いきなり優勝しちゃって「もっと早く予祝を知れば良かったです」ってメールを頂いた高校の先生がいたりとか、いろいろな変化が出ていますね。

渡部:すごいですね。稲川さん、「せかふざ」の話が出ましたけれど、第3弾を出したかった場合は、どういう感じで「予祝」をやればいいんですか?

稲川:みんなで「せかふざ」しながら予祝して、ひすいさんがおっしゃったように、さも叶ったかのようにみんなで先にお互いの夢を祝ってあげるっていう。そういうやり方を多くの方がやられてるんじゃないかなと思います。

渡部:では、リスナーの皆さん、予祝というキーワードにもかなり興味をもっていただいてると思うので、実際どの様にやればいいのか、ひすいさんから具体的に教えていただけないでしょうか?

ひすい:そのあたりは伝えたいことがありすぎて、ちょっと時間が足りないかも。詳しくは『1分彼女の法則』という恋愛バージョンの「予祝」の本も最近フォレストさんの方で出させていただきまして、たくさん事例が載っているので、そこでご確認いただく感じで。これは稲川さん、次回がいいでしょうかね?

稲川:そうですね、ここは本当に面白いところではありますけど、次回にということでお願いできますでしょうか?

ひすい:はい、わかりました。

渡部:ありがとうございます。それでは今日は、コピーライター、作家、幸せの翻訳家として活躍されております、ひすいさんにゲストに来ていただいて、『世界一ふざけた夢の叶え方』、そして「予祝」についてお話しいただきました。次回は恋愛編ということで『1分彼女の法則』という本を基に、さらに具体的に面白い内容お話しいただきたいと思います。ひすいさん、稲川さん今日はありがとうございました。

ひすい・稲川:ありがとうございます。

渡部:それではまた明日お会いしましょう。

(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)





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