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人生の後半戦を元気に過ごすか、不調に悩まされるかは○○○○次第だぜ

フォレスト出版編集部の寺崎です(写真のイケメンは別人です)。
 
個人的な話で恐縮ですが、40代後半を過ぎると、いろいろ肉体的にガタがきて、これまで余裕でできたこと(徹夜とか)が、すっかりできなくなることが増えました。
 
ところで、40代後半から50代にかけての時期が、人生100年時代の後半戦において大きな分かれ道になることをご存じでしょうか?

40代前半ぐらいまでは平気にやれていたことが、40代後半~50代になって「あれ?いつもと違う」「どうしたんだ!俺!」ということって、ありませんか。

ありますよね。

そんなあなたに朗報です。

ド―――――――――――――――――ん!

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『50歳をすぎて「気力・体力が落ちた」と思ったら読む本』(平澤精一・著)が本日発売されました。

今日は発売を記念して本書の「はじめに」を全文公開します。

それでは、どうぞ!

「はじめに」全文公開

「気力・体力が落ちた」
「疲れやすい」
「イライラする」
「気分が晴れない」
「やる気が出ない」
「なんとなくうつっぽい」

 このうちいくつか当てはまっているあなた。
 もしかしたらあなたは男性ホルモンのテストステロンが少なくなっているかもしれません。
 もしもあなたが40代後半以上だとしたら、更年期に入っている可能性もあります。
 更年期は女性だけに限った現象ではなく、男女平等に存在するものなのです。しかも女性の場合は更年期を抜けたらバリバリと元気を取り戻していくのに対し、男性の場合は更年期をきっかけにして、どんどん心身がつらくなっていく一方なことも少なくありません。
 というのも、意欲や行動力、決断力、意志の強さなどは、男性ホルモンのなせるわざだからです。
 実は「男性ホルモン」「女性ホルモン」と呼ばれる性ホルモンはその両方が男女どちらにも存在します。男性にも女性ホルモンがあり、女性にも男性ホルモンがあります。
 女性が更年期を抜けると元気になっていくのは、女性ホルモンが減少する一方、テストステロンが増えていくからです。
 ところが残念なことに男性の場合、男性ホルモンの分泌は20代をピークとして年々少なくなっていきます。
 厄介なのは、テストステロンはストレスによって減少の度合いが加速するということです。加齢によってテストステロンが減っていくのに加えて、40
代後半以降ともなると仕事や人間関係、家庭のストレスが容赦なく追い打ちをかけてきますよね。
 これが中高年以降「強くて元気な女性VS.気弱で元気のない男性」の構図が生まれる要因です。
 その上、日本では昔から「男は我慢」「弱音を吐いてはいけない」と言われてきました。
 女性の更年期は「市民権」を得ていますが、男性更年期はまだまだ知られていません。
 
 のっけから暗い話をしてしまいましたが、安心してください。
 この本はそうしたテストステロンの減少による不調は改善できることを記した本です。これを読んでいただければきっと解決策が見つかります。
 自然に任せていれば減っていく一方のテストステロンですが、治療を受けるなり生活習慣を改善するなりすれば、分泌が促されてさまざまな不調が改善していきます。
 私は泌尿器科医師として早くから男性更年期に着目し、たくさんの患者さんの治療にあたってきました。
 その経験から、どんなに症状が重い人でも、適切な治療を受けたり食事をはじめとした生活習慣を見直したりしさえすれば、男性更年期を乗り越えていけることを確信しました。
 明けない夜がないように、男性更年期も正しく対処しさえすれば必ず終わる日が来ます。
 この本には私が長年かけて培った、男性更年期を乗り越えるためのスキルがたくさん詰まっています。
 第1章ではテストステロンとは何か、第2章では現在の治療法、第3章ではテストステロンの分泌を促すための食事や生活習慣について、それぞれできる限りわかりやすく解説しました。
 この本が、どうやって中年の危機(ミッドライフ・クライシス)を乗り越えていくかを考える一助となれば著者としてこれほどうれしいことはありません。


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本書は3部構成となっています。
 

■第1章 「ホルモン」はじつは人生の司令塔
 
・最強の司令塔「ホルモン」はごく微量で作用する
・テストステロンが不足すると骨や筋肉が弱くなる
・テストステロン不足による動脈硬化は下半身から始まる
・テストステロン不足は認知症の発症リスクを高める
……など
         
■第2章 50代が分かれ道!あなたの健康はテストステロンで決まる!
 
・まずはテストステロンの量を調べてみよう
・テストステロンの検査は午前中の早い時間に受けるのがベスト
・テストステロン値はどこまで下がったらまずいか?
……など
 
■第3章 まだ間に合う!テストステロン体質に変える33の健康習慣
 
【食事編】
・ビールは一日1缶までお酒を飲むなら赤ワインを
・睡眠中にテストステロンをしっかり作るため夕食は軽めにする
……など
 
【意識して食べたい食材】
コレステロール豊富な「卵」
体を活性酸素から守る「鮭」
リコピン豊富な「トマト」
亜鉛たっぷりの「牡蠣」
……など
 
【運動編】
・スポーツをするなら「勝ち負け」を意識
・家庭用ゲーム機でのプレイなどで「eスポーツ」を楽しむ
……など
 
【生活習慣編】
・「休日の朝寝」はプラス2時間にとどめる
・下半身を締めつけるタイトな下着は避ける
……など

著者・平澤精一(ひらさわ・せいいち)
医師・マイシティクリニック院長
日本医科大学卒業。日本医科大学大学院医学研究科にて、医学博士号取得。日本医科大学付属病院、三井記念病院などの勤務を経て、1992年にマイシティクリニックを開業。2014年から東京医科大学地域医療指導教授として医学生の教育にも関わる。現在では新宿区医師会会長をつとめ、東京都医師会、新宿区医歯薬会、新宿医療行政関連の委員、役員を兼任。所属学会・医学会は日本泌尿器科学会、日本性感染症学会、日本メンズヘルス医学会、日本抗加齢医学会等多数。健康寿命に深くかかわる「テストステロン」の研究者として、「熟年期障害」の治療、高齢者の健康を守る取り組みを数多く実践。新聞ほか、多くのメディアにその活動が取り上げられている。
著書に『熟年期障害』『長生きの切り札! 亜鉛チャージ健康法』( アスコム)、『朝までぐっすり! 夜中のトイレに起きない方法』(アチーブメント出版)などがある。

ぜひ、ご一読ください。


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