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「全捨離」なるものを実践してみた!

編集部の稲川です。
いまや開運ユーチューバーとして、10万人以上の登録者数を誇る櫻庭露樹氏。
2020年2月に刊行した『世の中の運がよくなる方法を試してみた』が3万部を超える本になり、先週第2弾の『全捨離したら人生すべてが好転する話』という新刊を校了しました。

そこで、全捨離とはなんぞやということを解説するにあたり、実際に自分でも実践してレポートしようということで、私も全捨離をしてみました。

◆取材をしていたら、いてもたってもいられなくなり全捨離を実践!

第2弾の企画を進めるにあたって、取材を行ったのが3月。
櫻庭さんの本の特長は、運がよくなると言われるものはすべて自分で人体実験をして、その成果を発信するということで、かなり信頼できるものです。

実は、第1作目のときは、櫻庭さんの講演を聴きに行き、そこで話していた「お財布のルール」を私も試した結果、なぜかお金が減らない財布になって、面白がって本にしてしまったのです。

そのときは、ユーチューブも4万人弱でしたが、すでに10万人を超え、多くの人が運がよくなる方法を実践しています。
とにかく自分もその効果を体感したおかげで、「これは面白い」と本にさせていただいたのです。

そして、今回は「全捨離」という話です。
取材をしていて感じたのは、これはかなりぶっ飛んだ内容だなというものでした。
少し前に流行った「断××」や「片づけ術」、ミニマリストなどの考え方とはかなり、いやまったく違います。

なにせ「家の中の使わないモノを8割捨てなさい」というものだからです。

8割捨てる!?

最初はそんなことができるのだろうかと思って取材を進めておりましたが、櫻庭さん自身の人体実験の話を含め、全捨離をして運がよくなったという人たちの話を聞くうちに、「それなら、自分もやってみよう」と、第1回目の取材を終えたその日に、手始めに「玄関」を全捨離してみたのです。

◆玄関を全捨離したら、その日のうちにプチ奇跡が・・・

全捨離は「使わないモノすべて捨てる(8割捨てる)」というのが、第一のルールです。
そのなかで、「玄関は運気の通り道」と言われ、私は手始めに玄関から全捨離を始めました。

そもそも、うちの玄関はひどい状態でした。
「靴は脱ぎっぱなし」
「履かない靴がたくさんで下駄箱に入らない靴が放置」
「下駄箱の上にはモノだらけ」
「下駄箱の下に工具箱は置きっぱなし」
「なぜか息子たちが野球や空手でもらったメダルがかかっている」
「フックには使わない帽子がかけられたまま」
「当然、玄関のたたきもホコリだらけ(我が家のネコの毛も含め)」
「リセッシュが3、4本放置されたまま」

正直、お恥ずかしい話ですが、すでに玄関がこんな状態でした(ビフォー写真を撮るのを忘れておりましたので、言葉での説明のみです)。

もう、1度モノをすべて出して、ゴミ袋を右手に持って、何も考えずに捨てまくりました。
櫻庭さんの言う「全捨離ハイ」の状態です。

そして、全捨離し終わった玄関がこちらです。

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取材のとき、櫻庭さんはこう言っていました。

「全捨離には“即効性”がある」と。

夢中で全捨離をしていたおかげで、終わったのが夜近く。
玄関がきれいになった爽快感も手伝って、その日は、家族でウーバーイーツで夕飯を注文しようということになり、注文ボタンを押すと、私のスマホの画面には・・・、

ペイペイジャンボ当選!
1等!

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なんと、夕飯がタダになってしまったのです。

もう、ウーバーさんが配達してくれるまでの時間は最高でした(ちなみに前作、人のために10%を使うという「お金のルール」に従い、配達の方に10%のチップを加算して支払っていました)。

この話を、後日の取材で櫻庭さんにお伝えすると、こともなくこう言いました。

「そんなの序の口だね。まあ、玄関は運気の入り口だから、玄関に配達してくれるウーバーが幸運を運んできたね」

とにかく、玄関を全捨離しただけで、私にプチ奇跡が起こったのです。

◆毎週、コツコツ全捨離を続けることに

櫻庭さんは、全捨離を実践した際は丸2日ですべてを終えたということですが、さすがに一気にやるのは大変なので、私は毎週土曜日に全捨離していきました。

私の市では13時からクリーンセンターにゴミを持ち込めるので、午前中に全捨離を開始し、車にゴミを積んで午後にそれらを捨てることにしました。

玄関、洗面所、リビング、押し入れ、着ない洋服など、すでにゴミ袋も70袋を超え、クリーンセンターへも計7、8往復しています。
職業柄、私の仕事部屋の本は手をつけていませんが、快適に仕事ができるよう、ネコが穴だらけにした障子を取っ払い、ロールカーテンに替える作業をしました。

ちょっとしたDIYです。

全捨離のルールに「床面積を広げる」というものもあります。
私はそのルールに従い、壊れたプリンターを載せていた収納ボードを捨て、少し床面積を広げました(もちろん、プリンターも捨てました)。

ついでに、モノでパンパンだった同部屋にある押し入れも全捨離、中のモノを2割に。

この原稿も、快適になった部屋で書いています。

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◆ソファーも捨てる。でも全捨離では、なぜ床面積を広げるのか?

先ほどのルール「床面積を広げる」とは、どういう意味を持つのか。
全捨離が8割のモノを捨てるということと一緒に解説します。

まず、8割のモノを捨てるというは、「モノを手放す=執着を手放す」ということです。
この宇宙には、78対22の法則というものがあって、神様は「執着」というものを最も嫌うそうです。

モノを捨てられないというのは、人間の執着を表す最たるものですから、ここを手放さないかぎり、新しいものは入ってこないということです。

しかも、使われないモノというのは、その役目をはたしていませんから、モノのマイナス波動が運気を下げる原因にもなっているのです。
いわゆる「モノの成仏」のようなものです。

そして、床面積を広げるというのは、「床=あなた自身」だからです。

よく床にモノを置いてしまう人がいると思いますが、それは本来の自分自身を隠してしまう行為。
だから、床面積を広げることは、本当の自分自身を取り戻すために必要なのです。

ソファー、本棚、洋服ダンス、ベッド、食器棚……。
全捨離すれば、それまでのものより小さなものでも十分、ということもあるかもしれません。
それらを捨てて、本来の自分が現れたとき、あなた自身が幸運体質へと変わるというわけです。

そこで私は、長年使ってきて、スプリングもほとんど機能しなくなったソファーを捨てることにしました。

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まあ、ソファーをどかしたら、床にはホコリやゴミやらがすごいことになっていました。そこは妻も協力してもらい掃除をお願いしましたが、カーペットだけは捨てることは許されず、床を出すことはできませんでしたが・・・。

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息子を借り出して、いざ車に積もうとすると・・・入りません。
業者を呼ぶか、粗大ゴミの指定日まで待つか・・・。

息子いわく、「壊してクリーンセンターに持っていこう」。

息子は嬉々としてソファーを壊しまくっていましたが、私は「ソファーって、こんなつくりなのか」と、感心しながら解体していきました。

ほぼバラバラになったソファーを車に積んで、クリーンセンターに持っていくと、ソファーを壊して持ってくる人はいないらしく、収集所の方も半分あきれておりましたが・・・。

あとは、最大の難敵「キッチン」を残すのみとなりました。
私の全捨離に、半ばあきれている妻に対して、キッチンの全捨離ができるのか。

最後の挑戦が待っています(^-^;

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