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5月6日(土)湘南 蔦屋書店にて「セロトニンヨガ」ワークショップ開催!

こんにちは。
フォレスト出版・編集部の美馬です。

冒頭から宣伝失礼します!

5月6日(土)湘南 蔦屋書店で新刊発売記念ワークショップ開催!

ありがたいことに、湘南蔦屋書店さんで4月24日より発売(Amazonでは4月21日に先行販売)の『幸せホルモンあふれるセロトニンヨガ』(野村賢吾・著/有田秀穂・監修)の発売記念ワークショップが開催される運びとなりました。

実際に、野村賢吾氏のセロトニンヨガクラスを受けることができる貴重な機会です! 初心者から楽しめるオールレベルの内容になりますので、ヨガがはじめての方でも安心してご参加いただけます。

下のWEBサイトからたくさんのご応募お待ちしてます。

謎多きホルモン「セロトニン」の正体

最近、巷でよく耳にするようになった”幸せホルモン”「セロトニン」ですが、その実態を知る人はあまり多くはないのではないでしょうか。

医療従事経験のある私も、具体的なその分泌メカニズムや多幸感を感じられる理由はよく知りませんでした。現役看護師の知人に尋ねてみても、

「あれ、セロトニンってよく聞くけど、そもそもなんのホルモンだっけ?」

と言われる始末。そうです、今、注目の謎多きホルモンなのです! 

冒頭でお伝えした書籍にセロトニン分泌に関する興味深い研究結果がありました。

※詳しい書籍内容は4月7日の記事をぜひご覧ください。

セロトニンってそもそもどんなホルモン?

少し専門的な説明になりますが、セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつで、喜びや快楽で分泌される「ドーパミン」や、恐怖や驚きで分泌される「ノルアドレナリン」の分泌をコントロールして、精神を安定させるはたらきを持っています。これが、幸せホルモンと呼ばれる所以の一つですね。

ちなみに、必須アミノ酸トリプトファンから生合成され、視床下部や大脳基底核・延髄の縫線核というところに高濃度に分布しているとのこと。

セロトニンが低下すると、これらのコントロールが不安定になり、心のバランスを崩すことで、攻撃性が高まったり、不安やうつなどの精神症状を引き起こすと言われています。

生命活動の基本動作がセロトニン神経を刺激する

そんな重要なはたらきを持つセロトニンですが、どうすればその分泌を促すことができるのでしょうか。

一つは、もちろんセロトニンヨガをどんどんやっていただくこと!(笑)
セロトニン研究の第一人者であり、東邦大学の名誉教授でもある有田秀穂先生がその効果を実証している唯一のヨガです。ご興味のある方はぜひお試しください。

書影をクリックするとAmazonページに飛びます。

さて、セロトニンヨガに取り組む以外に、普段の生活の中でできることはあるのでしょうか。同書から厳選していくつかポイントをお伝えします。

セロトニンを分泌する神経(セロトニン神経)がある脳幹という場所は、生命活動の基本的なはたらきを担っていますが、この脳幹の正中部にセロトニン神経が配置されています。したがって、生命活動の基本動作である呼吸・歩行・咀嚼のリズム運動が活発に発現すると、それに伴いセロトニン神経も活性化されることがこれまでの実験でわかっています。

ヨガや坐禅において「丹田呼吸法」を意識的に繰り返し、深い呼吸のリズムをつくることで呼吸パターンジェネレーターが活発にはたらき、これに連動してセロトニン神経も活性化されるという仕組みのようです。

つまり、セロトニンを出したいなら日頃から呼吸を意識して(深呼吸をつくる時間をつくるなど)、よく歩き、よく噛んで食べる! 単純ですが、結局これにつきます。

忙しない毎日ではありますが、ぜひ1度立ち止まって深呼吸、散歩がてら軽く身体を動かして、ゆっくり味わって食事をとる時間をつくってみても良いかもしれませんね。

目が覚めたらすぐに朝日を浴びる

朝、目が覚めたらすぐにカーテンを開けて、朝日をしっかり浴びるようにすることもセロトニン分泌には効果的なようです。身体を動かす前に日光を浴びることでセロトニン神経を活性化させることができると言います。

セロトニン神経は、網膜が光を感じることで活性化し、強い光ほど網膜への刺激も強くなるため、必然的にセロトニンが分泌されやすくなります。その強い光の代表格が太陽光というわけです。

ちなみに、セロトニン神経の活性化には、2500~3000ルクスほどの
強さの光が必要とされています。太陽光は、曇りの日でも10000ルクス程度あります。対して、一般的な家庭用の蛍光灯は500ルクス程度です。

つまり、蛍光灯の光ではセロトニン神経が活性化しにくいということです。一日の始まりを良い気分で迎えるために、なるべく午前中に日光を浴びる
時間を取るのが良いということですね。

セロトニンの効果で睡眠の質も向上

セロトニンは、「メラトニン」という物質とも深いかかわりを持つことがわかっています。メラトニンは眠気を催す脳内ホルモンです。

セロトニンとメラトニンは拮抗関係にあります。たとえば、日の光を浴びる
ことでセロトニンの分泌が盛んになる日中は、反対にメラトニンの分泌量が減少します。夕方以降はセロトニンの分泌が抑制されるようになるため、メラトニンの分泌が活性化する仕組みです。

興味深いことに、日中のセロトニンの分泌量が多いほど、夜間のメラトニン
の分泌量も多くなると言うのです。それは、メラトニンはセロトニンからつくられるからです。つまり、セロトニンの分泌量が少ない人は、メラトニンの分泌量も少なくなるということになります。

するとどうでしょう。夜間になっても眠気を催しにくくなるため、なかなか寝付けなくなります。ひどい人は不眠症のような状態になるかもしれません。

日中にセロトニンの分泌量をどんどん増やしておけば、夜間はぐっすり眠れるようになります。1番の快眠法は「日中に太陽の光を浴びること」です。リモートワークで一日中部屋にいる、なんて人も多いかもしれませんが、少しの間でも外に出る時間をつくって快眠生活を手に入れましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。


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