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#14 リスティング広告、データフィード広告・・・。まずは押さえたい、検索連動型広告の考え方

こんにちは。佐藤昌弘です。

前回までで、ランディングページの話をいったん終えました。

今回は、ランディングページやホームページにつなげるための広告の話をしたいと思います。「検索」に関連する広告の話です。

まず、ざっと用語の確認をしてしまいましょう。
「リスティング広告」「PPC広告」「データフィード広告」など、聞いたことはあってもイマイチ理解できていないという方は、言葉の意味に引っかかって先に進めないかもしれません。
一度覚えてしまえば簡単ですので、読んでみてください。用語の意味はわかっているという方は飛ばしてください。

◆リスティング広告
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索をしたときに、検索キーワードに関連して表示されるテキスト形式の広告のこと。
(正確には、過去に閲覧したものの履歴や、その人の属性に合わせた「コンテンツ連動型」の「ディスプレイ広告」も含むんですが、ここでお話しするリスティング広告とは、検索連動型のテキスト広告だと思ってもらって差し支えありません。)

こういうのです↓↓↓

リスティング広告検索

◆データフィード広告(ショッピング広告)
商品情報を「データフィード」という仕組みで、複数の広告配信媒体に合わせたフォーマットに変換して表示する広告のこと。Googleで検索をしたときに、画像とともに販売サイトの広告が並んでいるのがそれ。Googleではショッピング広告とも言います。

こういうのです↓↓↓

データフィード広告

◆PPC広告
Pay Per Click広告の略で、クリック課金型広告のこと。広告が表示されるだけでは課金されず、クリックされた回数に応じて課金される。リスティング広告や、データフィード広告もPPC広告の一種ですが、用語上はPPC広告というのは、すべてのクリック課金型広告のことを指します。

◆この広告、文脈的に言って正解? 不正解? 答えられたあなたは優秀

それではさっそく、一番重要な文脈の話です(「#13 もっと効果アップ! プロが教える、ランディングページのワザ」のなかでランディングページの文脈について話しています。まだ読んでいない方はチェックしてください)。

たとえば、このランディングページに誘導するため、リスティング広告を出したいとします。

マーケティングトルネード

https://www.marketingtornado.co.jp/support-menu/kyozai-hanbai/bonjin-salestalk/ 

『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』の教材販売ページです。

見込み客が検索しそうなキーワード「営業 ロールプレイング コツ」に対して、こんな広告を考えたとしましょう。
Google検索をしたときに、検索結果に表示させ、クリックされたら課金されるという仕組みです(PPC広告)。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

<広告>
営業トークベストセラー本が教材化されました。
Amazon総合1位、13万部超のベストセラー『凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク』が教材化。
営業トークの実演を見て、セールストークのコツがわかる。

さて、これは文脈的に言って正解でしょうか、不正解でしょうか?

これは不正解だと考えたほうが良いです。
おそらくクリックはされますが、1%程度です。1000回表示されて10件のクリックがあれば良いところで、実際の教材販売実績はゼロだと予想されます。そんなところです。

この理由が答えられたら、あなたの広告はうまくいくでしょう。超難関でもないですが、それぐらいの難易度だと思います。
「まったくわからない」「なんとなく不正解だと思ったけど、理由が答えられない」という人は、先を読んでください。

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