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半分本当で半分創作

夏休み明け早々から珍事件!

これは本当の話

里山のフリースクールとうたっているだけあって、
自然環境が豊かな場所で活動しています。

夏休み明けの初回、
7名のメンバーが集まりました。
みんな久しぶりの再会が嬉しそうでした。

代表の私が、都合で午後から参加したのですが、
私が到着する寸前に事件。

田舎あるある

その事件というのは、
白昼堂々、うりぼうが出現したのだそうで。
初めて見る子も居て、中には怖がってしまう子もいました。

最初、事件の全貌がつかめず、
うりぼうを見たことがあるかないかのような話になっていて??
または、
うりぼうのような何かが居たのか?
はたまた、
うりぼうが居たことがあるって話を、
聴いただけで怖くなったのか?
こどもたちの訴えが、私には、最初そんな風に聞こえてきていました。

実際は、本当に見たんだそうで。

こうだったらどうだったか

怖がっている子は、もう外には出ないと言って、お部屋で私と過ごしていました。
この一件を後から振り返ってみて、
例えば・・・(妄想)
私「うりぼうが出て怖かったんだね」
その子「そうだよ!怖いよ」
私「そっか、きっとうりぼうの方もとっても怖かったと思うよ」
その子「え?そう?」
私「わー人間の男の子だ!怖いよーって。それで、お母さんのところに必死で戻って、人間の男の子が居たんだよ!怖かったよ!って言うと思うよ」

こんな風に話したら、
その子がクスクス笑いだすのが想像できてしまって、
私も面白くなってしまいました。

そして、もっとオーバーにコミカルにこの話をしたら、
その子が大爆笑するだろう・・・って。

年の頃は同じ男の子二人でも、
かたや、とても現実派。
かたや、その子はファンタジーがまだ残っている。
その二人ともの姿が、
この一件でブワーっと浮かび上がって見えてきて、
どちらも、とても愛おしく感じるのでした・・・

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