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大人っぽく見られたかった過去

皆さん、こんばんは〜!!
今日は珍しく体調が良かったのでお買い物に。
お目当てはずっと前から狙っていたピアス✨
ここ最近頑張っている自分へのご褒美と称して、
やっと…やっと…買うことが出来ました!

そんな可愛いピアスを眺めながら、
ふと頭を過ぎった苦い過去の思い出。
私は半年くらい前まで、周りから大人っぽく見られたくて必死でした。

高校在学中は髪の毛を明るい茶髪に染めて、
洋服は20代の女の子が買う様なお店で買い、
高校を卒業したと同時にピアスを開けに行き、
メイクもクールナチュラルに変えた私。

そんな中でもピアスの穴開けは母親と揉めた大きな出来事の1つでした。
未成年は保護者の同意が必要となるピアス。
病院で安全に開けたかった私にはどうしても母親を説得する必要がありました。

「親からもらった体に穴を開けるって事が
どういうことかあなた分かってるの?」

母親は半分怒り狂った様子で、でも半分どこか哀しそうな表情で私にそう言いました。
残念ながら今でも私はこの考えを理解することが出来ません。
何故なら私はもう親の所有物ではないからです。

『私の身体はわたし以外の誰のものでもない』

だからといって好き勝手にボロボロにして良い訳では決してないけれど、ある程度の責任を持って自由にする権利があると思ったのです。

私の中でピアスは"大人女子"の象徴でした。
実際にピアスを開けた後、私は自分が一段階大人っぽくなった様に見えていました。
毎日、洋服に合わせてピアスを選ぶのが本当に楽しかった。でも、何かがしっくりこなかった。

あれから約半年。
家を飛び出してシェアハウスを転々とする中で
私より7~10歳年上の女の子達と生活を送り、
私の中で「本当の大人っぽさって何だろう」と
考える機会が多くなりました。

メイクやファッションは個性そのもの。
でも、それは本当の意味での子どもっぽさや大人っぽさに直接繋がるものではなかった。

価値観や考え方、人への接し方などそういう積み重ねがその人の大人っぽさを引き出していく。
少なくとも今の私はそう考えています。

それでも私は純粋に今もピアスが好きだし、
自分の個性を引き出してくれる物の1つだと思っているので、毎日付けています!!
ただ、ピアスを付ける事で本来の自分以上の大人っぽさを求めるのは辞めた。
今日はそんな話がしたかったんです。

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