目標達成シート(マンダラチャート)を使う

目標達成シートをご存じですか。
マンダラチャートや大谷翔平選手が高校生の時に書いていたと話題になったシートです。こんなやつですね。

https://www.aile21.jp/worrieshealthroom/yarukiow64/から引用

作り方の基本としては、
①成し遂げたい目標を中心に1つだけ書く。
②目標のために必要な要素を8つ書く。(目標のまわり)
③それぞれの要素を達成するための行動目標を8つ書く。
これで81マスが埋まり、目標達成シートが完成します。

これ、いいと思うんです。
なんでも新しいことを始めると批判があるので我慢しますが、本音を言えば幼稚園で使いたいです。例えば学級経営案。もし昨年度までのものをお手本に、文章をコピペするような経営案や毎年大きく変わらないような経営案が横行しているのであれば、このシートを使うと各クラス・各担任の色が出る学級経営案ができる…のではないか。というのが私の考えです。
自分が担任であればすぐに実践できるのですが、いかんせん思いついても実践するのは別の方というのが現状です。負担を考えるとなんでも実行には移しにくいです。実践したら、また報告します。

この目標達成シートですが、園では使えていませんが、私個人としては最近使いました。ぜんぜん目標達成のために使っていないので申し訳ない気持ちもありますが…でもアイディア出しにも使えるんです。
それがこれ。

幼稚園の課題と目標を書いてみました。各園によって、作った人によって水色の部分に入る内容って異なりますよね。私は見てもらったとおり、計画と振り返り、定時退勤、学び、職員連携、子ども理解、特別支援、園児数の確保、帰属意識にしました。職員連携と帰属意識あたりに職員への強い期待が込められているように見えますね。あとは子どもをありのままに理解したいことから子ども理解と特別支援が入った…のかな。あと、園児数の確保と定時退勤は、なんか独特な感じがします。自分で言うのもなんですが。

自園の先生がどう思って作るのか。
他園の先生ならどんな内容が入ってくるのか。
面白そうだなあ。ウニ会(地域で運営する学びの会)でやろうかな。


さて、もう一つ作ったシートがあります。
ラジオでもお知らせしましたが、原稿執筆の依頼がきています。内容は「保育でのクラウド活用」です。ICT活用は聞いたこともありますし、説明したこともあります。が、今回は「クラウド」です。失礼かもしれませんが、私の肌感では「クラウド……?」という方も多くいると思っています。なので、そこから始められるクラウド活用の記事にしたいなと考えました。

ですが、実際に記事の内容をイメージしてみると、まだまだ確固たる内容や文章の流れが浮かんでこない。その代わりに思いついたのが、今日のお話のシートです。さっそく作ってみて、原稿依頼のあった大学の先生にこんな内容でよいですか?と確認。OKをいただきました。
まだ一文字も書いていないのに確認をとるというテクニックについても解説したいところですが、そこは今日は割愛してシートを公開します。このシートから記事ができるんだな、と思っておいてください。記事を書いたらまた公開します。

まだ発売されていない雑誌の記事内容ですので、公開は「やまもゼミのメンバー」に限定させていただきます。興味のある方は、一か月でも良いので、ぜひやまもゼミに入会してみてくださいね。


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