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footcaregiverBASIC講座福島会場レポート

2023年11月18、19日。福島県伊達市のサービス付き高齢者向け住宅あっぷるつりー掛田様の研修室を会場に実技演習を開講いたしました。

同、有限会社ネットワーク調剤様のデイサービスで勤務する2名の職員様(介護士・機能訓練指導員)への職員研修の一環での開講でもありました。


実技演習では先ず講師による各フットケアの工程毎にデモンストレーションを行うことで実際に観て学んでもらいます。これは観察力を養うことや手法をイメトレすることにも繋がるのです。


日頃から自分の足を自宅で足浴をしているという受講生もいて足浴の心地良さを熱弁してくれました。毎日入浴できていても足を温めることで血流を促したり、副交感神経が優位になり気持ちがリラックスできたりなどの効果は足浴で得られるという研究調査もあるほどです。

足浴の体験



何が始まるのか最初は緊張されているご様子はありましたが、工程毎に受講生が説明をすることで緊張も徐々に和らいでおりました。足浴をすると「いやぁいいねえ」と笑顔になるお年寄り。そしてフットケアの時間はマンツーマンで向き合う時間にもなるためお年寄りも会話が止まらないという方もいらっしゃいました。全てのフットケアが終わったら「こんなの初めてだぁ」トニコニコとお喋りをし合うおばあちゃんたちにどこか私たちも嬉しくなるのです。


爪を整える道具の動かし方がぎこちなかった受講生も2日目、何かの瞬間でコツをつかめ手つきが見違えるように変わっていました。手技は講習後も手を動かなさないと忘れると思います。受講生にもお伝えしておりますが受講後もご家族やお友達等の足を借りて練習することを怠らないようにしていただくと高い講習費は無駄にはならないと思います。(これでもだいぶお安く設定をしております。多くの方に受講していただきたいため。)BASIC講座は受講後半年以内、希望者のみ1回限り無料で90分間のアフタフォロー講座付き。オンライン又は仙台会場での対応となります。

介護事業所でフットケアを導入するには?

同じデイサービスにお勤めということで、どこの時間で足の爪切りなどのフットケアができるのかといったことや上司にどう伝えたら納得してもらえるのかといったことも話になりました。フットケアの担当講師は、特別養護老人ホーム、デイサービス、有料老人ホーム等での介護福祉士や管理者としての経験もあるため提案や導入方法についてもお伝えすることができるのが特徴のひとつでもあります。


受講生の声

▪️爪の長さや切り方で歩行困難になるという事を学びました。フットケアに関して沢山学ばせていただきました。職場、私生活でも活かしていきたいと思います。
職場では毎日行いたいと思います。(介護士)


▪️足部のトラブルはその方の人生を左右する。フットケア爪や足の観察の大切さをよく理解する事が出来ました。意外に爪を切る事が大変でととても時間がかかり難しかった。爪の見方、靴の見方、切れる爪、やめたほうがよい爪など、実際に見る事でよく学べた。利用者さんの足トラブルの軽減や心理的ケアに活かしていきたい。実技では細かく丁寧にご指導頂きありがとうございました。(機能訓練指導員)


2023年福島会場のご協力先


■フットケアギバーBASIC講座
2024年上半期の受講生を募集中です。介護事業所様でお申し込みの場合は助成金についても情報をお伝えしております。


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