【思考-Pt.17】幸福論
幸福とは
幸福とは何か、どうしたら幸福になれるのか。
人間は幸福を根本では求めて生きているのだと思う。
不幸になりたい人はおらず、幸福になりたい人がほとんである。
さあ、どうしたら私たちは幸福になれるのでしょうか。
やりたいことを成し遂げた時、他者貢献した時、恋人といるとき、様々な状況で幸福を感じるかと思います。
結論から言うと幸福とは何か、あるいはどうしたら幸福なのかという問いに関しては答えは無い、あるいはすべてが答えだと考えています。
幸福とは個人が感じている物であり、具体的なものではなく抽象的なものです。
そのため、その個人が幸福と感じれば幸福であり、不幸と感じれば不幸です。
ショーペンハウアーが述べていましたが、個性は常に付きまとい、個性によってすべてが彩られる。まさにこれだと思っています。
その個人がどのような個性を持っているかで幸福かどうかは変わるもので、絶対的な幸福は存在しないと考えています。
例えば同じ状況に遭遇したとして、幸福に感じる人と、感じない人がいると思います。
それはその物が幸福なものではないのではなく、その人にとって幸福かどうかの判断基準が異なることが原因です。
80点を良い点数だと思う人もいれば、まあまあと思う人もいる。
幸福とはその対象者と幸福をもたらす要因との相対性によってもたらせるものであるということができます。
その人の個性によって、その外部環境からどのような事を受け取るのか変わってきます。
幸福がどうかは自分自身が幸福かどうかを判断しているため、自分次第でどうとでもなるのが幸福です。
幸福になるには
幸福になるにはということで、幸福になるための要因を自分がその物を幸せに感じるかどうかというのは前述しました。
そのため構造としては外部の要因を自分がどう判断するか、その判断結果が幸福かどうかを決める。という形になります。
この構造の場合、幸福になるために変化をさせやすいのは圧倒的に自分です。
外部環境というのはもちろん変化可能な物もありますが、自分だけの力では変えられないものが多いです。幸福に感じられない現状を打破するために変えにくいものを変えるよりかは、変えやすい物を変えた方が良いのはそりゃそうだと思います。
そして変えやすい方である自分を変える必要が出てきます。
自分がそれに対して幸福と思えるようにするために幸福に対する判断基準を理解しなければなりません。
自分は何に対して幸福と感じるのか?どのような判断基準を持っているのか?
ここを理解できれば、幸福に感じる選択をするということが容易になります。
また、中には幸福に対する判断基準を下げる、変えるという方法で幸福をより感じる人もいるみたいです。
自分の幸福に対する評価基準を知ることで、それに評価されるようなことをする、評価の仕方を変えていくといった手法を取ることができます。
よって幸福かどうかという物はかなり主観的なものであり、絶対的な物ではありません。他人が幸福な物でも自分は違うかもしれませんし、その逆も然りです。
よくやりたい事以外にどう生きるかを重視されるのはここが要因です。
どう生きるかはすなわち何を大事にするのかということで、それが幸福の判断基準となることが多いです。
どう生きるかを前提としてやりたいことを追うとより幸福に感じられるだろうという論理です。ただやりたいことができても、幸福の判断基準とそれて達成した場合、幸福に感じられない場合も考えられるため、どのように生きるかが重要視されている傾向があります。
幸福とは自分の中にあるものです。なのでまずは、とにかく自分を理解すること、それが幸福になるための第一歩だと思います。
集団としての幸福
この世で生きる上で必ず『集団』の中で生活していかなければなりません。
その集団の中で幸福をどう実現していくか。
前述した通り、幸福は完全にその個人に依存するものです。そのため個人的にはどの集団においても全員の幸福を実現するというものは不可能だと考えています。
個性に違いがあるのは皆さんお分かりだと思います。
故に、反発し合う物も中にはあります。それが自然な事であり、だからこそこの世界は面白いことが溢れているのではないかと思います。
集団と個人の一番の違いは他人に干渉してしまうかどうかです。
そのため集団において個人の幸福が全体の幸福にはつながらない場合も多いかと思います。
誰かにとっては幸福だと感じることが実現できたとしても。誰かには人生理念に反する事である可能性もあります。
そのため集団においては、自身の個性を理解して自分に合う集団を見つける力と、集団を作る物として、複数の幸福が実現できる自由度の高いかつ、近しい幸福を掛け算できる。そして適度に干渉せず、適度に干渉する集団を作ることが大事かなと思います。
これはあくまで生活としての集団でありますが、個人個人が自身の幸福を理解し、それにあった居場所を作り、お互いの幸福を掛け合わせることが集団としての幸福として良いと思っています。
こんな感じでザーッと幸福について考えてみました。
これから幸福論についての書物を読んでいこうと思っていたので、あえて読む前に書いてみました。
読んだ後の変化も続編として書いていきたいと思います!
【プロフィール】
2000.7.7生まれ20歳。将来は監督として活躍することを夢に活動中。モットーは「やりたいことは全部やる」「プロフェッショナル」。上海に3年間の滞在経験があり、高校卒業後はイタリアへ、コロナの影響で現在は日本に帰国中。2021年9月より台湾へ留学し、2022年9月よりイタリアへ戻りペルージャ大学スポーツ科学部に入学予定。
現在は日本で語学やサッカー等の勉強をしながら、各種学生団体の運営や、サポートに携わっている。
まだ、現役としてプレーも続けており、ポジションはGK。
【所属】
〈現所属〉
若者応援情報サイトヒトトナリ 副代表
https://twitter.com/hitotonari_key?s=21https://twitter.com/hitotonari_key?s=21
NEST Football Coach Academy 代表
https://twitter.com/NESTfca?s=20
団体Hotalk共同代表
https://twitter.com/hotalk1229?s=20
よんはち 運営
https://twitter.com/challenge48h?s=20
団体Velis 運営
Management Zoom 運営
https://twitter.com/management_zoom?s=20
船橋ユナイテッド フットボールディレクターhttps://twitter.com/funabashiunited?s=20
DFL 共同代表
https://twitter.com/develo_official?s=20
〈指導歴〉
ACミランスクール佐倉 アルバイトコーチ(2019.2〜2019.8)
東京GKスクール アルバイトコーチ(2019.2〜2019.8)
船橋ユナイテッド フットボールディレクター (2021.2~)
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