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大学生でも何度も遠征に行く方法

いよいよ、Jリーグも佳境に差し掛かりシーズンの終わりを感じる季節になりました。私の応援している、北海道コンサドーレ札幌はなんとか今年も残留を決めて7年連続のJ1残留となりました。サポーターとして一安心です。

そんなコンサドーレも昔を振り返れば、弱い時期がありました。しかし、その時期があったからこそ今の強い、J1で戦えるコンサドーレがあると思います。そういう風に強くなったコンサドーレを長年見ていると、サポートしたい気持ちが大きくなります。もちろん、シーズンや直近の試合の成績によって気持ちは変化しますが、サポーターの気持ちは大体大きくは変わらず、ずっと応援しているんですよね。私も何回もコンサドーレに嫌悪を抱くことがありましたが、結局翌週の試合はしっかり応援している。そんなことの繰り返しです。

そんな私も今年から大学に進学し、ホーム・札幌を離れることになりました。ということはホーム戦には参戦できない。アウェイに標準を合わせることになります。というわけで、今季は何回もアウェイ戦に駆けつけ、ゴール裏で声を張り手拍子をし…とやってきました。(ホームも数試合は行けました)

だが、大学生が遠征費はどうやって抑えている?はたまた、そんな時間ある?という話です。
なので、今回は私の遠征のやりくりを紹介します!

遠征に行くための技術を身につけて、学生でもできる限りアウェイ遠征に行きましょう。(もちろん無理しない程度で…)

過去の記事にも遠征について書いている記事がありますので、そちらもぜひチェックしてください。

取り組むべきこと

生活の中から節約することが大事です。その節約法の紹介です。
また、時間をうまく作り出すことに関しても書きます。
遠征の中でも工夫がありますので要チェックです。

生活編

外食しない

大体金欠な大学生は、削れる生活費用は削ることが大事です。例えば、外食でお金をいっぱい使ってしまうこともあるかもしれないです。極力、外食を避けて自炊で食費を安く済ませましょう。友人関係も大事なのでバランスをとりながらになりますが…。
とにかく、食費を最低限にし節約しましょう。ちなみに、私の場合は朝と夜の1日2食にしているので昼はなんとか我慢して生活しています。その代わり朝夜は量をとります。
あと、間違ってもスタバとかにはいかないように。企業批判というわけではないですが、金がないのに、節約すべきなのにコーヒー1杯にお金を使うわけにはいきません!新作が出ても知らないふり!(私の場合はそういうトレンドには一切の興味を持たないので気にすることはありません)


安く買う

外食をせずに自炊というわけになるのですが、食材の準備する場所も大事です。特に、スーパーやドラッグストアは安いので、買い物はその辺で済ませましょう。コンビニとかを使うよりも安くなります。そもそも、いろいろな商品の価格が低いのでかなり有効的です。
住んでいる地域の中でもいろいろな店舗がありますので、各店舗の価格を調査し一番安い店に通いましょう。また、商品ごとに安い店舗が異なりますのでうまく使い分けて買い物をしましょう。
先ほどのスタバとかのように、物価の高い店に通ってしまうと「ちりつも」でどんどんお金がなくなるので、将来的にお金を少しでも残せる買い物が必要です。


ポイントの活用

これは食費にも関連することなのですが、クレカのポイントやポイントサイトで出来る限りポイントを稼ぎます。そうすることで、間食や何か買わなければならない時にポイントで支払うことができます。要は、無料になるということです。
しかし、ポイントを貯めるのは簡単ではないのであまり頼ることはしません。クレカのポイントも還元率的には結構使わないとそこそこ貯まらないので、例えば遠征費をカードで切って、その分のポイントを活用するみたいな。他には、モッピーとかのポイントサイトでできる限りポイントを貯めます。また、ポイントカードも積極的に使ってポイントを貯めましょう。遠征先でもコンビニ等で小さい買い物はポイントで済ませることもできます。


そのほかに

ほかには、水を止めながら使う(節水)ことや余分な電力を使わないことも重要です。公共料金が足を引っ張ることもあるのでなんとか1円でも低くできるように節水・節電を試みます。夜は電気を使いすぎないように早く寝ることや使っていないコンセントを抜いておくことを徹底します。電気つけっぱなしで寝落ちなんて最悪ですよ。(何回かそうなってしまうが笑)
また、洗濯も3日に1回くらいにします。夏は難しいですが冬はそうしましょう。結局洗えばきれいになるので問題なし!
という感じで、普段の生活の中で消費するエネルギーやサービスを最低限のものにしていきます。


移動手段編

セールに敏感に

これは安く買うということにも関連するのですが、ここでは航空会社のセールのことを指します。
まず、飛行機を使っての遠征では飛行機代が高くつきます。なので、たまに行われる航空会社のセールに積極的に飛び込みましょう。特に、LCCのピーチがセールをよく行っているので活用しましょう。また、JALやANAでも最近はセールをよく行っているのでどんどん使いましょう。大手航空会社を安く取れれば文句は全くありません。受託荷物も無料だし、Wi-Fiや飲み物の機内サービスも充実している。

新幹線のセールもあります。
私がよく使う東北新幹線は、トクだ値というものが設定されています。普段は最大で30%offの時があります(ただし条件あり)。30%offで取れれば最高です。例えば、仙台〜東京間は1万ちょいですが、30%offなら7600円と破格。10%offの設定もありますが、それでも9000円代。少しでも節約ができますね。また、年に数回50%offの時もありますのでそれも要注目です。

しかし、セールはさまざまな目的もった人が参加するので安く取れないこともあります。そこはもう運が絡んでくるので頑張りましょう。
ですが、飛行機も新幹線も早く取ればかなり安く取れますので、行くと決めたら(行こうと思っているなら)すぐに取るのがおすすめです。できるだけ早くとりましょう。


安い移動手段を考え続ける

セールで取れたり、LCCを用いて移動するなどさまざまな低価格の移動手段があります。バスも安いですよね。しかし、セールが設定されてないけど遠征に行きたいということもあります。そんな時はセールじゃなくても安くいける手段を模索しましょう。

例えば、飛行機であればLCCを使う。LCCの通常料金でも十分に安いです。また、穴場となる手段もあります。MCC(ミドルコストキャリア)なら、LCCと大手の間くらいの値段で乗ることもでき、LCCより安いなんてこともあります。手数料もかからないので便利です。MCCの代表例は、スカイマークやエアドゥです。個人的にはLCCよりMCC派。

飛行機に限らずですが、価格は毎日チェックすることは当たり前にしましょう。行くと決めた or 行きたい 遠征の日の交通機関の価格はチェック・サーチし続けます。出発する時間帯でも価格は変動しますし、会社によって価格は変動します。AがダメならBでみたいなプランを立てておけば、仮に予約ができなくても保健をかけることができます。または、新幹線が高いならバスで行くとか。しかし、バスは時間を取られるので許容できるなら使うようにします。時には、フェリーを使うこともありでしょう(ホーム・札幌での試合に行く時は何度も利用しました)。


行き方の変更を考慮

これは移動の仕方によって安く済ませる方法です。
例えば、札幌から大阪に行く時。伊丹で降りるには大手しかないから、関空にLCCで降りるとか。または、名古屋行きを安く取れたから名古屋から大阪に向かうとか。神戸が安いから神戸からとか。陸続きになっている本州ならできますよね。
大阪だから伊丹か関空しかない。と思わずに名古屋や神戸からでも行けるという認識を持ちましょう。ダイレクトに目的の地ではなく、遠回りしてでも安く。これは空港の位置を知っているかどうかにもなりますので、飛行機の路線や鉄道網のつながりを勉強することで対応できます。そうして、知識を身につけられれば広い視野で多くの策を持って遠征を計画できるでしょう。知っていれば安くできますね。さらに、一回の遠征で何県も訪れることもできて楽しいしお得な感じ。


遠征編

食事は安く

ここでも食費を抑えます。しかし、旅先で倒れてもいけないのでしっかり食べましょう。その中で、価格の安い店での食事をしたり、ホテルの無料朝食を食べたり(東横インでは無料)。
あと、スタジアムグルメも危険です。スタグルを食べて楽しむのもすごい醍醐味ですが、金欠からしたら贅沢でしかありません。なので、事前に安いところで食事を済ませておいたり、弁当を買っておくなどします。もちろん、スタジアムの持ち込み禁止などは守ります。


ホテルも安く

移動手段などと同様にホテルも安くしましょう。
季節によっては高いところもあるかもしれませんが、信頼すべきは東横インです。先ほど出たように、朝食が無料ということと変な価格上昇がないことが強みです。ホテルでの滞在時間は短いのでとにかく安くしましょう。
快活などの漫画喫茶とかでも安くなりますが、個人的に衛生面や他人と共用な部分が多いので好きではありません。贅沢に聞こえるかもしれませんが、宿泊だけはホテルにするのが自分流です。というか、ホテルに泊まることも遠征の楽しみのひとつだと思います…。
パーソナルスペースの確保やゆっくりできる空間を作っておいて万全な状態を維持します。


滞在時間を短く

根本的なことをいうと、遠征の日数を少なくすることも大事です。
極端な話、日帰りや夜行バスを用いてホテル代を浮かせたり、試合を見るだけに留めて帰るなど。日数が多い分、その一日にかかるお金が増えます。しかも、遠出ということもあり財布の紐も緩みがちですからね。
なので、滞在時間や滞在日数を短くし、遠征でかかる費用をとにかく最低限にすることが重要になります。しかし、無理をして体調を崩したり時間をミスって帰れなくなったりすることもあるかもしれないので、その辺のリスク管理も意識してください。

デーゲームの多い春先や冬は日帰りなんて余裕でしょう。夏場は夜のゲームが多いので、できる限り滞在時間を短くして1泊に留めましょう。
関東圏や関西圏などのチームが密集している地域は日帰りとかの概念がなくていいなあと思います。地方チームからしてみれば羨ましい…。


こだわるべきポイントと注意点

繰り返しになる部分もあるかと思いますが、個人的に遠征でこだわるべきポイントまとめなような感じであげます。プラスして注意すべきことも挙げてきます。

ポイント

まずは、普段の生活で節約をすること。倹約家を目指します。工夫・我慢するしかないです。次に、移動手段を安くすること。セールや早めの予約で安くチケットをとりましょう。遠征先のホテルも同様です。そして、遠征の日数自体を短くする。日帰りや1泊2日の短い行程を組むべきです。

計画の中では、策を何個か立てながら最適解を見つけてそれに合わせて予約やシミュレーションを行う。最安を狙い目に頑張るスタイル!


注意点

今季は何回も遠征に出向く中で、これは注意した方が良い・避けた方が良いと感じたことがありますのでご紹介。

まずは、夜行バスを使わないこと。安いし宿泊代も浮くから良いと思いがちですが、夜行バスに乗ってからの翌日にゴール裏で応援するなんて怖くて仕方ない。夜行バスは普通寝れたもんじゃない(個人差あり)。なので、体調や気持ちが万全でない状況で応援をフルでできるかなんて分かりません。若い力でなんとかなることもありますが、それに頼りっぱなしではいつかガタがきますので要注意。また、疲れた状態で帰りも夜行バスで強行帰宅を試みると、数日後には風邪でも引くでしょう。

現に、私は福岡での試合後、そのまま夜行バスに飛び乗り大阪へ行き、朝イチの便で仙台へ帰りましたが2,3日後に発熱をし数日ダウン。これが教訓です。
今季は2度、夜行バスを利用しましたが調子が崩れました。二度と使わないでしょう。

ということもあるので、次に大切なのはホテルで宿泊すること。先述したとおり、パーソナルスペースの確保としっかり休める場所の確保はしましょう。疲れを落とすためにもかならずホテルにしてください。
シャワーやお風呂に関しても、他人と共用はなんだか気持ち悪いです。気にしない人は快活でも使ってくだしい。
ただ、フェリーを使うと寝る場所もあるし温泉もあるしレストランもあるしで結構充実しています。なのでアリかなと。しかし、レストランはかなりお金かかるので、食事は準備しておくことをおすすめします。

そして、最後はケチらない。なんとここで、ケチらないとか言うのか!?と思うのですが、ここでもケチとは食事や飲み物などの必要なものに関してです。価格が安くても腹が満ちないなら意味がありませんし、体調も崩しますので食事と飲料だけはしっかり確保しましょう。特に夏場は、どちらもしっかり取らないとゴール裏ならぶっ倒れます。夏場のゴール裏でしっかりご飯を食べない・飲み物なしは自殺行為なのでご注意を。冬でも、声を出すなら水くらいは持っておきましょう。と言うか基本ですよね。まあ、その辺の生命活動に関するところが最低限守っておきましょう。


総括

という取り組みを行いながら、一回の遠征を安くすることで何回も遠征にいけるでしょう。しかし、かなり今季は無理をして節約した感じがするので、来季からは節約する場面の判断を慎重に決めていきたいです。

ただ、遠征というものは旅行でもありますので、お金をかけて知らない土地や観光を楽しむことも絶対に必要です。なので、バイトとかいっぱいして稼ぐことで解決できます。しかし、その稼いだ分を一回に注ぎ込まずに何回かに分配することで回数を稼ぐことになります。一回を楽しまずに、何回もいろんなところで遠征することで、サポーターとしての「駆けつける」行為につながるでしょう。それが多くなればなるほど、チームをサポートしている感は強まります。もちろん、グッズを買うだけでもサポートにはなります。だが、アウェイという地で自分のチームとサポーター仲間との空間を購入することも大事なことです。現地に出向いて声・手拍子で支える。ホームから離れた地でユニフォームを着ているだけでも、選手を励ましています。自己満かもしれませんが、そんなこと言われても気にしない精神でやっていくのがサポーターです。

はっきり言って、学生ながらも私はサッカーにしか興味がないんです。漫画もアニメもテレビもゲームも興味がない。趣味や部活で行うサッカー分析とサポーター活動で成り立っている人生です。だから、サッカーや遠征にしかお金が使われません。そんな極端な人間は少数派ですが、私はこのスタイルでやっていきますよと。。。
(でも、贅沢してお金と時間を確保した遠征が理想ですがね。)

というわけで、私の遠征の仕方を紹介しました。参考になれば幸いです。皆さんもそれぞれもやり方でサポーターライフを楽しみましょう。

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