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【読書日記004①】ビジネスを変えるイノベーションは良い”知”から。

こんにちは。4月は新年度!
ぽすたは社会人4年目を迎えます。あー、中堅社員だー。
さて、今月も本を読んでいこう~。

#015.Forbes4月号 「スモール・ジャイアンツ」

中小企業の新たな取り組みにフォーカスした4月号。
Topicは「dポイント」による新たな価値創造への挑戦を図ったNTTドコモと電通デジタルの取り組み。
「dポイント」を新たな価値・体験を感じてもらえる考えの中心に据えており、単にWeb広告に留まらない、混雑回避の手法やテイクアウトを促すコミュニケーション戦略として位置付けていることが斬新だった。

またSpotifyのCEOであるダニエル・エクにもフォーカス。
当初から無料の広告収入に頼るサービスであったことから、契約上どのように合意を形成していくかがとても重要な問題であったという。
レコード会社やさまざまな権利会社と交渉を進め、いまの形を作り上げた彼には脱帽。

#016.西洋美術史 -木村泰司

美術を通じて、歴史を振り返ること。
ビジネスエリートが身に着ける教養の意味がなんとなくわかってきた。

本書は初心者向けに、西洋美術のトピックを時代別に解説してくれている導入書だ。
僕は美術館に足を運ぶときに、該当する部分を読むことで、絵を見て感じたことと本を読んだ知識がリンクするように努めた。知識がついてくる毎に、美術館へ行くのが楽しみになり、絵を”読み解く”ことが楽しくなっていった気がする。

大人のたしなみとしてもとてもよい趣味だと思うので、興味がある人はぜひこの本から読んでもらうことをおすすめします!

#017.沈黙のパレード -東野圭吾

東野圭吾先生はやはり天才であった。
一度のめり込むと、物語を読み進める手が止まらなかった。
最近の東野圭吾先生は、謎(トリック)を読者にあえて想像させ、それを盛大に裏切ってくるという手法を取っているように見受けられる。
なので、読者としては驚きと同時に、くやしさを感じざるを得ない。

本作は9月に映画化もされるようなので、楽しみに待ちたい。

#018.広告ビジネスは、変われるか?-安藤元博

デジタルの波が到来している広告ビジネスにおける会社の向き合い方や重要なポイントを包括的に記載されており、網羅的に理解できる一冊。

僕自身も課題だと感じている「データ/デジタル」と「クリエイティブ」の対立について、問題提起されており視点としては重要な学びがあった。
一方で、この部分については、やはりクリティカルな記載はなく、データとクリエイティブをどうリンクさせ、融合させていくのかは、市場全体として課題なのではないかと感じました。

#019.フットボール批評35 4局面の解剖学

サッカーの考え方や捉え方で、局面の切り出し方から練習内容まで大きく変わることを改めて実感。
ここ数年でもサッカーのスピードやゲームのクオリティは年々増しており、観戦する側も知識をアップデートしないと時代についていけない危機感を強く感じた。

#20.西洋美術史 -池上英洋

ガイドブックとして最高の一冊。
#016と一緒に手元に置いておくことが推奨。
美術館巡りをする際に、該当の時代を読んでみるだけでもきっと楽しいはず。

前ページカラー印刷されているため、美術館で見た絵を改めて本書で確認することもできるし、有名な絵というのは世界的に知られているのだ。
”印象派”からはじまり、宗教画や風俗画にいたるまで、多くの知識を取り込むことができた。

4月は中旬だけど、20冊まで溜まったので前半はここまで。
それでは~。

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