「夏休みの作文」は定番の宿題だ。提出必須の学校も多い。そこで、作文攻略法を記載する。結局のところ、「型」に自分の体験を落とし込んで書いてしまえば要求文字数が800字だろうが2000字だろうが問題ない。サックっと片付けて、有意義な夏休みを過ごしてほしい。
* 私は「作文アンチ」である。が、長くなるので割愛する。
1. 作文のコツ
おおまかな作文の手順だ。私が知る限り、「私は○○を経験しました。うれしかったです。今後は……をがんばりたいです」といった「THE 優等生」な作文が何らかの賞を受賞することはほとんどない。では、「よい作文」とは何だろう。それは「自分の人生にひきつけてある」作文であろう。作文中のエピソードが平凡なものだとしても、「それが自分の人生にどういった影響を与えたか。自分がどのように感じ、葛藤し、成長したか」が具体的に描写されていれば、読む者を感動させる。
これを踏まえると
このような構成にするとよい。
2.「作文がものすごく苦手な人」用の型
この型はほとんどすべての中高生に当てはまる。自分の置かれた状況に当てはめて書けばよい。
3. 自由作文サンプル
4. おわりに
作文は早く終わらせるに限る。長く考えれば名作ができるわけでもないし、授業の自習時間や土日の数時間を使って、一気に書き上げる。苦手な人は上の型に自分の体験を入れる。
重い課題なので、引っ張れば引っ張るほど億劫になる。「作文が好き!」な人以外は、早く終わらせて「作文のない夏休み」を目指そう。