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【後編】実録!food skoleオンライン講座

みなさんこんにちは。
食のクリエイティブチーム株式会社honshokuにインターン中のわたなべゆめのです。食のリテラシーの学び場『food skole』のオンライン講座についてのリポートの後編となります!前編はこちらから。

引き続き、学べたことと出会えた人に注目しながら紹介してきます。
私が毎回の講義を観て実際に感じたこと、そしてみなさんと共有したいなと思ったことを書いています。私が感じた『food skole』の魅力が、みなさんに伝えることができればうれしいです!

3時間目:廃棄・循環資源を学ぶ

3時間目は、廃棄物コンサルタントの経験もある荒井里沙(あらいりさ)さんから、廃棄物について定義から詳しく教わりました。廃棄物、奥が深い・・・

グラレコDAY3

2時間目で、「罪は余剰や不均衡」だと学びましたが、3時間目の講義でも「食品ロスって頭ごなしに否定して良いものなのか?」と考えさせられました。

本日のpick up word:善悪二元論は思考停止

1時間目のpick up word「部分最適と全体最適」が大きな思考の持ち方なら、「善悪二元論」は個々の問題に対する思考の持ち方かな、と思いました。現実(事実)は1つでも、視点を変えると「見え方」が変わって、それぞれの主張や正義につながるんだろうなぁ、と発見。いろんな人の手で支えられている「食」だからこそ、忘れちゃ行けない言葉だな、と思いました!

お知らせ

3時間目は大事なお知らせも! 1つ目は、「図書室」について。

『food skole』のホームページでは、講義内で紹介された本や、講師の方々が「良いな!」と思った本をまとめてチェックできるコーナーがあります!
購入リンクへ飛べる機能もあるので、気になる方はぜひご活用ください。クラス長の平井さんから、やってみたい企画があれば発信してみてね、とのことでした。こんな環境なら、こっそり暖めていた企画を披露したくなっちゃいますね。どんなアイデアが出てくるか、今から楽しみです。

2つ目は、「企画にチャレンジしてみよう」ということ。
『food skole』は、あなたの「やってみたい」を応援します!ということで、クラス長の平井さんから、やってみたい企画があれば発信してみてね、とのことでした。こんな環境なら、こっそり暖めていた企画を披露したくなっちゃいますね。どんなアイデアが出てくるか、今から楽しみです。

4時間目:生産現場を学ぶ

4時間目はゲスト講師に銭本慧(ぜにもとけい)さんを招いて、生産現場・地方での事業について学びました!今までの陸のお話から海のお話にシフトチェンジ。

グラレコDAY4
うなぎの天然稚魚ゲットをしたこともある研究畑出身の銭本さん。現在は長崎県の対馬で漁師もやりながら、事業を立ち上げて持続可能な漁業への模索をしています。オンラインを活用した贅沢なゲストでしたね!

本日のpick up word:取った一匹を大切に処理する

取った一匹を大切にする流通作りは、長期的な資源も守りながら、漁師の方々の所得も守ることにつながる。当たり前なようで、大量流通が前提の社会だと先駆的な試みだなと感じました。生産者と消費者どちらとも情報をシェアして、とれた魚について余すことなく大切にする。海に囲まれた日本だからこそ知るべきお話をありがとうございました!

5時間目:プレゼンテーション

いよいよ最終日!
それぞれがスライドを用意して、みんなが食の学び場・『food skole』で学んだこと、感じたことから形作られた意見を共有します。総勢8人の意見・・・中には手書きスタイルのものもあったり、それぞれの個性が発揮されていました。取り組みのスタートダッシュを切った人、新しい視点をゲットしてむずむずしている人、などなど。激アツでした!

全ての発表後、クラス長である平井さんから、フードロスクラスの“裏”コンセプトが明らかになりました!それは、

「フードロスってもやもやする」

みんなのプレゼンを見ていると、このコンセプトが見事に達成されたことを感じました。笑 そして私は、平井さんの“裏”コンセプトには続きがあると考えています。それは、

「もやもやすることは悪いことじゃない」と伝えることです。

学びの後に、「たくさん吸収したのに、よくわかんなくなっちゃった!」となることもあるでしょう。問題について考えるとき、もやもやから始まり、解決するためにもやもやと向き合い、模索を続ける。正解は誰にもわからないけれど、仲間といっしょに新しい発見と昇華ができる
きっとこれはひとつのサイクルなんだと思います。そして、より良く生きるための第一歩なんじゃないかな、とも思うんです。

まとめ

ここまで合計5日間、時間にすると10時間近い講義について振り返ってみましたが、いかがでしたか?

みんなで学びを深めることで、
・基礎知識を学んで問題解決への土台を得て
・問題が潜むシステムの全体像を知り
・システムの出口と不要品の有効活用を模索し
・作り手の想いを知り
・自分の意見を具現化して発信する
ことができました。

今後も『food skole』の活動は続いていきます。
クラス別の活動だけでなく、部活動や委員会活動、さらには課外学習など、いろいろ展開していく予定です。

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最後になりますが、私から伝えたいことは、
疑問や不安といったもやもやは悪いことじゃない!
もやもやをみんなで形作れば進化できる!ということです。
これからの社会や食のことが、なんとなく気になっている方、ぜひ遊びに来てください。一緒になんとなくの種を植えて、どんな花が咲くのか学びながら育んでみませんか。

みなさんのご来校、お待ちしています!
フードロスクラス第2期のお申し込みはこちらから。

ほかのクラスも気になる方は、こちらをご覧ください。

前後編にわたる長文を読んでいただき、本当にありがとうございました!フードロスに関心のあるいち人間として、この記事を読んだことがきっかけの人と『food skole』で会えたらうれしいな、なんて思っています。
この記事を書けたこと、記事を読んでくれる人がいること、全ての機会に感謝!食のクリエイティブチーム・株式会社honshokuインターン生のわたなべゆめのでした!

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