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独立|無名の新人の始め方

僕はそこそこ長いこと料理人として働いています。

ですが、誰も僕のことを知らないと思います。

なぜなのか?答えは何もしていないからでした。

本当に何もしていないわけではありません。自分自身での料理に対する勉強はしていました。色んな所に足を運んで食材や料理を食べ歩き分析することもしていました。

でもこれらは、いつも内に働きかける努力であって社会においての自分の価値を上げていく行動ではありませんでした。

でもトヨタの終身雇用が終わったことを皮切りに、自身の収入源が1つしかないことに焦りを感じたことと時を同じくして、元来夢であった独立に足をかけ始めました。

noteを通じて色んな飲食店の関係者の方々の意見や実際の開業の様子を見ていくうちに自分がどれだけ料理以外に手を付けていなかったかが恥ずかしくなりました。下記のような事例は本当に勉強になります↓

無名の新人として自身のECサイトを作り商品を販売することからスタートした僕ですが、待ち受ける課題は実に様々で多岐にわたります。

フォロワー問題、認知度問題、付加価値問題などです。

僕はまだ無名の新人です。おそらくこの先、当分無名でしょう。

でも無名の新人は常に発信していかなければいけないと思いました。

無名じゃなくても発信している方は多くいる。無名の新人はこれ以上の努力をしないとこれらの人の住む世界には一生かかっても追いつけない。

ウケるかウケないかは考えない。とりあえず大量のアウトプットを仕掛け、そこから生じる世間の反応を分析してどの層が見てくれて気に入ってくれるのかを確認しなければいけない。

とにかく努力の分母を圧倒的に増やしていかないと成功には追い付けないと実感しています。

自分でビジネスを起こすというのは誰かに知ってもらえないと生きていけない。評価してもらえないと続かない。

そのために必要な行動は今まで料理人として自分の殻に閉じこもり、その殻の中で行ってきた成長の行動を外に発信できるような形に変換することが重要です。

自己成長は自分のみで完結する。自分の努力が成長に比例すると考えていましたが、外部に向けて発信することで成立する成長もあるのだと理解しました。

無名の新人は   

努力の母数を増やす!!
 努力したものは世界に発信して非難されてもいいから自分の評価を受け入れる!!

ということがとても大切だと実感しました。

またSNSを使って網を張るような仕方ではなく、見て頂いた方や「いいね」をつけてくださった方に一人一人コメントして回るという、銛で魚をとらえるような粘り強く根気のいる行動が必要です。

僕みたいに知名度も信用度もない人間は一つ一つ確実におごらずに行動することが一番の近道だということでした。

粘り強くしつこい行動が基盤となって次のステップを生み出すのだと思います。

2020/2/26

働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。