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変化の多い時代だから、大切にしたい「少ないけど強く応援してくれるフォロワー」テイクアウトのブームに流されないために。

今日は「飲食店の応援者」を考えたい。

まず先に、一言

現在のテイクアウトの波はただのブーム 

である。

事実不要不急の現状態にはとても理に適っているし、店を存続させるための分かりやすい新しい方法だという人も少なくないだろう。

ただ、現状はこのテイクアウト文化はまだまだ生まれたばかりで、進化の過程が急激な必要に応じた不安定なもので、私の目から見るとまだまだおぼつかない小鹿のように見える。

確かにシステムや経営者側の不慣れもあるのだろうが、現時点では多くのユーザーが短期的な収入方法としてみている点が原因でもある。

今後、テイクアウトの文化は消えることはないが、現在利用しているユーザーが思うような未来はこなく、全く予期していなかった切り口で生活のインフラとなると私は思う。

このような理由でテイクアウト文化はただのブームだと現時点では位置づけている私だが、これによって気づかされていることもある。

このような大きな経済的な停止や変化は約10年単位で訪れていて、今後もその流れは変化がないと思うが、こうした大きな変化が起きるうえでとても重要なのは「しっかりと応援してくれるフォロワー」だと思う。

私も含めてやはり人間は新しく始まったものに興味がわく。

インスタグラムを通じての集客や告知はもはや当たり前で、フォロワーの数がものを言い、大手企業ではインフルエンサー採用もあると聞くが、

一概には言えないが、「フォロワーの多さが=強み」ではなくなってきていると思う。

変化の多い時代に、ついてくれているフォロワーのほとんどは「インスタ映え」などの「自分を飾り構成してくれる要素」としてのにわかファンでしかなく、

それよりも重要なのはいつもしっかりとアドバイスをくれたり叱ったりしてくれる数少ないかもしれないフォロワーだと思う。

このどちらを大事にするかという問題は同時に自分がどのフィールドで世界と戦うかも指し示している。

世間の流れに従い、大多数の中で同じ方向で競争する者は「数のフォロワー」をとるが、

自分の頭で考え自分の未来を追い求める者には「数のフォロワー」はつかない

その代わり世界がどんな状況になってもあなたを見放さず、背中を押してくれたり共に歩んでいくフォロワーが付くだろう。

数が多いだけのフォロワーをつけることは、それ自体が邪魔をして大切な時の大きなかじ取りが出来ない可能性がある。

誤解しないで頂きたいのは、私は単にフォロワーの多い人を否定しているのではない。彼らも世間に認められるような素晴らしい人間であるのは間違いないし、私も是非なりたいものである(これは本音)

フォロワーが多い人を否定するのではなく、フォロワーの数が多いことを社会に与える「機会」の大きさという、権力の一点に目がいってしまい、それに走るような行為である。

図らずしてフォロワーが増えることはどうしようもないが、フォロワーを増やしたいがための行動はきっと、今後の変化が多い世の中では足場がもろいタピオカ屋と同じ道を歩んでいくと思う。

きっと信念を持った行動には遅かれ早かれ賛同者は集まる。

世間の動きに焦らされて、とりあえずの早まった行動をとるのではなく

将来もしっかり見据えて確実に自分の目的を果たせるための変化を大いに受けれ、今を生きていきたい。


2020/4/15







働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。