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農家がネットショップを始めるなら、このサービスがおすすめ! 手数料や機能も併せてご紹介!

「こだわって育てた野菜の価格を自分で決めたい!」「お客さんの感想が聞きたい!」「新たな販路を探したい!」そんな個人客に農産物を販売したい農家さんのために、手軽に始められるネットショップのサービスを徹底解説いたします。
記事の最後に、FOODBOX一押しのネットショップもご紹介していますので、ぜひご参考ください!

個人客向けのネットショップを始めやすい農家とは

まず、ネットショップには以下の3つの特徴があります。

特徴①:個別対応や個別包装が求められるので、手間がかかる。
特徴②:競合が多い。工夫しないと埋もれてしまう。
特徴③:高い送料を払ってでも食べたい、付加価値の高い商品が売れやすい。

上記の特徴から、私たちは「小回りがきく農家」が個人向けのネットショップを始めやすいと考えます。具体的には、下記の3種類の農家さんが当てはまります。

(1)小規模~中規模農家
→臨機応変な対応が出来る。
(2)少量多品目を扱う農家
→魅力的な野菜セットを作れる。お客さんのニーズに合わせて、小回りの利く出荷が出来る。
(3)希少価値や付加価値の高い作物を扱う農家
→単一品種だとしても、自社ブランドを持つため、自分で価格設定が出来る。

以上のいずれかに当てはまる農家さんは、その強みを活かしてネットショップを始めてみませんか。

農家向けネットショップの分類 ~産直ネットショップと自社ネットショップ~

農家さんにご活用していただきたいネットショップのサービスは2種類あります。
1つ目は、プラットフォームを仲介して農作物を販売する「産直ネットショップ」です。イメージは、ネット上のモール(マルシェ)に出店する形になります。本記事では、メルカリShops、食べチョク、ポケットマルシェ、ゴヒイキの4サービスをご紹介します。

2つ目は、ネット上に自社専用のお店を開業する「自社ネットショップ」です。こちらでは、ネットショップ作成ツールである、BASE、Shopify、カラーミーショップ、STORESの4サービスをご紹介します。

各サービスの特徴と、サイト例、手数料と機能の比較表を掲載しているので、ご参考ください。

農家が使える、産直ネットショップ4選

①メルカリShops

メルカリShopsとは、圧倒的な集客力を誇るメルカリ内に、自分だけのお店を開けるサービスです。

通常のメルカリは1点ずつの出品ですが、メルカリShopsでは複数個まとめて販売することが出来ます。また、メルカリ特有の値下げ交渉が無いため、販売の手間が省けます。
ですが、フリマアプリの特性上、価格競争が起こりやすく、大きな利益を出すことは難しい印象があります。
以下は、メルカリShopsの公式noteです。メルカリShopsを利用している農家さんのインタビュー記事もあります。

②食べチョク

日本最大のオンライン直売所である食べチョク。生産者の審査には「食べチョク基準」が設けられており、オーガニックや、安全性の高い食材のみ出品可能となっています。

<食べチョクの公式HP>

③ポケットマルシェ(通称ポケマル)

ポケットマルシェは、慣行の食材からあまり市場に出回らない食材まで幅広く取り扱う、オンライン上のマルシェです。

<ポケマルの公式HP>

④ゴヒイキ

ゴヒイキは、リクエスト形式の野菜宅配機能が特徴です。自分の予算や特定の希望をリクエストすることで、ゴヒイキがあなたに合った農家さんを指名してくれます。
以下は、ゴヒイキの公式HPのキーワード検索画面です。

以上4サービスを、「販売手数料、生産者数(登録者数)、手軽さ、スマホアプリの有無、顧客リストの作りやすさ」の4項目について比較した表が下記になります。スマホで読んでいる方は、是非、指で拡大して見てください。

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農家が使える、自社ネットショップ4選

①BASE

BASEは一般的に認知度が高く、自社ネットショップの中ではスマホアプリもあるため、集客力が見込めるサービスとなっています。
操作はシンプルで、初心者でも簡単にネットショップを立ち上げることが出来ます。また、基本的に販売手数料しかかからないため、販売しない季節がある農家さんにとっては固定費削減になります。
ですが、シンプルがゆえに、痒い所に手が届かないこともあり、売り上げが伸びると他のサービスに乗り換える方も多いです。
以下は、BASEで作成した農産物・加工品のネットショップの紹介記事です。

②Shopify

Shopifyは、ランニングコスト(サイト運用のための維持費)と決済手数料が3%程で比較的安価です。
また、ショップのデザインや決済方法(分割払いや数量別の価格設定等)のカスタマイズがしやすかったり、動画で作成方法を詳しく紹介してくれたり、嬉しいサポートが満載です。
以下は、Shopifyで作成された飲食系ネットショップの一覧です。

③カラーミーショップ

カラーミーショップは、3つの料金プランがあり、初心者から上級者まで幅広くご利用頂けるネットショップ作成ツールです。
無料のテンプレートは最大10点までと少なく、デザインにこだわりたい方は有料のテンプレートを購入すると良いでしょう。
以下は、カラーミーショップを使用して作成した農産物のネットショップ一覧です。

④STORES

STORESは、手数料が比較的安価です。プランは2種類ありますが(フリープランとスタンダードプラン)、月に20万円以上の売上が見込める方は、スタンダードプランの使用がおすすめです。また、無料のデザインテンプレートは全部で48種類あり、簡単におしゃれなネットショップが作成できます。
以下は、STORESを使用して作成したネットショップ一覧です。「#野菜」のタグが付いたものをご紹介しています。

以上4サービスを、「手数料、SNS連携、スマホアプリの有無、顧客リストの作りやすさ」の4項目について比較した表が下記になります。こちらも、スマホで読んでいる方は是非、指で拡大して見てください。

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FOODBOXおすすめ!農家がネットショップを始めるなら

産直ネットショップなら、慣れ親しんだメルカリの新サービスから

思い立ってすぐに始められるのは、誰もが知っているメルカリの新サービスである、メルカリShopsがおすすめです。登録が手軽かつ、圧倒的な集客力で商品が売れやすいので、ネットショップの雰囲気を知るには最適なサービスです。

※農産物に特化したサービスを使用したい方は、食べチョク、ポケマル、ゴヒイキがおすすめです。

とりあえず始めてみることで、自社農園のコンセプトを見直すきっかけになります。特に、競合の多い産直ネットショップでは、コンセプトを明確にすることが差別化やブランド化への第一歩になるでしょう。

自社ネットショップなら、長く使うことを考えてShopifyやSTORESを

自社ネットショップは、自分で集客する必要があるため、ある程度ファンがついてきてから始めましょう。BASEはアプリもあり、集客してくれますが、長く自社のサイトを運営するなら、自由度が高く機能が充実したShopifyとSTORESがおすすめです。

自社ネットショップを運営する際には、検索結果の上位に自社サイトを表示するためにも、SEO対策に取り組むことが特に大事です。そのためには、「定期的な情報の更新、独自の情報・正確な情報の掲載」等を意識し、お客さんにとって価値のあるコンテンツを提供しましょう。また、集客のために、SNSもフル活用して、多くの人の目に留まるようにアクションし続けることができれば、自社ネットショップは農園の大きな「強み」にもなるでしょう。

まとめ

それぞれのサービスに特徴があることが分かっていただけたかと思います。それぞれ比較して頂き、ご自身に合ったサービスをご利用いただければと思います。もし、ネットショップを始めるかどうかで悩んでいましたら、FOODBOXがあなたの挑戦を後押しします!
想いをのせた、素敵なネットショップを作り上げましょう!

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