見出し画像

ラベルを知ってサステナブルな暮らしに役立てよう!

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトのあや(♀)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています。

みなさんは、食品や日用品に付いている「ラベル(マーク)」について調べたことがありますか?
私はこれまで、「きっと人や環境に配慮されているのだろう」と、曖昧な感覚で商品を選んでいました。
そこで、今回は「ラベル」の上手な活用方法についてシェアしたいと思います。


認証ラベルがついている=商品の向こう側が見える


私たちが購入する商品には、多くのラベル(マーク)が付いていますよね。
それらには、当然一つひとつ意味があります。

先日、私が購入した商品を見ても多くのマークがありました。
これらは、「国際認証ラベル(サステナブル・ラベル)」や「環境ラベル」といい、買い物をするときに一つの参考基準になります。
たとえば、以下のようなものがあります。

バナナと紅茶に「レインフォレストアライアンス」のラベル
チョコレートや麦茶、冷凍ほうれん草に「有機JAS」ラベル
キッチンペーパーとマクドナルドのポテトの箱に「FSC」ラベル


もちろんマークがない商品でも、安心・安全なものはあるでしょう。
しかし、付いているものは品質や価格が適正であることはもちろん、環境への負荷が低いものや、社会的配慮がされた生産・流通がされているといえます。

私の場合は、農薬をたくさん使った食品はできるだけ避けたいため、「有機JASラベル」を見たり、紙製品は「FSCラベル」のものを選んだりするようにしています。

「バナナ一袋買うことが自分の生活とどう関係があるの?」という考えもあるかもしれません。
しかし、人は自然の恵みを受けながら生きていく必要があります。
自分の子どもが大人になったときの社会や地球環境を想像すると、小さなことでもよい選択をしていきたいと考えています。


環境省の「ラベル等データベース」は情報の宝庫!

より詳しく知りたい方は、環境省の「ラベル等データベースにアクセスことをおすすめします。
サイトでは、形や品目別にラベルを探すことが可能です。

環境ラベルは「ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)」によって大きく3つの規格に分けられています(当てはまらないものもある)。

ちなみに、「タイプI(ISO14024)」は、第三者実施機関によって運営され、事業者の申請に応じて審査・マーク使用を認可しているため、客観性が高いといえます。

また、商品の中には、認証基準を大幅に上回ってるものから、ギリギリクリアしたものまでさまざまです。
もっと厳密な情報がほしい方は、製造会社のホームページなどで確認してみてくださいね。

環境ラベルは、資源の採取から廃棄までのライフサイクルを全体的に考慮したものを選ぶことがポイントです。


エシカルな商品を取り扱うショップで買い物

「環境にやさしいものを選びたいけれど、お店で一つひとつ確かめて買うなんて大変」と私と同じように思う方には、エシカル消費ができるお店でのお買い物をおすすめします。


EARTH MALL with 楽天(アースモール)
食品からファッション・インテリアまで網羅、認証ラベルから検索が可能

Re:Circulet(リサーキュレット)
豊島株式会社がプロデュース、複数ブランドのファッションやライフスタイルアイテムを扱う

Enter the E(エンター・ザ・イー)
海外のエシカルブランドを取り扱う、素材別に検索が可能、無料の試着サービス有り

コープ自然派
国産オーガニック食材などを中心に販売、有機農業者や行政との連携・後進の育成など循環型社会を推進


「消費」はお金を支払って行う「投票」といわれていますよね。
あまり気にしすぎても疲れてしまいますが、私もほどよく意識しながら商品を購入したいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

和歌山 食と暮らしプロジェクト

主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング

担当:土岐


和歌山食と暮らしプロジェクトの
LINE公式アカウントにて、
イベントの情報なども随時お届けしていきます。
お友だち登録 よろしくお願いします♪

@942lhkup


サポートしていただけたら嬉しいです♪いただいたサポートは、プロジェクトの活動費として社会に還元していきます!