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【食】英国で感じる菜食とは

こんにちは。
本日は私が英国で感じる菜食事情についてのお話。
私は4年ほど前にIBS (過敏性腸症候群) と診断されてからというもの、お野菜を中心とした食生活をしています。
といっても腸に負担をかけているのがお肉と分かっているので、お肉を除くことがメインであり、ヴィ―ガンではありません。
お野菜を中心にしつつ、調子が良ければお魚や卵を食べるという感じです。

ということで、渡英前から菜食生活を試みていた私。
3年ほど前の日本はまだ菜食の認知度が徐々に上がっているくらいの状態だったので、ロンドンに住み始めて数日で感じたことの一つが「この国では菜食ってこんなに簡単に実現するんだ!」ということでした。
レストランでもスーパーでも、プラントベース(Plant base: 以下PB)オプションの多いこと!「進んでるなー。」と感心したものです。

レストランでの選択肢の多さ

まずは飲食店。通常の (特に菜食に特化していない) レストランやカフェでも、必ずといって良いほど菜食オプションがあります。加えてグルテンフリーのチョイスもあったりして、アレルギーなど食に制限のある友達と同じお店へ行っても皆で美味しく、楽しく食事できる環境が整っています。
もちろん、菜食のみを提供するレストランも数多くあり、クオリティも高い。中にはお肉好きな人でも通う菜食レストランもあります。

カフェは、植物性ミルクのオプションが無いカフェはないのではないかと思います。逆に初めは植物性ミルクそのものの選択肢の多さにビックリしたほどです。

スーパーで買える植物性食品

そしてもう一つ感心というか、ある意味衝撃だったのが一般的な近所のスーパーでもPB食材がとーっても簡単に手に入るということ。
ほとんどのスーパーでPB食品専用コーナーを見つけることができます。

中でも乳製品はバラエティ豊かでクオリティも良し。バターやヨーグルトは言われなければ植物性と気づかない商品が多数ありますし、ミルクはオーツ、アーモンド、カシューナッツ、ココナッツ、大豆、お米など何種類もの商品が並ぶので、植物性ミルク派の私にとっては色々と味を試すのが楽しく、今も用途や気分によってミルクを使い分けます。
英国で手に入るPB乳製品については書いていると長くなりそうなので、また別途書きたいと思います。

菜食を中心とした栄養学・料理教育

これほど菜食が普及している国だからか、菜食についての教育も充実しています。菜食に特化した栄養学のコースがあったり、料理学校や製菓学校でも植物性の食材のみを使用するクラスがあったりするのです。 
私もこの国であれば充実した学びができるのではと思い、菜食の栄養学と料理が一緒に学べるカレッジでDiplomaを取得した一人。
栄養学や病理学を英国目線で学べたこと、そして現地で手に入る食材を使用して菜食料理を学べたことはとても面白く、有意義な経験でした。

今回は私がこの約2年半でみてきた英国での菜食事情について、概要のようなかたちで書いてみました。
今後は私が日常生活で使用するPB商品や、美味しいと思うPBレストランなどについても書いてゆけたらと思います。
Thanks for reading!

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