見出し画像

千夏先輩に狂う。(アオのハコ雑感と展望)

狂う。読んでくれ。

















で主張の全てを終わらせても良いのだが、そうはいかない。俺の叫びを聞いてくれ。興味なければブラウザバックでいいです。読んでなければブラウザバックして今すぐ読んでくれ。

 前置きとして、私は決して青春ラブコメというジャンルに関して成熟した読み手というわけではない。むしろ未熟な読み手といえるだろう。その上、実際の恋愛においても経験豊富とは決して言えない戦績であることからして、私の見解は著しく見当違いなものだったりするかもしれないが、まあそこはそこ。それならそれで勘違い男を笑う材料にして欲しい。

あらすじ


https://www.shonenjump.com/j/rensai/aonohako.html

読め。

感想

 男子高校生にとっての「未知の生命体としての女子高生」の描き方が上手すぎる。気取っておらず自然体であるが故にその本心は霞がかかったように読者からはハッキリと見えることはなく、表情に語らせて想像を促すことによって「この人のことをもっと知りたい」と思わせて気付いたら主人公だけでなく読者までこのヒロインに夢中にさせられているのだ。これで別ヒロインルートで完結しようものなら私は暴れます。そう思わせるほど世界が彼女中心で回ってるんですよね。この作品にはもう1人、主人公の同級生ヒロインの蝶野雛という子がいるのですが、その子が起こす恋愛イベント全部に後出しジャンケンで千夏先輩は勝ちます。なんなら発生させた恋愛パワー全部カウンターして投げてる。合気の達人か????思春期特有のめんどくさい思考回路によって素直になれてない状態でこのヒロインぢからなので多分終盤素直になったらもうおしまいです。そこがお前の墓場となる。自分の気持ちに素直になりきれない千夏先輩>>>>>>>>>>>素直にアタックしまくる雛ちゃんなの地獄だろ。雛虐は公式が最大手。主人公とメインヒロインたる千夏先輩が構築した濃密な信頼関係をどうやって恋愛に昇華するかがこの作品の急所になると思うのだが、そのきっかけ作りを全部雛ちゃんにやらせてる。サブヒロインは舞台装置じゃないんだぞ(血涙)

と、物語の構成上における魅力爆発度をある種メタ的にオタク特有の早口で語ったわけだが見せ方が上手いだけな訳ないだろ(憤怒)


かわいい。
もうゴールしてるだろ。
普段大人っぽく見えてる人が子供っぽい表情するのいいよね
自分の好きな人が自分の理解者してくれてるんだぞ。狂う。
かわいい(脳死)
は?恋。
性根がSなの好き。したたかなの良い。
ここ真意が想像に委ねられるところも込みでいいわよね
もしかして弱ってるところ見れて嬉しいんです?????
ここから一連のバランス感覚もどかしくて狂う
この前にある「距離感」の話からも明らかに好きだろ…
気をつけるねじゃあないッ!!!!!!!!!!!!!!!おバカ!!!!!!!!!!!!!!!!
それはそうとあまりにも幼女。
幼女じゃん。
思ってる!!!!!!!!!!あ゛あ゛ッ!!!!!!!!
なんだその顔はぁ!!、?!??!?!!!?!?!!
あざとい。あざとくない?????
ァ…
ァ…ァ…
愛す。お前の何もかもを。
1歳差の最大の萌えって「2歳差になる瞬間」があるところだと思ってて、ここにときめきの最大瞬間風速が詰まってるんですよね。好きな人に一生追いつくことができないんです。この魅力をわかれよ、地球人!(迫真4行キャプション)
それにしても幼女。
お誕生日&民泊イベント、攻略ルートの折り返しなんよ。

狂う。


展望

 あくまで個人的な心象に基づく分析だが、本作は三角関係でヒロインレースを見せるというよりは、結論ありきでどう綺麗に勝つかどう美しく負けるかを突き詰めるものであると感じる。そもそも千夏先輩と雛ちゃんではゴールポストまでの距離が測るのもばかばかしいほどに違うのだ。弱さを曝け出し合いながらお互いを高めていける関係と、憧れを投影し続ける一方的な関係では比べるのも残酷な程だ。ここ最近の展開ではある程度意識させることに成功しているが、自棄になって自分を安売りしたリターンにしては安すぎるだろう。自分を安売りするな💢💢💢💢💢💢蝶なのだから気高くあれ。
話を戻すが前章でも述べたように、本作は意図的にメインヒロインの感情を量りにくくし、主人公と一緒に恋をしてもらう構成を取っていることからしてもこの分析は大きく的を外したものではないと考える。この考えを前提として今後の展望を語るならば、前章で述べた民泊イベントが攻略ルートの折り返しの山場というのはオタクの妄言でもなんでもない。お互いの気性から本来は深く交わることがなかったかもしれない2人が親の海外転勤という超級の外的要因によって発生した同居という弩級のイベントによって分かち難く交わってしまった。気持ちや行動によってもどかしいすれ違いを繰り返しながらもお互いをより深く知り、その末にわだかまりを解消したのが民泊イベントなのだ。ここまでで起承転結の起承にあたる。ここからゲームチェンジャーの一時的な別居イベントと爆弾だらけの文化祭イベントに突入するわけだから、現在は転の最中と考えるのが妥当だろう。ここから更に盤面を荒らすのか、それとも一転華麗な収束を見せるのか。どちらにせよ、自然で美しい収束を迎えてほしいと願っている。

人生3歳くらいからやり直してえなあ!!!!!!!
贅沢言わないので高校1年生くらいまで戻せませんか。

---------------
引用:
https://www.shonenjump.com/j/sp_aonohako/chinatsu_1_gp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?