見出し画像

新商品開発の裏側 ~チーズタルト誕生秘話 前編~

「スイーツの新商品開発における工夫と挑戦」をテーマに、Focettaがクラウドファンディングを使って取り組んだチーズタルトの開発秘話を2回に分けてお届けします。

前編の今回は「チーズタルトが生まれたワケ」を中心にご紹介します。

スイーツがお好きな方はもちろんのこと、商品開発に興味がある方にも届けば幸いです。

1.プロジェクト概要~makuakeとは~

遡ること約2年、2021年5月15日にFocettaの新商品「チーズタルト」はそのベールを脱ぎました。日本最大級のクラウドファンディングサービス”makuake”で、商品化に向けてのプロジェクトを開始。結果的に目標の10万円を大きく上回る79万もの支援をいただくことができました。

その後無事に商品化を達成、今では人気商品の1つまでに成長しました。

どのようにチーズタルトが生まれたのか、なぜクラウドファンディングを新商品開発の場として選んだのか、を詳しくご紹介します。

と、その前に、当時のmakuakeのサイトがこちらです。264人もの方からのサポート、本当にありがたい限りです。

人気ケーキ屋とレモン農家が共同開発!淡路島のレモン香る絶品タルト!|マクアケ - アタラシイものや体験の応援購入サービス (makuake.com)

2.新商品のタネは”看板商品への不満”に

チーズタルトが生まれた背景には、Focettaの看板商品「天空のチーズケーキ」に対するお客様の声がありました。

手前味噌ですが、「天空のチーズケーキ」は楽天ランキングでも1位を獲得したことのある自信作。それでも、「解凍後は当日中に食べなきゃいけないのに、1人で食べるには少し大きすぎる」「会社の人にも食べてもらいたいけど、いかんせん切り分けて配るのが面倒」といった声をいただいていました。

看板商品「天空のチーズケーキ」

どうにか満足していただける術はないものかと試行錯誤しているうちに生まれたのが、食べやすいサイズのこの「チーズタルト」。個包装なのでお好きな分だけ解凍してお召し上がりいただけます。

「天空のチーズケーキ」のおいしさを生み出す北海道産生クリームやクリームチーズはそのままに、隠し味としてご好評いただいていたレモンを全面に押し出すことに。”タルトに合うレモン”として酸味、香りを吟味した結果、淡路島「平岡農園」のノーワックスレモンに白羽の矢を立て、ご協力いただきました。

そしてプリントクッキーの技術を使い、”想い”を届けるプリントスイーツとして開発。

お客様の声をもとに、既存商品の弱みを克服。そしてこれまで培ってきた強みを存分に詰め込んだ、まさに”Focettaの集大成”とも言えるタルトになりました。


個包装で食べやすく、配りやすく。

次回は商品化までの道のりをご紹介いたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?