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あがり症を治すと初めに現れる身体的症状の変化


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あがり症の主な原因


あがり症の主な原因は、「失敗することを許せない」という完璧主義です。 

「たくさんの知らない人が集まる場」…発表会やプレゼン、披露宴などの場を「自分に厳しいジャッジを下す、冷酷無比な審査員たちが集まる場」と考えています。 

あがり症の人は、基本的に自分のことも他人のことも信用していません。 


もしかしたら、「審査員」の中には、ダメダメなパフォーマンスに好評価をしてくれる優しい人だっているかもしれません。 

しかし、そういう「優しい人」の存在を信用していません。 

頭から、「失敗したら、皆が私をバカにするに決まっている」と思いこんでいます。


あがり症になる人は、幼少期から親に自分の弱さやダメなところを受け入れてもらった経験がありません。 

子どものやること為すこと、1から10まで親がダメ出しの嵐を突きつけてきます。 

こういう間違った育てられ方をすると、 「いつも完璧でなければいけない」 「ミスをしたら、親から徹底的に怒られる」 と思い込んでしまいます。

 そして、「他人からのジャッジ」に脅えるようになります。


 大人になり、発表会やプレゼン、披露宴で「たくさんの知らない人を前にして、何かのパフォーマンスをする」場面を迎えると、それまで押さえ込んできた「失敗への恐怖」が一度に甦ります。 

その恐怖が、ストレスホルモンを分泌させます。

 そして、アドレナリンの作用で交感神経が優位になって、あがり症の諸症状… 激しい動悸、大量の発汗、 ノルアドレナリンの作用で手足の激しい震え、頭が真っ白になってど忘れ が一度に現れます。

ストレスによる心筋症

 

あがり症を治す前、私は仕事で何かのミスをすると、生け花で使う大きな剣山・・・しかも、ソフトボールくらいの大きさの剣山を心臓にグサッと突き立てられたような痛みを感じていました。

そして、1週間くらいは自分のミスに落ち込んでクヨクヨしていました。


しかし、あがり症の治療が進むにつれて、心臓の痛みに見舞われることはなくなりました。

ストレス性の心筋症のことを、「たこつぼ心筋症」と呼ぶそうです。


何だかユニークな名前ですが、あがり症で悩んでいる方で、この「たこつぼ心筋症」の症状に苦しめられている方も多いと思います。


私が行うあがり症の治療は、 「子どもの頃に親からありのままの自分を否定され続けた悲しみや悔しさ、怒り」 を心理療法で癒すことです。 

そして、 「失敗することはいけないことではない」 「完璧な人間なんて、この世に存在しない」 「欠点だらけの人間だって、愛される価値はある」 という新しい価値観を育てます。

 これらの新しい価値観が育つと、失敗を恐れなくなります。


 あがり症の治療が進むにつれて、何かのミスをしたときに心臓が痛むことはなくなりました。

 代わりに、「あ、ミスしちゃった…ま、いっか〜!リカバリーできるミスだし、自分にドンマイ!」な、図々しい…神経が太い人間へと生まれ変わりました(笑)。


 この「心臓にグサッ!」が消える変化は、あがり症の治療を開始してから割と早く現れる身体的変化です。 

ちなみに、私はこの「心臓グサッ!が消える現象」のことを、「あがり症の根っこが消えた」と呼んでいます。


 「心臓グサッ!」とくる痛みが消えたということは、「失敗することはいけないことではない」という新しい価値観が育った証拠だからです。

 なので、あがり症で苦しんでいる皆さんには、とりあえず「心臓グサッ!」が無くなることを目指して頂きたいと思います。 

それは、「あ、自分は着実にあがり症が治っていってるんだな」という、明るい未来が待っている証拠です。


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