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【雑談】 山のレースの危機管理について 

実際にマラソンと山のレースを数回やったことがあるけれど

唯一にして最も違ったことがある

それは

レースでの危機管理について

知床の遊覧船事故のこともあるけれど

危機管理については、きちんと考えないといけない。

それは趣味の範囲でも。


今日も記事を見つけていただきありがとうございます。

知床の遊覧船事故のこともあるのですが

自分自身も山で結構危ない経験をしたことがあるので

雑談的にお話ししてみようと思います。

山のレースはトラブルがつきもの

実は5年前にとある山岳レースに当選。
(タイトルの画像にあるレースはもっとやばいやつ)

それは、本当に倍率に高いレースだったのですが

当時は、山岳レースの本当の怖さを知らなかった為

当選したことを楽観的に捉えていました。

しかし、完走できるほど甘いものではなかったので

今回の参加は記念ということで

どんなにいけたとしても

第一関門までかなと、予想。

とは言っても、第一関門はスタートしてから21キロ地点のため

難易度は簡単ではありません。


しかし、当日参加しレースがスタート

目標としていた第一関門まで残り7キロの地点で

脚を両方思いっきり攣ってしまいました。

その後、同じ出場者に対処してもらったのですが・・・・

山のレースでは

その時点ではリタイアをしたくても

リタイアできるポイントまで、自力で移動しなければいけません。

これが本当にきつい。

しかもこの状況で、以下のようなシチュエーションです。

・日が暮れて、周りは真っ暗(ヘッドライトの明かりを頼りにする)
・周りに人がいないので、何かあったら自力で何とかしないといけない
・メンタルボロボロ(あと7キロ自力で歩かないといけない、しかも山道)

しかも場所は、山の奥地。

ライトを消したら本当に真っ暗闇。

こんな状況の中、必死で3時間歩き続けた結果

リタイアができる、第一関門になんとか到着。
(7キロの道のりを3時間かける)

即効でリタイアを宣言したのは当然ですww

この経験から、山のレースに出ることが怖くなり
しばらくレースへの参加は諦めるようになっていきます。

体の準備と知識と何回もの実践が必須

元々、足がつりやすいという症状が出やすいということは

わかっていたし、理解していたのですが

第一関門まででリタイアする想定でいたものの

完全に山を舐め切っていました。

この時は足を攣っただけでなんとかリタイア地点まで

たどり着けましたが

下手をすれば滑落したり、低体温症になっていたりと

別の危険があった可能性があります。

なので、こういうレースをする際には以下のことが絶対条件であることを再確認させられました。

・山を走るための基礎的な体力と筋肉量(継続的な意味で)
・道具の知識、体の症状に対処する知識
・夜の山を走るような経験
・絶対に無理をしないこと。

山のレースでは、基本的に自己責任の世界。

マラソンのように、助けてくれる人がいるわけではないからです。

なので、高尾山など低山のハイキングに行くときでも、しっかりと無理をしない計画を立てるようにしています。

最後に

年齢のせいもあり、運動不足や筋肉量の低下によって、さらに攣りやすい体になっていますが

どうしても、そのレースは過去の自分を超えるために

また出場したい とひそかに考えております。

ですが、願望だけで出れるほど甘い世界ではありません。自分自身の実力をしっかりつけてからでないと他人に迷惑をかけてしまうし、実力不足を露呈する世界です。
今思うと、当時は無謀な状況でやっていたんだなと再度猛省する思いになりました。

アラフォーではあるけれど、少しずつ過去のリベンジに向けて体力も強化したり、自分自身の抱えている問題にもきちんと取り組まないといけないと再認識させられております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ふぉあぐら




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