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漬け物

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保存中の昔の私。今の口には好み分かれる
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冷静病

熱中が足りていない。
・・・演劇をしていないと?
とにかく、何かに追われていないと、自分の中を見つめてしまうのでよくない。日記の研究を通して、この時勢では内側を見つめるのをよそうとしてる。
しかし、自分を見つめないと文章は書けないので、八方塞がりだ。

演劇を続けるのかどうか、最近よく聞かれる気がする。
最近は毎回答えが変わっている。
やめたいよ、やめたくない。

私には、憧れている人がいて、その

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心毎

暗え〜〜〜 なんだこれは 

j戦争には早めに準備をしたし、周りのサポートがあったからうまくいきました。絶望と焦りと不安はあっても最後に失敗しなかった。

s活動には遅れをとって、いっぱい不合格です。
「人生 遅い」で検索しては溢れるアドバイスや慰みを軟膏のように擦り込んでいます。もしもし、人生をトリミングしたいのですが。

いろんな活動が世の中にはありますね。

ぎょうさん活動されてらっしゃいま

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あなたのことを傷つけても傷つけても
湧き出す組織液は体を治しホルモンは心を癒す。
あなたにずっと残る傷なんてない。
残る傷はあなたが残したいだけよ。あなたはとっても元気でしょ。
記憶の中に埋もれないよう何度だって思い出しては傷つけて、生きる意味感じるためのリストカット、斜線刻んで。
あなたは私のことを忘れていく。忘れてほしい。記憶の紙屑の中、そこの方に消えてしまえばいい。文字も見えなくなって存在も

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しんしんと喪に

しんしんと喪に

29日は生まれた日付であり、過去の清算のはじまりであるので、昔書いたことばのことをば。

みっともなく
張りぼてばかりの身体を
直してくれるひとはいない
継ぎ接ぎだらけの精神を
許してくれるひとはいない
生まれた時から不完全
あんな家生まれとうなかった
育った頃から不細工
あんな時過ごしとうなかった
見ているあなたも不健全

完璧になるために生きるわけじゃなかった

満足できない五体満足
精神不全

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せんたくせむ

遮光カーテンから漏れ、すき間から現れる日光。午前11時47分のまぶたにふれて、開く。眼球に接した空気は邪魔者扱いで、体は布団の中に閉じ込められる。
再び目が開けば、少し淀んだ空気が待っていた。午後1時29分。カーテンを開ける。
ひかり。ヒカリ。光。

ひから
 ひかり
  ひかる
   ひかれ
    ひかろ
              おきよう

全開のカーテンからは、力のみなぎるポワポワのかた

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バターの空き箱

溶けたバターみたいに幸福だった。

トラの寝顔は愛らしく、起きている時の凛々しさだったり、力強さだったりがまぶたによって封じ込められている。
このトラは実にいい瞳をしているのだが、目をつぶっていても愛嬌がある。先程ドライヤーをかけてあげたほわほわの髪の毛と相まって、ぬいぐるみのくまみたいだ。
なんたる無防備。愛くるしいとはこのことだろうか。

今なら、どんな世界だって好きになってみせる。
あら

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数字への思慕

ひらがなについてイメージを書き連ねたので、次は数字。と言っても0〜9のうちのいくつかだけど。しかも慣用句などの言葉からの印象が強い。

1、赤。ヒーロー。活発な小学生の男の子。ちょっとばか。
2、黄緑。優しい。かっこいい。二枚目からの印象。色素薄めな少年。色的にはさの色と一緒。性格なら、しとかが近いかなあ、母音の印象かしら。
3、黄色。ばか。あほ。三枚目からの印象。かっこ悪い。ださい。おっちょこ

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ひらがなへの追憶

共感覚というのがあるらしい。
共感についての感覚なのかと思ったら違うらしく、直接結びつかないようなイメージを持つこと?みたいだ。

私が保育園のころまで、五十音表のあいうえおたちにはそれぞれ色と性格があった。1から10までの数字にも色と性格があった。いつのまにかほとんど消えてしまって、懐かしく思う間もなく、忘れてしまった。
けれど、つい最近、言葉に考えを巡らせるうちに、少しだけ色や性格がはっきり

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