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ここの梅酒が忘れられない

ちょうど一年半前の話

大学生活を岡山で過ごした私にとって"餃子世界"はとても好きな場所だった。

ここのサブスク会員になる前にも何度か訪れていた。

ある日仲のいい後輩を連れて餃子世界にやってきた。

いつもここの餃子には感動する。

はぁ〜〜っうっっっま!!!!

でも私がこのお店で1番好きなのは餃子でも何度も食べたくなるナムルでもなくて"梅酒"なのだ。

この日連れてきた後輩も私と一緒で大酒呑み。

餃子の美味しさと梅酒の美味しさに感動して、

2人で一本開けてしまった。

その感動と餃子世界の空気感、訪れる人の個性の強さに惹かれて通うようになった。

餃子屋のサブスク🥟

そんなの聞いたことあるだろうか

月にいくらか払えば飲み放題で毎回餃子一皿無料。

酒に溺れて死にたい私にとっては最高すぎる条件。

サブスク会員になった私は1人でふらっと訪れたり、大好きな人をドヤ顔で連れてきたり、

知られたくないけどみんなに教えたい大好きなお店。

餃子を提供するだけじゃなくて、知らなかった音楽、同世代の子の夢、少し最低な下ネタ、私の好奇心を擽るもので溢れていた。

社会人になって岡山を離れた今、後悔している。

もっと仲良くなれていたら、もっと色んな話をできていたらと、

ほろ酔いで少し音楽に乗りながらしょうもない話をする時間も好きだったが、守屋さんの熱苦しすぎるくらいの夢の話を聞くのも好きだったし、自分には眩しすぎるくらいキラキラしている同世代の子と挨拶も早々にお酒を交えるのも好きだった。

ふみふみ、岐阜でも頑張ってね!と少し小馬鹿にされながら笑顔で送り出してくれた場所。

岐阜に来て岡山でおすすめのご飯とかあるの?と聞かれたら迷わず答える。

餃子世界!!と。

多分名産品や特産物を聞いているのだろうが、

そこは譲れない。

9月末に連休が取れたらあの美味しい餃子と梅酒を求めて1人で岡山に行ってみようと思う。

1人でも友達とでも絶対に梅酒一本は空けてたなとか思いながら

故郷でもなんでもない岡山に未練があるのは餃子世界のせいだと思いながら、

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