見出し画像

情報をオープンにして実現する全社採用

はじめまして、アルプ人事の深澤です。

アルプでは、サブスクリプションビジネスを行う企業向けに、今まで手作業や自社開発であった契約や請求の管理を SaaS として提供する「Scalebase」というプロダクトを開発しています。

私は今年の7月に1人目の人事としてアルプへジョインしました。アルプのメンバーは採用に対する意識が本当に強く、全社で採用活動を行っていて驚かされました。(私が入社する前はリファラル採用が9割でした!)

私が入社してから、アルプの採用活動をより活性化するために、リファラル採用を引き続き頑張りつつ、Job Description(以下、JD)を整理して人材紹介・ダイレクトリクルーティング・自己応募経由の採用にも力を入れています。

この記事では、その取組みの一部について紹介します。

採用チームの体制

現在は、同じく7月にジョインしたエンジニアリングマネージャーの三津山と二人三脚で中途採用全般業務を行っています。

採用を加速するために、私と三津山が入社したタイミングでCX向上(候補者体験の向上)とダイレクトリクルーティングに力を入れ始めました。

前提、全メンバーに採用活動のどのフェーズにおいても手伝ってもらっているのですが、採用チームの主担当・副担当としては以下のようになっています。

※アイコン左が主担当

画像1

【採用広報】 全ポジションでの情報発信、勉強会等のイベント運営


◆ 全ポジションでの情報発信

今までの採用はリファラル中心だったので、大きな問題にはなっていなかったのですが、採用候補者から見て中の人がわかりづらい。どんなメンバーが居て、どういう仕事がしているのか見えない状態でした。

ダイレクトリクルーティングを積極的に開始するにあたって、各ポジションの候補者から見て一緒に働く人の顔や働き方が見えるように情報を整えています。三津山が中心となって週2本ほど記事を書いています。


◆ 勉強会等のイベント運営

現場メンバーと協力して、三津山と私が外部の会社様と連携しつつ、合同勉強会を開催しています。メンバー自身が積極的なこともあって、合同勉強会の他にもメンバーが主体となって、外部イベントに登壇などしています。

【母集団形成】現場と連携したターゲット選定とダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングを開始するにあたって、候補者にとって何が魅力的なのか?を言語化する必要がありました。

既存の JD はもちろん、古くから居るメンバーには今までの面談・面接での候補者からのフィードバック、直近入社したメンバーには何を魅力的に思ってアルプに転職したのかをヒアリングしました。

ヒアリングした内容をスカウト文章や JD に反映して、現場メンバーに見てもらうというのを繰り返すことで文章の練度を上げていきました。

エンジニアに関しては三津山が、エンジニア以外のポジションは私がオーナーシップを持って求人票作成からスカウト送信まで行っています。※YOUTRUST や Twitter などの媒体は関係値が強いメンバーからメッセージを送ってもらっています。

三津山が広報周りに重めにコミットしてくれているので、スカウトのリストアップなどは私でサポートしています。

可能な限り情報をオープンにし、全メンバーを巻き込む

三津山と私が入社する以前からアルプのメンバーは採用に対する意識が強く、本当にリファラル採用がうまくいっている会社だなと感じています。

そのリファラル採用をより促進するための取り組みとして、情報共有、誘うキッカケづくり、進捗管理を三津山と私で行っています。

HERP(ATS)のSlack連携、全社会での採用アクション・進捗の共有

全社で採用広報・採用活動を行う上で、全員が同じ粒度で情報を得られるように、機密情報以外はオープンな場所でのやり取り・情報共有を徹底しています。

年収などの機密情報やセンシティブな情報は、マネジメントレイヤー・採用チームのみのチャンネルで会話をしますが、それ以外の情報は基本全社員が参加しているチャンネルでやり取りすることを意識しています。

各採用媒体との連携チャンネルや、HERP のタイムラインのコメントと連携しているチャンネルなどがあり、自身のポジションに限らず、全ポジションの採用情報について全員が同じ情報を得られる環境をつくっています。

画像2

また、アルプでは毎週金曜日に全社会を行っています。全社会では今週のリリースや、セールス・カスタマーサクセス・開発など各部署から今週のサマリーが共有されます。採用チームも、全社会で採用進捗や新たに募集するポジションなどを共有しています。

カジュアルなタッチポイントを増やしてリファラルを促す

カジュアルに知り合いを呼べる場として、毎週金曜日の全社ランチと月1の交流会をセッティングしています。

リファラル目的以外でも、選考中の候補者や Scalebase を利用して頂いているお客様にも来ていただいて、弊社の雰囲気を知っていただける場としても活用しています。

全社員が参加するランチ会

毎週金曜日は全社員出社推奨日としており、全社員でランチ会を行っています。社内のコミュニケーション活性化の一環として行っているのですが、ランチ会には社員が呼んだゲストの方も参加しています。

Slack にお弁当の個数をカウントするための BOT を設定して、ゲストの方がいらっしゃった場合はスレッドに報告するだけでよく、気軽に呼びやすい仕組みになっています。

画像3

毎月の交流会

コロナが落ち着いてきたこともあり、月1でゲストやパートナー(業務委託)の方を呼び、軽食をつまみながら社員と交流する会を開催しています。コロナ以前にも開催していて、交流会がタッチポイントとなり入社した方もいます。

全社員が気軽にお知り合いをお誘いできるようにすることを意識しており、ゲストの方へのご案内メッセージの例も社内に展開したりしています。

画像5

ネクストアクション管理を徹底したナーチャリング

アルプではリファラルの管理に HERP の Nurture を使用して、中長期的にコミュニケーションを取っていく採用候補者のリストを管理しています。

Nurture はメンバーの誰もが採用候補者を登録できるようになっています。登録したタイミングや、ランチなど面談後に情報を追加したタイミングで、全社員が参加している Slack チャンネルに情報が流れます。

Nurture に登録した方は、私や三津山がチェックし、メンバーに必ずネクストアクションを追記してもらうことを徹底しています。

「良いタイミングがきたら話す」や「半年後くらいに会います」など曖昧なネクストアクションは NG です。必ず「2021年12月の2週目に声をかける」や、そのタイミングでアクションがわからなくても「2021年12月の2週目にネクストを考える」など、ネクストが漏れないように具体的な日付を書いてもらっています。

ネクストアクションが必要なタイミングをタグで管理していて、2021年12月にアクションが必要な人には「2021/12」というタグをつけてフィルタすることで、その月のアクションが漏れないようにしています。(この方法自体はかなりアナログですが、、、徐々に改善していきたいです)

画像5

最後に

今回はアルプの全社採用活動の取り組みについて書きましたが、幅広いポジションで一緒に働くメンバーを探しているので、少しでもご興味お持ちいただけましたらぜひオンラインでお話しましょう!

▼メンバーと直接話をしてみたい方は Meety からお気軽にご連絡ください!

▼直接エントリーいただける方はこちらからお願いいたします。

また、経営陣や私と一緒に採用・採用広報・組織づくりなどを行うHRメンバーも探しています!
ぜひ Meety で私とカジュアルにお話しませんか?よろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?