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読了 「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」

「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」

小幡和輝 2020年11月16日初版 小学館
中学生向けに書いている本を図書館で借りて読んでいます。

副業解禁!新NISAなどの投資が取り上げられることが多くなり、会社に雇用されている私であっても、お金を稼ぐ方法というのは、一つではない。
ということを感じています。
会社に属さない個人としての私は果たして、「稼ぐ力」というものを持っているのだろうか?
と毎回考えさせられています。

起業=自分でお金を稼ぐ力だと考えると、みんなが持っておいたほうがいい力だと思います。

「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」

小幡和輝 2020年11月16日初版 小学館

この本は、4つの章で構成されています。

  1. 起業への第一歩踏み出すのは怖くない

  2. お金を稼ぐ具体的な方法を教えます。

  3. 起業する中学生たち、集合

  4. これからの時代を生きるための考え方


何をしたらいいかわからないなら、イベントの企画を考えてはどうか。
というのが、第一章に書いてありました。
高校生で起業した小幡さんは、初イベント企画では集客をすることを知らずに、目標人数50人に対して、3人。失敗はしたものの、
あきらめず、次もイベントの企画を立てて、リベンジを果たし、イベントの企画を仕事にしていく決意を固めたそう。そのあとも積極的にSNSをつかい、和歌山に堀江貴文さんを呼んだ企画を成功させました。
熱意と努力が伝われば人は動いてくれる。企画に携わったたくさんの人のことを考えると、心が熱くなる部分でした。

イベント企画にはいろんなノウハウが詰まっている。
予算を立てて、企画を考え、集客をして、当日の運営を回す。これは需要と供給を考えて値段を決める力だったり、人が注目する広報の力だったり、これから社会で生きていく中での基礎能力が高まる。

「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」

小幡和輝 2020年11月16日初版 小学館


第二章では、具体的なお金を稼ぐ方法について書いてありました。
ただし、中学生、満15歳未満は働いてはいけない。一部の仕事を除いて。
ということもあって、児童労働にならない方法として、個人事業主として起業やクラウドファンディングという方法があることを書いています。

いつでもどこでも空き時間に働けるということ。
時間を使って節約するのではなく、その時間を使ってお金を稼ぐという思考を持っておいたほうがいい。

「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」

小幡和輝 2020年11月16日初版 小学館


第三章
2020年にオンライン討論会
当時中学生で起業していた4人と小幡和輝さんとの会話では、
起業のきっかけや、葛藤、苦労話や成功体験を話しています。
中学生とはいえ、クラウドファンディングで資金を集めたり、SNSを利用して、イベントの集客をしたりとかなりの行動力。
何事もやってみたいと思ったら、まずググるというのが、中学生たちの行動の基本のようでした。
ネット上には、お手本になる、ロールモデルがたくさん見つかる。
ブログで文章を書いてお金を稼ぐ方法も、高校生の起業家の話を参考にしたりしてどんどん思いつくことを進めていたようです。

第4章
価値観を変えられない大人と(この場合は先生)と新しいことに挑戦したい子供たち(中学生)の意見のすれ違いが書いてあります。

学校の先生は社会を知らないし、お金の稼ぎ方を教えてくれない
「プロゲーマーになりたいと言ったら、そんなこと言ってないで勉強しろと言われました。プロ野球選手になりたいと言った同級生は応援してもらえたのに」

「学校では教えてくれない 稼ぐ力の身につけ方」

小幡和輝 2020年11月16日初版 小学館

お金を稼ぐって簡単でしょうか?
簡単ではないですし、失敗もします。
それでも、苦労していてもお金を稼ぐことは楽しそうではありました。

大事なことは、チャレンジしていくこと。


たくさんの情報の中で、やりたいことがある人は、自分の力で調べてどんどん夢をかなえていけばいいと勇気づけをしてくれる本でした。
これは、中学生だけでなく、まだ個人で稼ぐ力をもっていないもしくは、稼ぐ力が弱いと思っている大人たちにも読んでほしい本です。

もちろん、私もこの本を読んでよかったですし、勇気をもらいました。

さあ、何から始めようか。

毎日、本の感想や日常の気づきを配信してます。






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