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会社に行けなかったわたしがカジサックメンバーにあって会社に行けるようになった事


アカネコさんの

こちらの投稿を見て、朝イチのスタバで危うく涙をこぼすところだった。


原因の追求はやめ、とにかく息子を休ませて、楽しいと思えることをどんどんやってみよう。と、矢印の向きを変えてみることにした。

ダウナーに入っているときはこれが一番。

なんとも素敵なお母様だ。


そして、振り返った。息子さんにとっての「バスケットボール」は、わたしの場合はなんだったんだろう?🤔


今年の2月から、メンタル疾患で療養していたわたくし。

GWに決行した「LA旅行」で元気をもらったわたしの矢印は、フラットに戻りつつもまだ上は向いていなかった。


そんな丸まり切ったわたしの背中を、思いっきり持ち上げてくれた人

それは、LA旅行から帰還した10日後に出会った「ヤスタケさん」だった。


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ヤスタケさんはチームカジサックのカメラマン。

最近、元モーニング娘。の新垣里沙さんとご結婚された。めでたし。


そして、わたしは4年くらい前からカジサックを応援している。


ちなみに「誰推し」とかはない。みんな好き。


話を戻そう。LA旅行から帰ってきたわたしの髪の毛は、野球に専念し過ぎて髪を切り忘れているときの大谷翔平くらいモッサリしていた。2月に休職してから「美容室」を放棄していた。


いつも通っているのは高校の後輩がやっている美容室。ただ、少し元気になってきたとはいえ、知り合いに会うのはまだちょっと怖さがある。


そこで、ヤスタケさんが通っているらしい、三茶にある美容室

Un the Shiniyon【アンテシニヨン】

Instagram

に行ってみることにした。


自宅から徒歩5分。椅子に座り、初めは緊張して変な汗が吹き出ていたけれど、とても話しやすい美容師さんのおかげで緊張が徐々にほぐれていった。

カジサックの話、旅行の話、キャンプの話をしているうちに切り終わり、美容室を出たわたしはホッとしていた。

なんとか1時間、人と会話をすることができた・・・


久々の嫁以外との会話で心拍数が爆上がりしたわたしは、カフェで精神を整え、AFURIで淡麗ラーメンを食べた。

そして迎えた17時。夕食当番のわたしは食材を買い込み、帰路に。道すがらアンテシニヨンの方を見てみると、そこにはオシャレなシャツを着たヤスタケさん!!


撮影をしていた美容師さんがわたしに気づいてくれる。

ヤスタケさんに会いたいって言ってくれてたんですよ〜


ヤスタケさんは動画のままだった。めちゃめちゃ気さく。たぶん良い匂いもしてたけど、緊張し過ぎて嗅覚は死んでいた。

「めっちゃ応援してます! ハァハァ … 」
「来週のハマスタ行きます! ゼェゼェ … 」
「中野くんにも会いたいです! ウソウソ … 」

みたいなことを伝えて、別れた。


少し歩いて

写真、撮ってもらえばよかった・・・

と大後悔。

3秒間、死ぬほど葛藤し、勇気を出して店まで戻った。


見えたのは、撮影を終え、帰り道を歩くヤスタケさんの背中。

ヤスタケさん!! 一緒に写真を撮ってもらえませんか?🥺」

胸の前で手を組むわたしは、ほとんど女子だった。


ぜんぜんいいっすよ!撮りましょう撮りましょう!砂田に言って、撮ってもらいましょうよ。店の前がいいかな?

依頼したわたしよりも前を歩き、リードしてくれるヤスタケさん。

その背中を見たわたしが抱いた感情 … それは「恋」。


結局、砂田さん(美容師さん)はもう店内に戻られていたので、自撮りで2ショットを1枚、ヤスタケさんのソロを1枚、撮らせていただいた。


これが、わたしの初恋(for men)
この人が、わたしの初恋の人(for men)
これが、わたしのザ・ノンフィクション…


ちがう、矢印の話だった。元気の矢印。

ヤスタケさんとの出会いをきっかけに、矢印が完全に上を向いたわたしは、翌週から友人に会ったり、会社の同期と会ったりして、たくさんの元気をもらうことができた。


そして会社にも行けるくらい元気になったある日

人事の人と面談をした。


「もう、君、いらない」



会社に行けずに、終わった。



※ 最後はフィクションです。実際は、会社は戻る場所をしっかりと用意してくれていましたが、色々検討させていただいた結果、わたしの方から退職する旨を伝えさせていただきました。迷惑をかけっぱなしだったのにもかかわらず、前職の方々には本当に最後まで良くしてもらいました。みんな、大好きだお  \\ (о´∀`о) //

hiko


【追伸】

ヤスタケさんとお話しした際に

中野くん(カジサックスタッフ)に会いたい

とお伝えしたら

中野なんてその辺にいますよ

とおっしゃっていたヤスタケさん。


その3ヶ月後

ヤスタケさんの予言通り、茶沢通りの登板をチャリで鬼漕ぎしている中野くんを発見。

申し訳なかったが声をかけさせてもらい、中野くんのInstagramに毎度うざったいコメントを残している無礼を詫びた。


ちなみに中野くんと撮ったのはこの1枚だけ。

ソロ写真は、撮るのを忘れてしまった。


後悔は、していない。



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