時はどちらに流れるか

時間半来から過去へと流れる。

という話を聞いたことがあります。

いや、逆でしょう？

確かに時間軸の流れは過去から未来へとながれ、過ぎた過去は戻ってきません。

しかし、今存在するものは過去に存在したもの。もっと言うなら今見ている光景はほんの一瞬であれ過去の光景。

ならば今から遭遇する事象はすべて未来から来るもの。未来からやってくると判断できます。

時間の流れの軸線上をを自分がドンブラコと流されてゆくのではなく、時間が自分の元へやってくるイメージでしょうか。自分が現在というゼロポイントに常にとどまっており、未来がやってきては過去へ流れ去ってゆくという。

いわば流し素麺を掬い取るように未来からやってくる自傷を迎え入れるような。

似た話で電流がプラスからマイナスへと流れるのではなく、マイナス極側からプラス極を引っ張るという話。

自分がよりよい未来を引き寄せ迎え入れるという思考ですね。

ならば未来は変えられない宿命などではなく、変えてゆける流れの中にあることか。