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自分の機嫌は自分でとる。

大人になると、自分の機嫌は自分でとらないと、もう誰もとってくれなくなるなぁ、と思うのです。

ひとり暮らしが長いからなのか、(恋人はいるが)独身だからなのか、三十路だからなのか、これら全てが理由なのか…

自分の機嫌をとってくれる人が近くにいる時間は非常に限られているので、ふてくされている自分がいれば、自分で「はいはい、もうそんなふてくされても仕方ないでぇ〜」と言い聞かせるしかないのです。

それは、一見なんだか寂しい、悲しい、あるいは虚しいように聞こえるかもしれませんが、実はそんなネガティブなことではないのだと思います。

自分で自分の機嫌をとれるということは、つまり、自分の感情や頭で考えていることを一旦俯瞰して、コントロールできるということなのだと思うのです。

私は、人やものに対してイラッとしたり、怒ったりすることはほとんどないのですが、自分がやったこと/やらなかったことに対して後悔したり、人がどう思っているのかを気にし過ぎてモヤモヤしたり、無駄に負の感情やストレスを抱くことがあります。

だから、「機嫌が悪い」ことはほとんどないけど、「機嫌が良くはない」ことは時々あります。

だいたい、しょーーーもないことが原因です。

でも、どうせなら夜は機嫌よく眠りにつきたいものです。

そんな時に実践する「私の私による私のための機嫌取り」をいくつかご紹介します。

ヨガで呼吸とストレッチ

以前はクラスに通っていたことがありますが、今はYou Tubeで動画を見ながら家でヨガをします。

出張で海外にいる間も、気が向いた時だけですが、ホテルのベッドの上でヨガります。

いろんな部位を伸ばしてみると、自分の体が予想以上に強張っていたこと、呼吸が浅くなっていたことに気づきます。

ストレッチと深呼吸で、あら不思議。
もうご機嫌です。


Netflixで現実逃避

仕事が休みの日は、家でひたすらNetflixを見て、日が暮れたらやっと外に出てスーパーへ買い物に行く、という雑な生活が得意です。

直近ですと、First Loveと逃げ恥を一気見しました。

現実にありそうなストーリーだと、つい自分と重ねたり感情移入しすぎたりしますが、コテコテのフィクションなら気楽に観ることができて良いですね。

とはいえ、「愛の不時着」を見終わったときの、あの何とも言えぬ喪失感(何も失っていないのに)は、世の「不時着」ファンの皆さんとおなじく、しばらくの間残りました。


インスタでひたすら人の家を見る

何故でしょう。
人の家の間取り、インテリア、台所の感じ、植物、家具の配置などを見るのが好きです。

特にInstagramでは、皆さんキレイに写真を撮って載せているので、見る甲斐がある。

ただし、先ほどのNetflixとは逆に、人の家に関しては生活感がある方を好みます。

「自分の家もこんな風にしたい」と思うことで、何となく希望を感じる気がします。

例えば団地っぽいマンションで、2つの部屋を仕切る引き戸を、いっそのこと外して、繋がった2部屋を広々と使っているお家なんかを見るのが好きです。

細かすぎて伝わりにくいかもしれませんが、きっと分かる人には分かる、そんな感覚だと思います。

あとは、窓が大きくて明るい部屋、網戸から入る風が気持ちよさそうな部屋が好きです。
そういう部屋は、写真でも何となく伝わってくる気がします。

そういう、いい感じに仕上がった、かつ生活感も感じられる人の家をインスタで眺めていると、なぜか心が晴れるのです。

これは自分がもともと「家」が好きだからかもしれません。

一杯呑みながら料理をする

現在はイスラム教の国にいるので実践できていませんが、日本にいるときはよくやります。

まずはグラスに注いだお酒を一口。

ぷはー、で料理スイッチオン。

それから初めて冷蔵庫にある材料を確認します。

ここにポッドキャストを追加すると最高な組み合わせとなります。

ちょっと笑える話を聞き、ニヤニヤしながら野菜を切っては一口呑み、肉を焼きつつまた一口呑み…

料理が出来上がる頃には私も出来上がっているというオチです。

それはそれでよし。

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