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気恥ずかしさはありながらも、セルフハグをしてみたらなんともいえない穏やかな気持ちになれた話

そもそものきっかけは、先日のはまゆっこさんとの対談でのこと。
はまゆっこさんがFLOWUSでの蒸気浴中に「目をつぶって腕などをさすりながら自分の体を愛でてみた」というお話をされていて、「それいいかも!」と思いまねしてみました。

 すると、なんだか思った以上に落ち着くし、何とも形容しがたい安心感に包まれて……。

目をつぶって自分の体に触れているだけなのに、この落ち着く感じはなんだろう? と気になって調べてみると、 “セルフハグ(=自分で自分を抱きしめること)”という言葉にたどり着きました。そしてなんと、セルフハグには「人とハグをするときと同等の効果が期待できる」と書いてあったんです。

好きな人に抱きしめられたり、動物や赤ちゃんと触れ合ったりすると、「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌されることは有名ですよね。このオキシトシンには、ストレスを癒やし、不安や心配を緩和してくれる効果があるんだそう。しかもオキシトシンが増えると、同じく幸せホルモンである「セロトニン」の分泌も増えるとか。そりゃー落ち着くわけだ……!

ちなみにあくまで大庭個人の感想ですが、セルフハグには
・なんとなく安心する
・ほんわか心地よい気分に
・寝る前にしてみたら、すんなり眠れた
なんて効果がありました。


皮膚に直接触れるといいらしいので、パジャマの中に手を入れてさすりました!


日本人は欧米と違ってハグの習慣がないですし、
家族やパートナーならまだしも(それでも気恥ずかしさを感じることもある)、ましてや友だちに「幸せホルモンが出るみたいだから、さあ、ハグしよう!」なんて、ちょっと言えないですよね(笑)。

でもセルフハグなら一人でできるし、何よりも“今すぐ”できるからめちゃくちゃ手っ取り早い!

皆さんにもぜひ試していただきたいのですが、なにせハグの習慣がないので
「どうやればいいか分からない」という方もいらっしゃると思います。
何が正しくてどれが間違いなど明確な基準はないそうなのですが、一般的なハウツーをご紹介しておきますね。

セルフハグのやり方


・自分をいたわるように、優しく声をかけながら
今日もお疲れさま、一日よく頑張ったね、など、ココロの中で言うだけで構いません。
 
・ゆったりとした呼吸を意識する
ストレスや不安を感じているとき、呼吸は浅くなりスピードも速くなりがちに。ゆっくりと深い呼吸を意識してみましょう。
 
・手のひら全体を使って腕をゆっくりとさする
腕のほか、肩の辺りをポンポンと優しくたたくのもおすすめとか。


こんな風に訳知り顔で語っていますが、私もまだセルフハグ初心者なので、小っ恥ずかしさを感じながらやっているのが正直なところ。
でも、一人になれるお風呂時間とか、夜眠る前とか、誰も見ていない環境でできるので、取り入れやすいのも確かです。

8/9(水)はハグの日。

2007年に、広島県広島市の民間団体「8.9(HUG)の会」によって制定され、ハグで愛情や感謝、信頼を伝えるため、啓発活動の一環として誕生したんだそう。
なんとも素敵な記念日ですね。

そんな、ハグの日が近い今回は、ココロが穏やかになって優しい気持ちになれた“セルフハグ”についてのお話でした。