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【SDGsに貢献】~飾り終わった花や枯れた花をプラスチックに活用するという取り組み~

ご自宅でお花を飾って1~2週間して枯れた後、ゴミとして捨てるとき少しむなしく感じますよね。でも、生花ではなく造花にしてしまうと、瑞々しさを感じられず少し悲しい気持ちになる。埃っぽくもなるし。

一度買ったお花をできるだけ長く楽しみたいのは誰もが思う事。そのためにお水を変えたり水切りしたり、ハイターを入れてみたり、、、、しかしお花には命がある。必ずいつか枯れます。しかしその尊い命の様が、人々を癒してくれるのだと思っています。



そこで私たちは、現代における“お花を長く楽しむ方法”をぜひご紹介したい。



それは、

” 飾っている時だけ ”がお花を楽しむ時間ではない。」

ということです。



切花は飾るために茎の下の部分を切り、お水につく部分の葉を取りそれらはすべてゴミとなっています。また、その作業は、お花の生産者や生花市場、生花店、消費者のもとで行われ、毎月何百トンという量が捨てられているそうです。

また、ウェディングや葬儀、様々なイベントで飾られたお花は飾り終わった後、そのまま捨てられてしまうことがほとんどです。皆さんのご自宅で飾られたお花も枯れてしまったらドライフラワーにする以外はきっとゴミとして毎週月曜日や木曜日など決まった曜日にゴミ置き場に出していることでしょう。

このお花が枯れてしまったものや、様々な場所でゴミとして捨てられている茎や葉を再利用して環境改善活動に役立てることができたら。それはもしかしたら全世界中だれでも簡単に参加できるSDGs活動として、とても素敵な取り組みになると思いませんか?

私たちはそんな想いを以前からとても強く持っていました。

この想いを実現させたい。

しかし、残念ながら私たちはバイオ関連の研究者ではありませんし、そのような難しい知識も持っていません。

私たちにできることは、花のある生活をたくさんの場所で増やしたい。お花に癒される人を増やしたい。お花をだれか大切な方に贈ったりご自宅に飾ったりすることは、人々にとって人と人との良いコミュニケーションを生み出すものなのだと一人でも多くの方に感じて頂きたい。という想いを持ち続け行動することしかできません。

お花を人々のためだけでなく、私たちが生きる地球のために活かすことができれば、もっと多くの人が「花」に興味をもって今までお花を飾ったことがない人たちにも興味を持ってもらえるのではないだろうか。そうすれば今までお花を飾ったことはなかったけど月に1本だけでも家にお花を飾ってみよう、そう思ってくれる方が増え花のある生活がどこかで一件また一件と増えていくであろうと確信しています。



バイオマスの研究について

この想いを持ち続けながら行動していた私たちは、バイオマスプラスチックを研究する専門家や大学と連携したチームと出会い、植物をコンクリートやプラスチックに活用することができることを知りました。

例えば、コンクリートでいえば、建築の壁に使ったり、タイルに使ったり、また、小さいものではコースターにしたり、様々な活用が可能です。プラスチックでは、お花を飾る花瓶にしたり、植木鉢にしたりなど、幅広く活用できる道がひらけています。

現在は部分的なバイオマス原料ですが、いずれは全面的なものにできるよう研究が進められています。

※部分的というのは、今までのプラチック素材の中に植物の原料を混ぜていくことです。全面的になるとすべてが植物原料のみでできるようになります。

すでにいくつかの試作品が作られ始めています。今までプラスチックだったものを花をメインとした自然原料に変えていきたい。または、作ってみたいものがある。などありましたら、一度ぜひお気軽にお問合せください。

【お問合せ】
株式会社rickyworks
info.rickyworks@gmail.com

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