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Z世代の56.6%がメンズメイクに「抵抗ない」。男性のコスメ選びのポイントは実用性より「デザイン」「話題性」重視か

Z世代向けの企画・マーケティングを行う『僕と私と株式会社』は、全国のZ世代およびミレニアル世代(20〜34歳)4,815人を対象に、メンズコスメに関する意識調査を実施しました。

TikTokやYouTube上でも、メンズコスメに関するコンテンツが増えている今、Z世代およびミレニアル世代はどのような意識を持ち合わせているのでしょう?

【調査サマリー】

  • Z世代の56.6%がメンズメイクに「抵抗ない」

  • Z世代男性は「興味」や「コンプレックス」をきっかけとしてメイクを始める

  • Z世代男性のコスメ選びは実用性より「デザイン」「話題性」など感性重視

  • Z世代がコスメ選びで参考にするのはYouTube、Instagram、TikTok

  • Z世代男性が日常的に使用するメイク用品は“ベースメイク”

Z世代の56.6%がメンズメイクに「抵抗ない」

まず、「男性がメイクすることについて、どう思いますか?」という質問に対して、「抵抗がない」と答えた割合は、Z世代で56.6%、ミレニアル世代で41.1%という結果に。ミレニアル世代と比べて、Z世代のほうがメンズメイクに肯定的であることがわかりました。

また、男女で比較すると、女性のほうがメンズメイクに肯定的で、男性が37.5%に対して女性は59.2%が「抵抗がない/いいと思う」と考えているという結果になりました。

ネイルやマニキュアはメイクより抵抗感を持つ割合が高い

次に、男性がネイルやマニキュアをすることに関しても、メイクと同じくZ世代が肯定的である模様。

ただし、「抵抗がない」と答えた割合は、Z世代で49.3%、ミレニアル世代で35.1%と、メイクと比較すると抵抗感を持つ割合が高いことが判明しました。

なお男女間での比較は、男性が32.3%に対して女性が51.1%で、メイクと同様に女性のほうが肯定的な目線を持っているようです。

Z世代男性は「興味」や「コンプレックス」をきっかけとしてメイクを始める

また、Z世代女性がメイクを始めたきっかけは「身だしなみとして」が1番多く60.4%。次いで「自信を持ちたかったから」が39.6%、「コンプレックスをカバーしたくて」が32.9%となりました。

一方で、Z世代男性がメイクを始めたきっかけの1位は「興味本位」で40.6%と、女性側の回答時より16.3%高い結果に。続いて「コンプレックスをカバーしたくて」が38.3%、3位には女性1位の「身だしなみとして」がランクインしましたが、36.6%と女性と比較してもかなり少ない割合となりました。

その他、男女の比較で大きく差が出た回答として、「SNS等で話題になっていたから」「芸能人やアイドルに憧れて」があげられ、それぞれ男性の方が10%以上高い結果となりました。

Z世代男性のコスメ選びは実用性より「デザイン」「話題性」など感性重視

コスメ用品を購入する際に重視することについて、Z世代男性は「デザイン(34.9%)」「価格(34.3%)」「ブランド(27.4%)」「話題性(24.0%)」といった、感性で選ぶ傾向が見られました。

一方で、Z世代女性は「価格(53.7%)」「使い心地が良い(44.7%)」「効果が期待できる(37.6%)」「悩みの解消(26.3%)」といった実用的な項目が上位に。

特に「話題性」で選ぶことに関しては、男性24.0%に対して女性7.8%と大きな差が出ました。

Z世代がコスメ選びで参考にするのはYouTube、Instagram、TikTok

続いて、Z世代がコスメを選ぶ際に参考にしているものは、男女ともにYouTube、Instagram、TikTokという結果に。

ただし、Z世代男性に関しては、上記SNS以外に「X(Twitter)(46.3%)」「通販(EC)サイト(31.4%)」「比較サイト(33.1%)」「個人ブログ(24.0%)」「メーカーホームページ(22.3%)」などへの回答が女性よりもかなり高い傾向にあり、さまざまな媒体を跨いで自分に合ったものを探していると考えられます。

Z世代男性が日常的に使用するメイク用品は“ベースメイク”

最後に、使用するメイク用品に関してZ世代女性は幅広いメイク用品を使っているのに対し、Z世代男性は、「BBクリーム・CCクリーム(40.0%)」「化粧下地(41.7%)」「コンシーラー(42.3%)」といったベースメイクの使用率が高く、逆に「口紅」や「アイシャドウ・アイカラー」などのポイントメイク用品の使用率は低いことが伺えます。

調査概要

  • 調査名:Z世代&ミレニアル世代に聞いた!メンズコスメに関する意識調査

  • 対象条件:全国のZ世代とミレニアル世代(15~42歳)男女

  • 調査期間:スクリーニング調査:2024年2月7日~13日

  • 調査方法:インターネットを利用したアンケート

  • 調査有効回答数:4,815名(Z世代:2,253名+ミレニアル世代:2,562名)

※調査を引用いただく際は、出典元が「僕と私と」であることを明記いただきますようお願いいたします。

Z世代のホンネを独自調査します

僕と私と株式会社では、まだ世間には知られていないリアルなZ世代の本音や、最新の流行を、今後も独自調査により解き明かしていきます。

クライアントのニーズに合わせて、アンケートなどからデータを取得・分析する定量調査に加え、想定ターゲットへのデプスインタビュー、実際にテスト商品を使用してのワークショップなどの定性調査なども行なっています。

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また、企業様との共同調査も行っていますので、ご興味のある方は以下のメールアドレスからぜひお問い合わせください。

僕と私と株式会社 担当:福永
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本件についての取材依頼、ご質問などは下記よりお問い合わせください。
担当:梅酒(ウメザケ)
marigold@boku-to-watashi-and.com

こちらの記事は、2024年2月29日に公開された弊社のプレスリリース記事を再掲載したものです。
元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000071963.html


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