見出し画像

140字小説 『いつか織りなせる日を目指して』


最新型ミシンを購入した。

裁縫は得意だと思っていたのに上糸と下糸が上手く噛み合わず、一枚の雑巾を縫うのにも悪戦苦闘。

あの名曲が脳内で流れるも織りなす布に程遠いにも程がある。

すると

「みみちゃんのお布団にしてもいい?」

人形を抱えた娘に問われ

「いいよ」

と暖めうる者が見つかってほっとした。


 イメージソングはお察しの通り
 中島みゆきさんの『ですね。

私も大好きな名曲なんですが、コンピュータミシン相棒もしくは親友になりたいのに(殿堂入りの親友はお布団なんやけど!)、なかなかお友達にすらなれず、未だ顔見知り状態で(毎回初めましてみたいな気まずさ)何の関係もない、強いて言うなら父が大好きな中島みゆきさんに助けを求めたいレベルで困ってます😇いや知らんがな😇一人でプロジェクトXしときぃや😇

 スタートの返し縫いから団子状態になるのなんなん??(団子食べたくなるやんか!)

表側は縫えているように見せかけて、裏側はえげつないほど絡まってるんなんなん??
(何をそんなに揉めてるんだ糸たちは!)

気がついたら、山のように糸屑が集まってていっそあれで何かを作りたいと思うほど……(織りなせない糸の無駄遣いが悲しい😭😭)

とりあえず縦でも横でも斜めでもいいので、私も逢うべき人と出逢って仕合わせになりたい。(もはやミシン関係なくない??)

最後まで読んでくださり、誠にありがとうございます。よろしければ、サポートいただけますと大変うれしいです。いただいたサポートは今後の創作活動に使わせていただきます!