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出張スイムレッスン行ってきました

先日、土佐市の小学校にお邪魔しました。各学年に5名程度の小規模学校です。複式学級で2コマ担当させていただきました。そこで気づいたことを記しておきたいともいます。今回はぜひ音声ダウンロードして聴いてほしいです🎧

①寒さ対策
シャワーは浴びないでプールサイドに集合したほうがいい。技術的な説明はカラダが濡れていない状況でやっておかないと集中力がもたない。私の卒業論文「水泳授業における忌避的要因」の中でも、寒さはダントツでした。寒いと感覚器がマヒしやすいので、水を掴んでいてもそう感じとれない。ラッシュガード着用率100%の功罪も考える。

②泳力差
平泳ぎの指導は特に難しい。平泳ぎのキックが上手くできない児童は高確率で足指の動きが悪い。そして姿勢も悪い。機能を高めるエクササイズを陸でしっかりと行ってから、水中での技術練習という流れが良い。授業の半分がドライランドでも良いかも。平泳ぎはレベルが高いのでは!?

③道具の活用
フィン、パドル、アンクルストラップ、ベルトスライダーを使用して、水を掴んだ感触を理屈ではなく感覚で体験してもらう。脳神経系への刺激をアシスト。次回以降チャレンジ。

④アフターコロナとプール
水泳経験の減少による体力・泳力の低下を危惧。自治体や学校によって価値観が違う。今はただプールでみんなでワイワイ楽しくできたらそれで良いという意見も。プールの老朽化もあり、民間の施設や人材の積極的な利用を。授業は2コマぐらい通してやれれば。

普段パーソナルレッスンを専門としている自分にとっては刺激的な時間でした。一人ひとりの泳力を向上させることよりも、なんとか現場をうまく回す力のほうが優先されがちだと感じました。6月末にもさらに3コマ担当し、もう1校出張する予定です。次回はもっと攻めてみたいと思います。子どもたちがしっかり受け止めてくれれば良いのですが。また続報をお伝えできればと思います。

次回は「ドライランド ジャンプトレーニングについて」です。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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