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パーソナルレッスンの実情



パーソナルレッスンのイメージは、ひと昔前だとなんだか敷居の高い「特別なモノ」だったと思います。水泳の場合だと、スイミングスクールの1ヶ月の月謝と、パーソナルレッスン60分の料金は同じぐらいですから決して安くはないですね。しかし、ここ数年における高知市内のパーソナルトレーニングのジムは増えてきていますし、私の水泳のパーソナルレッスンも毎月殆どの枠が埋まっています。これは健康志向の高まりだけでなく、時間やお金に対する価値観の変化の現れだと思います。少子化だから習い事産業が衰退するのではなく、少子化だからこそ一人の子どもに対するエネルギーが向きやすいとも考えることができれば、パーソナルレッスンの需要の高まりは理解できます。

サードプレイス(3つ目の居場所)という言葉を聞いたことがあるかもしれません。1つ目が家、2つ目が職場や学校、そして3つ目の場所として運動ができる環境が選ばれてきている現状があります。さらに自分だけを見てくれる、自分としっかり向き合える「パーソナル」に需要があるのだと感じます。

パーソナルレッスンという方法を選択する人の多くは、すでにグループレッスンや月会費制の一般利用を経験しています。その過程において「何らかの問題」に直面し、それを解決するためにパーソナルレッスンを選びます。「何らかの問題」、それは「結果が出ない」ということです。費やした時間やお金に対する運動効果を感じられない。「たくさん泳いでも速く泳げない」「運動しても体重が減らない」「運動して逆に痛むところが増えた」。一般の方が独学でこれらの問題を解決するのが困難だと気づいたときに、その道のプロに依頼します。

私の水泳のパーソナルレッスンの例で言うと、「たくさん泳いでも速くならない」という理由の方が最も多い利用のきっかけですが、実際に泳ぎを拝見すると、やらなくていいことを一生懸命やっています。乱暴な言い方になりますが、無駄が多いのです。ですから、レッスン後の感想は「えっ、あれでいいの?」みたいな拍子抜け状態です。具体的に言うと、「水を掴みにいき過ぎて逆に水に捕まっていることに気づいていない」というケースは多いです。このようなことは他人に指摘されないとわかりませんし、自分では良かれと思い一生懸命やっているので、なかなか負のスパイラルから抜け出せません。

ここまで読んでいただきありがとうございまず。今回はパーソナルレッスンが増えてきている背景と、現場での実情を簡単にお話してみました。次回はもう少し私のレッスン内容について深堀していきたいと思います。特に結果を出すためにどのような仕組みがあり、なにを重要視しているか。よろしければフォローよろしくお願いします。私のパーソナルレッスンを体験してみたいと思っていただいた方は下記ホームページよりご依頼ください。遠方の方には違った形でのサービスを検討中ですので準備でき次第アナウンスいたします。

パーソナルレッスン FLOW STYLE
https://rebirth-flow-style.jimdofree.com/


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